牛さん熊さんブログ

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「地方自治体の市場化テスト」

 地方も市場化テストの導入に動き始めたようである。東京都足立区は印鑑登録、納税証明書や住民票の発行等区民事務所での窓口業務のほか、地方税の徴収、戸籍事務などを対象に市場化テストの準備を進めている。ちなみに足立区は、行政改革先進自治体として、学校給食等の民間委託をはじめとする先駆的な試みを積極的に進めており20年余で2000名近くの職員削減を達成するという実績を残している。また、官民共同による職業紹介事業により1年間の就職者が2000人を超えたといった実績もあるようである。

 大阪府は全国の自治体で初めて「市場化テストガイドライン(指針)」を発表している。府民向けの広報、統計整備などの調査業務が候補にのぼっているという。大阪府のガイドラインの特徴は、国に準じた「官民競争入札型」とは別に、独自の「提案アウトソーシング型」を設けたことである。これは、現行の行政コストやサービス水準を上回る効果が期待される事業について、知事が民間事業者から提案を公募し、経営判断や創意工夫を含めて包括的に民間委託する手法である。

 埼玉県の志木市も行政改革に積極的に取り組んできているようである。前市長の穂坂市長は部長級の職員が市の事業すべてについて廃止、縮減、事業の見直し、継続の4つに仕分けし、ほぼ半分の430事業について廃止を含む何らかの見直しを行った。たとえば市長車に運転手をつけず、手の空いている職員がハンドルを握る。職員の執務スペースの清掃は業者に任せず自分でやるといったことで費用削減に努めたようである。また、公共事業を市民に選択するという「公共事業市民選択権保有条例」なども制定した。そして今後は上水道の管理・運営など専門性の高い業務などに市場化テストの手法を取り入れるようである。
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# by nihonkokusai | 2005-08-16 12:07 | 国債 | Comments(0)

「縄文時代」

 娘達の夏休みの宿題を見ていたら、歴史年表に「縄文時代」が抜け落ちていた。発掘調査によって新たな事実が明らかとなり、私が学んだ縄文時代と弥生時代の歴史教科書の記述は大きく違ってきている。

 縄文時代の遺跡としてテストには暗記必須となっているのが三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)である。県営の野球場を建設するため1992年から行われた本格調査で発見されたため、私の頃の小中学校の社会の教科書には記述がなかったのも当然である。三内丸山遺跡の発見によって、竪穴住居や高床倉庫のほかに祭祀用と思われる大型掘立柱建物が存在した跡が発見されている。定住生活をしていたことや、クリやマメなどを栽培していたこともわかっている。

 そして縄文時代にはすでに熱帯ジャポニカの焼畑稲作が行われていた。つまり稲作も始まっていた。縄文という名前の由来にもなった存と煮炊きに使う縄文式土器を作り、打製石器だけでなく磨製石器や骨角器も作っていたうえに舟をも用いていた。

 私の頃の教科書のイラストなどから縄文時代は原始人のような人々が暮らしていたとのイメージを持ってしまっていたが、そもそも縄文時代とは、今から約1万3000年前ないし1万年前から紀元前3世紀までの約1万1000年~約8000年間とされている。

 紀元前3世紀といえば、 秦の始皇帝が中国を統一したり、 ローマとカルタゴとの間で第ポエニ戦争が始まったりしている時代である。いくら当時の日本が遅れているとはいえ、原始人のような生活をしていたとは思えない。すでにこの時代に日本でも古墳なども発見されている。

 このあと700年程度経て4世紀後期あたりからは全国的に前方後円墳の分布が拡大していることから、大和朝廷の支配権が全国へ伸展したと見られている。現在の時の流れに比べ、はるかに時がゆっくりと流れていた時代での700年程度というのはそれほど大きな変化があるとは思えない。日本の古い歴史が古事記や日本書紀の記述を元にして見られていたことによって、それ以前の姿は明らかになっておらず、そのために認識に大きなギャップが生じているのではないかと思われる。縄文式土器を使っていた人たちは実際にはどのような生活を営んでいたのであろうか。
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# by nihonkokusai | 2005-08-15 11:00 | 趣味関心 | Comments(0)

「経験から学ぶ」

 日経新聞のコラム欄で、前税国国務長官のコリン・パウエル氏は、若かりしころの軍の極秘任務で携行のピストルをなくした経験談をもとに、「人間とは多くの経験から学び、そこから作り出される生産物(product)なのだ」と結論付けた。

 若いうちに、とにかく何事にもチャレンジして失敗を繰り返すことで将来への貴重な経験となる。多かれ少なかれ、年を重ねるにつれ自らの立場といったものも障害となって、人は失敗を恐れるあまりチャレンジ精神は薄れてしまう。

 そして、それなりの役職についたベテランは若い人たちのチャレンジ精神を生かすためにも、パウエル氏の言う「The buck stops here(責任は私にある)」という立場を明確にすべきである。

 また、「自己責任」という言葉が独り歩きしつつあるように思うが、リスクのあるものに対しての情報を得てリスクの所在を確認するためには、ある程度そのリスクにさらされた経験が必要になる。それをしっかり伝えなければ、責任だけをむやみやたらに押し付けることにもなりうる。

 投資は自己責任で、とも言うが相場の本当の恐さはそれを経験したものでないとわからない。言葉で伝えるのも難しいかもしれないが、なんとかその恐さを伝えなければリスクをしっかり認識してもらえない。戦争の恐さも同様であろう。今日、終戦から60年目を迎える。
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# by nihonkokusai | 2005-08-15 09:53 | 債券市場 | Comments(0)

「1.5%を抜けたなら」

 今回の長期金利上昇の背景には、9日に政府や日銀が景気の踊り場脱却を表明したように、景気の回復基調がある。輸出に持ち直しの動きがあり、設備投資も緩やかな上昇基調が続いている。そして予想以上に個人消費が増加基調になっている。また、参院での郵政民営化法案の否決による衆院の解散総選挙により、特に海外投資家などは日本の構造改革が進むとの期待から日本株を大量に買ってきており、日経平均株価は12000円の大台に乗せ12300円をつけてきている。

 懸念されているのが海外動向と原油価格である。中国は元の切り上げを実施したがその幅が予想より小幅に止まっていたことなどから、これによる影響は大きくはなかった。米経済は物価や賃金の上昇圧力が高まっているものの底堅い成長が続いている。9日のFOMCで10回目の利上げが実施されたように適格な金融政策でうまく舵取りされていると思われる。そして、ここのところ高値を更新し続けている原油価格についても、注意は必要ではあるが、日本の景気回復の腰を折るほどの影響とは今のところはなっていない。

 長期金利の上昇要因となっているものに時間軸の縮小もある。今回の金利上昇はオペ金利の上昇など短期金利の上昇も伴っている。また中短期債も売られ2年債も11日に0.185%に上昇している。

 日銀の福井総裁も今年末から来年初めにかけて、生鮮食品を除く消費者物価指数の前年比がプラスの領域に入っていく可能性があるとコメントしていたが、早ければ7月のコアCPIからプラスに転じる可能性がある。そして特殊要因が剥落してくる10月以降はコアCPIがプラスになる可能性が高い。一部報道によれば、日銀は来年前半にも量的緩和を解除するシナリオを描いているそうだが、たとえば今年10月から来年にかけてコアCPIがプラスを維持してきた場合には、量的緩和解除の条件は徐々に揃いつつある状況になろう。このため市場でも市場コンセンサスよりもやや前倒しで量的緩和が解除される見方も強まってきたものと思われる。

 10年債の利回りが9月末までの目標値であった1.5%に接近し、5年債の利回りも0.7%に接近しつつある。ここは大きな節目とも見られ、投資家の押し目買いなども期待される。しかしここで下げ止まるかといえば、そうは思えない。日経平均株価のチャートなどを見ると大きく上抜けてきたことがわかるように、今回の新たな動きはまだ始まったばかりとも言える。

 節目節目では投資家の買いが入ることで、一方的な下落とはならず緩やかな金利上昇になろう。長期金利の1.5%を抜けてきた際に、債券の次のターゲットとなるのが、5年の1.0%と10年の1.8%近辺かと思われる。
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# by nihonkokusai | 2005-08-12 13:00 | 債券市場 | Comments(0)

来週の債券相場予想

<来週の主な日程>

8月15日(月)
米8月NY連銀製造業景気指数(21:30)
米6月対米証券投資(22:00)

8月16日(火)
6月勤労統計(10:30)
6月景気動向指数確報値(14:00)
米7月消費者物価指数(21:30)
米7月住宅着工件数(21:30)
米7月鉱工業生産(22:15

8月17日(水)
米7月生産者物価指数(21:30)

8月18日(木)
米週間新規失業保険申請件数(21:30)
米7月景気先行指数(23:00)
米8月フィラデルフィア連銀業況指数(1:00)

8月19日(金)


2004年8月15日~8月19日分

「株価動向に引き続き注意か」

今週の動き(8月8日~8月12日)
衆院解散総選挙をきっかけに、日本経済の踊り場からの脱却への期待に加え、日本の構造改革が進展するとの期待も加わり海外投資家の買いが株式市場に殺到したことから日経平均株価は12000円の大台を突破し大幅高となった。日銀の量的緩和の早期の解除観測なども出てきたことから中短期債や金先などが大きく売られ、債券先物も一時138円を割り込み、長期金利も1.5%に接近した。週末発表された4-6月期GDPは予想をやや下回り年率+1.1%となった。

来週の予想(8月15日~8月19日)
今週は大きなイベントはなく、夏休みを取る市場参加者も多いとみられ、本来ならば閑散小動きとなる可能性が強い。しかし、日経平均株価は大きな節目を抜いてきており、政局は不透明感も強いが、いずれにしても日本の構造改革を進めざるを得ないとの見方も強い。このため、株はさらに上値をトライしてくる可能性がある。債券先物もチャート上、下方トレンド入りしたものと見られ、週内にもとりあえず137円50銭あたりまでの下げを予想している。10年1.5%台ではいったん押し目買いも入ると思われるが、結局、通過点となりそうである。
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# by nihonkokusai | 2005-08-12 10:50 | 債券市場 | Comments(0)

「牛さん熊さんの本日の債券(号外)」

熊「おとなしかった債券相場も牙をむいてきたという感じだな」
牛「需給要因に支えられていた相場もいよいよ状況が変化してきた」
熊「日経平均先物は11290円と11300円に接近」
牛「しかし、衆院解散総選挙で景況感まで一気に変わってくるとは」
熊「これまでだって福井さんは踊り場から脱却しつつあると言っていたのに」
牛「それでも海外勢などは日本の構造改革が進まないと本格的な回復は無理と」
熊「ところが、郵政法案の参院否決で今度は一気に構造改革が進む可能性が見え」
牛「海外投資家主体に一斉に買いを入れてきたものと思われる」
熊「いったい政治家は何をやるべきであったか、これで理解してくれるのかな」
牛「マーケット参加者も構造改革などできはしないし量的緩和解除など無理と」
熊「そういった見方も強く9月末に向けて長期金利は1%割れかとの記事なども7月に」
牛「作者はおいおいと、対抗するわけやなかったけど7月上旬に」
熊「長期金利は9月までに1.5%に上昇するとレポートしていた」
牛「今日はその10年270回は1.475%に利回りが上昇し1.5%に接近」
熊「1.5%は通過点といった見方も広がっているようだが」
牛「それでも大きな節目であることは間違いない」.
熊「5年47回は一時0.690%まで利回りが上昇」
牛「5年国債の入札結果発表後に一時0.665%が買われたんやが」
熊「今回の入札はこういった地合いの中だけに投資家さんもかなり慎重となり」
牛「セカンダリーニーズには乏しかったものと思われる」
熊「結局引け際に0.685%まで売られている」
牛「ちなみに、5年国債入札の結果は最低落札価格100円12銭、平均13銭」
熊「予想より良かったものの、そんなに無理しなくてもと思ったんだが」
牛「業者さんもある程度のシェアも必要やし、事前にヘッジも進んでいたろうし」
熊「入札結果発表後はやや上げ下げを繰り返していたが」
牛「日経平均先物が明日のGDP発表を控えてか、再び動意を示し始め」
熊「一時11290円と11300円に接近」
牛「これを受けて債券先物は5か月ぶりとなる138円割れに」
熊「大引けも138円を割り込んで137円95銭の引けとなった」
猫「円金先の価格急落で東京金融先物取引所は緊急証拠金制度を発動したそうよ」
熊「いよいよ金利も正常化に向けて動き始めた」
猫「ということはそれなりの動きも覚悟する必要があるということね」
牛「これからがたいへんやな」

「牛さん熊さんの本日の債券」の購読お申し込み等につきましては、
「債券ディーリングルーム」のお知らせをご覧ください。
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# by nihonkokusai | 2005-08-11 15:55 | 債券市場 | Comments(2)

「福井日銀総裁記者会見」

景気について・・・。
「前回、『踊り場局面から脱却しつつある』と言ったが、今回も同じかというと同じではなく、少し前進している。」
牛熊「同意、政治的配慮というのはやや考えすぎであると思う。元々景気については強気のコメントを出されていた上、最近の経済指標もそれを裏付けている。」

物価について・・・。
「本年末から来年初にかけて、米価格の下落や電気・電話料金引き下げといった特殊要因の影響が剥落していく過程で、プラスに転じる可能性が高くなると判断している。」
牛熊「同意、とりあえず7月にもプラスになると私は予想・・・。」

解散総選挙に関して・・・
「長期的に考えれば、日本経済の新しいダイナミズムを確立するためには、民間部門だけではなく、公的部門のリストラ、構造改革がしっかり伴っていって初めて完成形に近づいていく。将来の課題は非常に明確である。従って、今後の政治情勢の展開が、公的部門の構造改革推進という国民の期待にしっかりと沿うようなかたちで進展していくことが、経済にとって非常に重要である。」
牛熊「民意もどうやらその方向を向いてきたように思われる。やっと普通の国になりつつあるのか、わがニッポン?」

3日間の当預目標下限割れについて・・・
「十分ご承知の通り、このごく短期間の下限割れに、市場が格別動揺を示しておらず、市場は「なお書き」適用の範囲内と冷静に受け止めている。このような事実からもわかる通り、日本銀行と市場の間のこの点に関するコミュニケーションには、一切ほころびがない。従って、今回は、下限割れについての日本銀行の理解、つまり資金需要が著しく後退する局面における一時的な下限割れという文字通り定義の範囲内にしっかり入っている。金額的にも、時間的な長さもしっかり入っている。」
牛熊「すみません、まさか3日で済んでしまうとは思っておりませんでした。そこまで読んでおられたとしたら、すごい・・・。」

マニフェストについて・・・
「マニフェストと金融政策の関係については、ご承知の通り日本銀行法では、金融政策は、これも一から十まで完全に日本銀行政策委員会・金融政策決定会合で決定するもので、100%日本銀行の責任の範囲内にある。マニフェストとは切り離して理解されるべき性格のものだと思う。」
牛熊「民主党はまたマニフェストにゼロ金利・量的緩和解除の終息を盛り込む方針だそうですが、私もこれにはかなり違和感が・・・。」

長期金利について・・・
「債券市場を見ると、長期金利がごく僅かずつ上がってきているが、リスク・プレミアムが上がっているとか、期間プレミアムが上がっているというような不安定な状況は出ておらず、市場は落ち着いている。為替市場も比較的安定した動きが続いている。」
牛熊「落ち着きながらもじりじりと上昇するとの私の読みですが。今回、長期金利の2%までにはそれなりの時間もかかりそうです。年内は無理かもしれませんね。もちろん急激な金利上昇は日銀も政府、財務省も避けたいところかと思われ、現在の状況は居心地も良いものとも思われます。」

財政収支の均衡について・・・
「民間企業、民間金融機関は、新しい局面に入りつつあるとの認識を強めて、長い時間的距離をもった先行きの展望に立って新しい戦略を生み出す段階に入ってきている。財政再建、社会保障制度の改革、郵貯、政府系金融機関のあり方、いずれについても、今後の長期を展望した改革のプログラムを明確に認識した上で行動していく必要もあり、そうでなければそれらと民間部門の新しい戦略との平仄が合ってこないことになる。今後どのように政治が形成されていくかに関係なく、政治に対しては経済の面からそういう意味での強い要請が出てくることはおっしゃる通りだと思う。その改革のプログラムがしっかりしたものであり、特にその根底に財政規律がきちんと強化されていき、さらに世代間の利害対立が民主的なプロセスを経てきちんと調整される、といった認識が非常に重要である。また、その改革のプログラムの実行の過程においては、その時々の経済情勢に応じて、ある程度弾力的にこれを実行に移していく、このような認識が国民の皆様の間で共有されていくことが非常に重要であると思う。」
牛熊「せっかくのこの機会、しっかりした改革プログラムを次期政権には作っていただきたいと私も思います。」
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# by nihonkokusai | 2005-08-11 10:31 | 日銀 | Comments(0)

「夜のピクニック」

恩田陸さんの小説「夜のピクニック」。23万部を売り上げているベストセラーにもかかわらず、しかも前から気になっていたにもかかわらず読んでいない。そろそろ本屋に行って買ってこようと思っている。すでにこれを原作とした映画撮影も順調に進んでいるとのこと。

なぜこの小説が気になっていたのか。恩田陸さんの出身高校が水戸一高であり、その伝統行事でもあった「歩行祭」が小説のもとになっていたためである。

茨城県の進学校と言えば、私の高校時代はなんといってもこの水戸一高が飛びぬけていた。その水戸一高と私の母校の土浦一高は、私の在校当時「土水戦」と呼ばれる交流戦が年一回それぞれの高校で交互に開かれていた。交流戦というのも、メインが野球の試合であったためであるが、そのほかのクラブも体育系に限らず交流戦を行っていた。

当時の水戸一高は、勉強ではなかなか追いつこうとしても追いつくものではなく、少なくとも野球の試合ぐらいは負かせてやろうと在校生も必死になって応援した記憶がある。現在では東大の進学率等などは土浦一高が上回っているが、これは、あくまで「つくば研究学園都市」というIQのとても高い方々がわんさか集まった都市が出来て、その師弟が大きくなり、近くの進学校たる土浦一高に通ったためと言われ、水戸一高に追いつこうとのがんばりによるものではなかったと想像される(違うかなあ・・・)。

それはさておき、この水戸一高の「歩行祭」だが、この存在は当時も聞いていた記憶がある。また、これに対抗すべく土浦一高でも、夜ではなく昼であったが、筑波山までの歩く会も開催されていた。

当時のことは、こういったイベント中心に深く記憶に刻まれている。恩田陸さんもやはり同様であったと思われ、それで「夜のピクニック」という小説が出来たのではないかと思う。恩田陸さんは1964年生まれということで、土水戦でご一緒する機会はなかったようであるが、そんなに歳が離れているわけでもない。早速本屋に行って当時の記憶を呼び覚ませてみたい気がする。
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# by nihonkokusai | 2005-08-10 12:30 | 趣味関心 | Comments(4)

「新たなステージ」

 東京株式市場における本日の外資系12社の寄り前の状況は、売り3060万株に対して買いは6270万株となり、差し引き3200万株の買い越しとなった模様である。この時期としては破格の買い越し額となり、日経平均は再び12000円の大台を回復した。

 衆院解散総選挙となって政治的な空白期間が生じるというのに、海外投資家に加えて国内の機関投資家まで日本株への買い圧力を強めている。政府と日銀は景気の踊り場脱却を表明し、もちろん日本の景気回復への期待もあろう。しかし、それ以上に日本の構造改革進展への期待が強まっているのではなかろうか。

 海外マスコミも小泉首相は日本を「普通の国」に進化させようとしているとして、小泉改革への期待感を強めている。国内においても小泉内閣の支持率が上昇するなど、国民自体も改革進展への期待を強めている。企業に加え政府もしっかりリストラクチャリングを行えば、大きな足枷となっている莫大な政府債務問題も緩和されてくる期待もある。国民の意識もだいぶ様変わりしてきたようにも感じられる。

 日経平均株価の12000円は大きな壁であった。しかし、今回の買いはこの壁をやっと抜け出すような動きとなっている。そうなれば東京株式市場もあらたなステージにトライすることとなる。踊り場からの脱却は景気だけでなく日経平均株価も同様となりそうである。そして日本自体もあらたなステージ入りする期待もここには込められていそうである。
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# by nihonkokusai | 2005-08-10 10:58 | 債券市場 | Comments(0)

「郵政民営化関連法案、参院本会議で否決による債券市場への影響」

 8日の午後1時に郵政民営化関連法案が参院本会議で採決され否決された。先行きへの政局不安も高まったものの、結果とすれば、あらためて国民の声を聴くということは必要なのかもしれない。郵政民営化を主体とする小泉構造改革は、反対派が自民党内にいることで本来の目的からやや乖離しつつある。構造改革自体が妥協を重ねるうちに民営化との流れがすっきりしたものとならなくなっている。そのため選挙を行うことで、小泉政権後も財政構造改革、民営化、市場化、小さな政府といった方向性をさらに強固なものとしてほしいと思う。

 自民党も仮に構造改革に反対する人たちが多く残ってしまうようでは、今後の改革の妨げにもなろう。リニューアルした改革派がしっかり政権を担って、これまでの中途半端な改革ではなく徹底した改革を進めなければならない。日本の巨額債務を見るまでもなく、これには国の存亡すらかかっているといっても決して過言ではないはずである。

 衆院は解散総選挙となったがこれによる債券市場へのインパクトを考えてみたい。福井日銀総裁がコメントしていたように、日本では景気の踊り場からの脱却の可能性が次第に強まっている。今年度の設備投資計画も15年ぶりの2桁増となるなどしており、個人消費も好調。ガソリン価格の上昇など懸念材料もあるものの、引き続き経済は上向きの状態が続くものと見られる。解散総選挙による政治的な空白期間も懸念されていたが、今回の景気回復はこのように民需主導であり影響は限られる。

 すでに長期金利は上昇トレンド入りしたものと見ており、今回の衆院解散総選挙によってこの流れが変わるとは思っていない。小泉改革は財政の援護がなくても景気は回復できることを示した。むしろ財政出動による景気刺激といったものは今行われたとしても百害あって一利なしといった状況にすらなっている。

 今回の金利上昇は長期金利だけではなく短期金利も上昇圧力を強めている点に注意したい。10月以降の全国コアCPIのプラス転換もほぼ確実視され、量的緩和解除に向けての条件も徐々にではあるが整いつつある。日銀も早ければ来年前半の量的緩和解除も視野に入れているとも見られている。誰が政権を取るかによって、日銀の金融政策の自由度に変化が生じるとの見方もあるが、現政権に比べて大きな変化が出る可能性はむしろ薄い。

 好調な需給なども反映して長期金利の上昇ピッチは鈍いものの長期金利はいずれ1.5%を抜けてくるものと思われる。しかし、ここもやはり通過点になるものと予想している。

(レポート原稿のため、一部これまでの内容と重複しております。)
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# by nihonkokusai | 2005-08-10 10:08 | 債券市場 | Comments(0)
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