牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「日本を変えるプランB」

 関西学院大学の村尾信尚教授の呼びかけで、いろいろなジャンルのメンバーが集まり「もうひとつの日本を考える会」が発足した、約1年がかりで、語り合いそして議論を行った。その集大成がこの本「日本を変えるプランB」(関西学院大学出版会)である。

 この「もうひとつの日本を考える会」のメンバーは、前ニセコ町長で先の衆院選で初当選した逢坂誠二さん、日本のNGOを代表する人物の一人でありPWJ統括責任者の大西健丞さん、日本にLOHASを紹介したピーター・D・ピーターセンさん、NPO法人参画プラネット代表理事の渋谷典子さん、医療や高齢者問題などの活動で知られる弁護士の中山ひとみさん、そして多方面で活躍され私と同じ昭和33年生まれの神津カンナさん、主婦代表という名目ながら以前に欽ドンなどにも出演されジャズシンガーでもある小松洋子さん、美術書の編集者であり今回の本の編集もしていただいた藤元由記子さん、そして財務省国債課長時代にもお世話になった村尾座長、もう一人末席に加えさせていただいたのが私の合計10人である。また、本には通商産業省出身で現在、東京大学先端科学技術センター教授の澤昭裕さんにも寄稿いただいている。

 なんともすごい人たちの集まりで、会合でもやや気後れしてしまった私だが、この会に参加させていただき本当に勉強になった。残念だったのは昨年11月の箱根での合宿に、私が胃潰瘍で入院してしまって参加できなかったことである。

 この会の内容に少しでもご興味ある方は、ぜひこの「日本を変えるプランB」(関西学院大学出版会)を読んでいただきたい。10月20日発売。定価は1680円。詳しくは下記ページにて。

http://www3.osk.3web.ne.jp/~uniplatz/KGUP/book/080.htm
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-18 11:00 | 本の紹介 | Comments(0)

「第12回個人向け国債の販売額」

 第12回個人向け国債の民間金融機関の販売額は1兆1146億円、また郵便局における販売額は2483億円となり、合計販売額は1兆3629億円となった。
 郵便局の販売額は好調だった半面、民間金融機関の販売額は伸び悩みとなったようである。

これまで発行された個人向け国債の回号別販売額と初期利子は下記の通り

第1回(2003年3月)3,835億円(うち郵便局499億円)、0.09%
第2回(2003年4月)3,486億円(うち郵便局746億円)、0.05%
第3回(2003年7月)2,802億円(うち郵便局588億円)、0.05%
第4回(2003年10月)9,432億円(うち郵便局1,659億円)、0.77%
第5回(2004年1月)1兆3,951億円(うち郵便局995億円)、0.62%
第6回(2004年4月)1兆4,185億円(うち郵便局1,244億円)、0.55%
第7回(2004年7月)1兆7,726億円(うち郵便局1,990億円)、0.74%
第8回(2004年10月)1兆8,652億円(うち郵便局2,484億円)、0.74%
第9回(2005年1月)1兆7,647億円(うち郵便局2,436億円)、0.67%
第10回(2005年4月)2兆3,374億円(うち郵便局1,990億円)、0.73%
第11回(2005年7月)1兆6,423億円(うち郵便局2,484億円)、0.45%
第12回(2005年10月)1兆3,629億円(うち郵便局2,483億円)、0.55%
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-17 16:05 | 国債 | Comments(0)

「新型個人向け国債(固定金利型)の金利について」

 新型個人向け国債(固定金利型)について財務省より発表があった。5年固定利付個人向け国債については、来年1月より発行が予定されているが、その金利については当面以下のとおり設定されることとなったようである。

 年2回(半年毎)支払い

 利率(固定)は、基準金利から0.05%を差し引いた値

 基準金利は5年固定利付国債の金利とし、具体的には、募集期間の開始時の直前に行われた5年固定利付国債の入札における平均落札利回り(複利利回り(小数点以下第3位を四捨五入し、0.01%刻み))

 ただし、利率の下限は0.05%   

 注目すべきところは、基準金利から差し引かれる値、所謂α値であるが、これは0.05%となった。ほぼ妥当な数値とも言えるのではなかろうか。もちろん利率からなら単純に5年国債そのものを買ったほうが有利である。しかし、通常の5年国債は満期前に売却すると、たとえば買いつけ時より5年ゾーンの利回りがアップした際には売却損が発生する恐れがある。

 これに対してこの個人向けの固定利付型は、中途換金は第四期利子支払期以降、つまり発行から2年経過後に可能となり額面金額が保証される。ただし、中途解約時の買取価格は、額面金額と経過利子相当額を加えたものからすでに支払われた利子のうち最大4回分が差し引かれることなど注意が必要である。

 今後は金利上昇局面となると個人的には予想しているため、当分の間は変動タイプの個人向け国債が有利と考えているが、ある程度の利率が確保できれば、この固定タイプのものも人気化する可能性もあろう。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-17 14:59 | 国債 | Comments(0)

「流行は仕掛けない、外さない」

 「流行は仕掛けない、外さない」、これは17日の日経新聞の囲み記事「経営の視点」の中に、女性向け衣料を扱うハニーズの江尻義久社長の言葉である。たいへん的を射た言葉であると思う。広告代理店などは流行を仕掛けることを仕事としているのかもしれないが、この言葉は、物を売るには自ら仕掛けるのではなく、兆しをつかんで「外さない」ことが大事であることを教えている。

 これは相場にも言えることである。自ら仕掛けて相場の流れを作ることは短期的には可能かもしれないが、それがいつまでもうまく行くわけではなく、いずれ自滅する。これは為替介入などでも同様と思われる。介入では自滅することはない、というかあってはならないが、それが効果をもたらすのもごく限られた時間だけとなってしまう。

 相場の極意は、まさに兆しをつかんで「外さない」ことに尽きる。これは天性の勘によることもあろうし、ある程度の経験の積み重ねで得られることもある。兆しをつかんで「外さない」限り、大きな損失をくらうことはない。。投資は誰でも入れることで、間口は広いかもしれない。しかし、兆しをつかんで「外さない」ことができるのも限られた人であることも確かである。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-17 14:58 | 債券市場 | Comments(0)

「『死』を子どもに教える」

 この本はたぶん紹介いただかなければ手に取ることはなかった本である。私も「死」といったものとは直接、向かい合いたくないという気持ちが強いためである。しかし、「死」を意識して乗り越えることで「生」への意識も強まる。それは決して遠ざけてはいけないものであると、この本を読んで実感した。

 今の子ども達は、意識的に「死」が遠ざけられてしまっていることで、若年層の凶悪犯罪が多発し、簡単に自殺してしまう子ども達が増加している。私自身は実の父親を自宅で目の前で亡くしていることに加え、祖父母の死も直接目にしている。それは悲しい思いではあるものの、人間としては、乗り越えなければならないものであり、そういった経験がなければ「死」というものは実感できない。

 この本は、教育現場での実例などを元にして、子ども達にも「死」ということを教えるデス・エデュケーションの必要性を説いている。「死」をもっと現実的に考えさせることで、ゲームなどで「リセット可能」との認識をも持っている子ども達の意識を変化させることは必要であろう。この本は、教育者のみならず子どもを持つ我々親にとっても、一度読んでおく必要があるのではないかと思う。

 『「死」を子どもに教える』宇都宮直子、中公新書ラクレ
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-17 10:40 | 本の紹介 | Comments(0)

「第二条件のCPIが安定的にプラスとは」

 12日の福井日銀総裁記者会見において、量的緩和解除の三条件のうちの第二条件である「政策委員の多くが、見通し期間において、消費者物価指数の前年比がゼロ%を超える見通しを有していること」の解釈についての質問に対して、福井総裁は下記のようなコメントをしている。

 「足許の物価が何か月も続いてプラスであり、先行きもプラスであると言う時に、一回マイナスとなることを前提に議論することは、あまり生産的ではないと思われる。素直に理解すれば、足許がプラス、先行きの年度の見通しがプラスという限りにおいては、多少の波があっても概ねプラスで推移することが当然想定されているのであって、時々大きく沈むことを想定して、予測を立てるということは多分ないのではないか。」

 安定的にゼロ以上という表現をどのような解釈するのか。5年後、10年後の経済情勢など予測は困難であるため、再びCPIがマイナスとなる可能性はないとは言い切れない。たとえ先行き1年、2年後でも一時的にマイナスとなる可能性は当然あるため、一時的にせよマイナスとなることがないとするのはあまりに縛りがきついものと思われた。

 それに対して、福井総裁は「足許がプラス、先行きの年度の見通しがプラスという」ことをもって第二条件を満たすことを示唆しているものとみられる。実際に2003年10月10日の「金融政策の透明性の強化について」においては下記のようなコメントとなっている。

 「第2に、消費者物価指数の前年比上昇率が、先行き再びマイナスとなると見込まれないことが必要である。この点は、展望レポートにおける記述や政策委員の見通し等により、明らかにしていくこととする。具体的には、政策委員の多くが、見通し期間において、消費者物価指数の前年比上昇率がゼロ%を超える見通しを有していることが必要である」

 そして今年4月に、日銀は公表する「経済・物価情勢の展望」が対象とする期間について、今後、当該年度に加え、翌年度を含めることにしており、そうなれば翌年度を含めた対象期間において、政策委員の多くがプラスとの見通しとなれば条件が満たされるものと思われる。

 今月31日に発表が予定されている「展望リポート」では、すでに新聞などが報じていたように、「2005年度の消費者物価指数(生鮮食品を除く)について前年度比0.1%下落としていた4月の予測を上方修正し、ゼロ%か0.1%の上昇にする見通し。2006年度の見通しについても0.3%の上昇から、0.1か0.2ポイント程度引き上げる方向で検討する」としている。

 もし、この報道どおりの内容となれば、今月末時点において第二条件がクリアされることにもなる。もちろん肝心の第一条件、「直近公表の消費者物価指数の前年比上昇率が、単月でゼロ%以上となるだけでなく、基調的な動きとしてゼロ%以上であると判断する」ことが達成されてはいないが。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-17 09:46 | 日銀 | Comments(0)

「ビデオiPod」

 12日の「若き知」でも予告したように、えっ予告なんかしていない(?)。とにかく噂されたビデオ再生が可能な新型iPodの発表があった。発表したのはもちろんこの人、米アップルコンピュータ社スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)。

 新しいiPodの画面は2.5インチで解像度は320×240ピクセル。iTunes Music Storeからダウンロードした音楽ビデオやビデオポッドキャスト、映画の予告編などを再生でき、さらに米ウォルト・ディズニー社傘下の米ABC放送のテレビ番組なども提供される予定となっているとか。

 個人的に注目していたのは電池の持ち時間。新しいiPodのバッテリー駆動時間は音楽再生が最長14時間可能となったものの、ビデオ再生時間は最長2時間止まりであった。今後はこのビデオ再生時間がどの程度延ばせるかが普及へ影響するものと見られる。ビデオフォーマットとしてはMPEG- 4ビデオも扱えるようで汎用性はありそうである。

 ここで私の使っているV603SHと比較してみたい。まず容量に大きな差がある。V603SHはSDカードが使えるが、せいぜい1Gか 2G止まり。しかし、ビデオiPodは最低30Gある。ただし、携帯で見る動画は圧縮されていることもあって、1Gしかなくてもそこそこ綺麗に見えるかたちで数時間分の録画が可能であり、容量における差はあまり意味がないかもしれない。

 画面はV603SHはシャープ製であるため、QVGA表示に加えて液晶テレビAQUOSの液晶技術を応用したモバイルASV液晶を搭載している(決してシャープさんの宣伝をしているわけではない?)。これに対してビデオiPodは、2.5インチカラーLCDとややV603SHよりも液晶が大きい。画面も綺麗だとジョブズ氏は言っていた。そして先ほどのバッテリー駆動時間は、V603SHが約1時間に対してビデオiPodは約2時間と約倍使える。

 V603SHはついでに携帯電話の機能もついているが、なんといっても大きな差はビデオiPodはiTunesが使えるということであろう。ただし、日本での普及にはそれなりのコンテンツが充実していないと厳しいかもしれない。たとえば、自分で動画の取り込みや圧縮などができるぐらいならばiTunesに頼る必要もない。そうなれば携帯電話というより携帯動画端末としてV603SHとビデオiPodを比較してもそれほど遜色はないともいえる。そういえば、PSPというゲーム端末も同様に動画機能を有していたりする。

 CDからMP3を作成するには、最近ではかなり簡単に出来るソフトが出ており、それが音楽ファイルのオンラインストアーが米国並みに普及していなかった日本でにおいても、iPodがヒットした要因でもあったと見られる。これに対して、たとえばDVDから携帯動画を作成することは、そもそも著作権の問題が出てくる(MP3にしても同様ではあるが)ことに加え、技術的にもある程度パソコンに慣れていないと難しく、さらにパソコン自体の性能も影響する上、なんといっても「面倒」である。こうなるとビデオiPodの普及には、かなり大きな壁も立ち塞がっているような気もするのだが・・・(12 日のコメントと内容に一部隔たりができてしまったことはご容赦ください???)
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-14 13:23 | 趣味関心 | Comments(0)

「量的緩和解除後の日銀当預残の引き下げ」

 何度も繰り返しとなってしまうが、外部環境等に大きな変化がない限り、日銀は10月以降のコアCPIの動向を見ながら今年度末から来年度初めにかけて量的緩和政策を解除する可能性が高い。

 その解除の方法については、3条件を満たしたことを明らかにした上で金融政策を量から金利へと戻す所謂、量的緩和を解除することを宣言するものと見られる。このタイミングとしては、「展望リポート」の発表される来年4月末の決定会合の可能性が現在のところ最も高いものと思われる。

 ただし、金利については「不連続に変化することを意味しない」との総裁発言もあったように、当面ゼロを目標とするゼロ金利政策を取っていくものと予想される。ゼロ金利の期間は少なくとも、日銀の当座預金残高を必要額まで減額するまでの期間か、さらにその後もう少し様子を見てくる可能性もある。

 それでは現在30兆円以上積みあがっている日銀当座預金残高をどのように、どの程度の期間で減らしていくのであろうかという点について考えてみたい。その前に当預残の必要額とはどのぐらいになるのであろうか。所要額としては6兆円程度と言われているが、ある程度のバッファー等が必要ともみられ、その額は10兆円程度ではないかと指摘されている。

 このため20兆円以上の当預残を減少させる必要がある。これには資金吸収などによって急激に減額するような政策も取りづらく、オペを少しずつ短期化し、手形の買いオペの期日がきたものをロールしないといった方法で徐々に引き下げを図っていくものと見られる。それでもある程度の期間は必要とも見られ、数か月といった期間をかけて減額するのではないかと予想されている。

 また、現在3.5兆円程度あるとされる郵貯の保有する当座預金残高についてどのような処理がなされるのかといったことも注目されているようである。

 結局、上記のように日銀の当預残を10兆円程度に引き下げるには、市場に大きなインパクトを与えないためにも数か月といった期間を要するものと見られ、その間はゼロ金利が維持されるものと予想される。このため、利上げが実施されるとしても来年秋以降となりそうである。また、その上げ幅について現時点で予想するのも時期尚早かもしれないが、以前に25bpではないかと指摘したが、以前の日銀の金融政策などから見て、10bpや15bp刻みとなる可能性もないとは言い切れない。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-13 10:50 | 日銀 | Comments(0)

「武藤副総裁のコメント」

 昨日の日銀金融政策決定会合後の、福井総裁会見に注目が集まっていたが、引き続き量的緩和解除に対して前向きの姿勢に変りはなく、まさに想定の範囲内といった内容であった。それよりも、その前に行われた衆院財務金融委員会での武藤副総裁のコメントが一部気になった

 質問者が注目されている佐藤ゆかり氏だからではないが、武藤総裁のコメントを生で聞きたいと予定されていた13時半からネットでの中継をパソコンで見た。ここで気になったのは「今年度末から来年度にかけて消費者物価はプラスに転じる可能性が高まっている」とのコメントであった。これは明らかに言い間違えではなかろうか。実際に、9月2日のブルムバーグのインタビューにて武藤副総裁は、コアCPI前年比については「今年末から来年初にかけて、コメ価格の下落や電気、電話料金の引き下げといった特殊要因の影響がはく落していくとみられるので、そういう過程でプラスに転じていくだろう」と指摘している。今年度末ではなく今年末から、来年度ではなく来年にかけてとおっしゃりたかったのではなかろうか。

 決定会合終了してその足で国会に向かうなどたいへん過密スケジュールの影響などもあると思われ、細かいミスまで突っつくなとも言われそうだが、とりあえず指摘しておきたい。

 そして、この答弁の様子でもうひとつ注意していたことがある。たまたまであるが、武藤副総裁の答弁の際、すぐ後ろの谷垣財務大臣がテレビに映っていた。武藤氏のコメントに対してどのような反応を示すのか、興味深く観察させていただいたのだが、ほとんど表情を変えなかった。答弁の内容をあらかじめご存知であった可能性もあるが、量的緩和解除に向けて大臣の本音が多少なり表情に表れはしないかと思ったが、残念ながら(?)期待外れとなった。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-13 10:49 | 日銀 | Comments(0)

「動画」

 昨日は娘達の風邪がうつってしまったのか、体調を崩して必要な仕事を家で行い、ご迷惑をおかけした方もいらっしゃるかと思いますが、申し訳ございませんでした。まだふらふらしておりますが、なんとか今朝は出勤しました。

 それはともかく、昨日は自宅のPCの前にいたのですが、引けあと調べものがあって、ふとオリコンのホームページを開いていたところ、無料動画配信サービスがあり、最近のトップ10が動画で見られるようになっていた。これは知らなかったと思ったら、今朝の日経にはこの紹介記事があり、どうも最近始めたようである。Jポップとかにご興味ある方は、ぜひご覧いただきたい。

 それはさておき、今後のデジタル関連で注目すべきキーワードは、「ムービー」もしくは「動画」であることは間違いない。iPodの登場で一部マニア(オタク?)向けであったmp3が一般化した。以前にも指摘させていただいたように、今度はパソコンや携帯端末を利用して動画を見ることが一般化するものと思われる。

 すでにテレビ機能付きのパソコンは多く販売され、またDVD・HDDレコーダーも普及しつつある。しかし、まだそれはテレビという枠からは脱してない。ネット経由での動画が普及するのはこれからだと思われる。プロバイダーによっては会員向けに動画配信をしているところもあるが、まだテスト段階にあるのではなかろうか。広告付きでも無料配信が増加すれば、閲覧する人口も爆発的に増加する可能性もある。しかも、その動画を携帯端末、たとえば携帯電話で見ることができればかなり便利なものとなり、これがiPodのごとく普及してくる日も近いのではないかと思う。

 ネットでの動画は圧縮されているものが多く、閲覧するためのPCもそれなりのスペックは必要となる。現在販売されているものならば問題はないが、数年前のものでは滑らかな映像は見ることは難しいものと思う。現在はオフィース用のパソコンの入れ替え需要もあるようだが、このネットの動画の一般化によっては家庭用パソコンの入れ替え需要も喚起される可能性がある。

 携帯電話で動画を見ている人も少ないかもしれないが、FOMAなどは動画の閲覧が可能となっている。私の持っているボーダフォンの V603SHでは、テレビ機能もついておりビデオのようにその録画まで可能となっている。またビデオカメラもついておりMPEG4形式での撮影すら可能で、圧縮された動画の閲覧ももちろん可能である。携帯電話も進化を続けており、来年には携帯向けのデジタルテレビ放送も予定されている。

 現在、手軽に街中で音楽が聞けるように、今後は手軽に動画を見るといったことが広まっていく可能性がある。次期iPodにはその機能がついているといった観測も流れている。自分が写したビデオやテレビを録画したものを圧縮して携帯端末に移すには、それなりの知識が必要となるが、フリーソフトでも実は簡単に出来る。もちろん著作権の問題には気をつけてほしいが、テレビの録画が可能な現在、個人で楽しむ分には問題はないのではなかろうか。

 gooなどでは、中学生向けの教科書別の動画による英語教室などもある。iPodで英会話を学習している人も多いと思うが、やはり目で見て覚えるとさらに効率的でもある。今後、いろいろなかたちでネットにおける動画配信が普及するとともに、それを持ち歩くことが一般化されるのも時間の問題のように思われる。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-10-12 10:44 | 趣味関心 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー