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「2009年夏の個人向け国債」

 今月4日から2009年夏の個人向け国債の募集が開始される。4月から国債のイメージ・キャラクターが久保純子さんに変わり、キャッチフレーズは「国債で見直し、はじめよう。」 に変わった。はたして個人向け国債に見直し買いが入るかどうか、注目したい。

 募集期間は6月4日から6月30日まで。個人向け国債の募集期間は10年債入札日(今回は6月2日)の翌々営業日(金融機関の営業日)から月末最終営業日までとなる。10年国債入札の結果により10年変動タイプの初期利子が決定され、5年固定の条件も10年国債入札日の5年債利回りに応じて決定される。その結果は10年入札日の翌朝8時50分に発表される。

 ちなみに、個人向け国債(固定5年)の条件を決めるための「基準金利」は、募集期間開始日の2営業日前(10年固定利付国債入札日)において、市場実勢利回りを基に計算した期間5年の固定利付国債の「想定利回り」となる。

 10年変動タイプの初期利子を決める基準金利は10年国債の入札の結果、1.53%となり、変動タイプの初期利子はここから0.8%差し引かれた税引き前での0.73%となった。

 5年固定タイプの利率は、年率税引き前で0.82%となり、前回の0.71%から引き上げられた。

 個人向け国債の販売額は、ここにきて利率の低さなどが嫌気され低迷している。しかし、景気底入れ期待や国債への需給悪化懸念で、欧米を中心に日本を含めて長期金利は上昇基調を強めた結果、10年変動の初期利子が前回の0.5%から0.73%に、5年固定も前回の0.71%から0.82%に引き上げられた。ボーナス期ということもあり、安全資産としての国債に見直し買いが入る可能性がある。
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by nihonkokusai | 2009-06-03 10:41 | 国債 | Comments(0)

「ガマの油」


6月6日に役所広司監督作「ガマの油」(http://gama-movie.com/)が全国公開される。「ガマの油」とはご存知、筑波山の名物である。特にガマの油売りの口上が有名で、この映画の題名もガマの油売りの口上がきっかけになったそうである。

 そのガマの油売りの口上を始めたのは常陸国筑波郡筑波山麓出身の永井兵助と言われている。実際には永井兵助は筑波郡からやや外れた現在の土浦市永井に住んでいたと言われている。それでも筑波山麓であることには間違いない。

 そのガマガエルはこの時期、あちらこちらの田んぼから道路に出てくることが多く、クルマを運転している際、引かないようにするのがたいへんである。それはさておき、役所広司監督作「ガマの油」を筑波観光協会などもバックアップしているようである。私も地元の一人として、是非応援したい。
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by nihonkokusai | 2009-06-03 09:40 | つくばエクスプレス | Comments(2)

「国債の入札日」

 国債の発行日について問い合わせがあったことで、ここでまとめてみたい。

 入札(落札)から、発行日(払い込み日)までは、通常の国債(2年国債を除く)は4営業日後となっている。2年国債については原則として、入札された翌月の15日(休日の際は翌営業日)ちなる。一部国庫短期証券で入札日が重なった際など5営業日渡しになるものがある。

 また、原則4営業日の5年国債と10年国債、それと20年国債、30年国債、40年国債については(リ・オープンを除き)、3月、6月、9月、12月の利払い月に限り、それぞれの利払い日(原則20日、休日の場合はそのあとの営業日)が、発行日(払い込み日)となる。
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by nihonkokusai | 2009-06-03 09:40 | 国債 | Comments(0)

「景気回復への期待」

 日銀は5月の金融経済月報で、景気の現状判断を4月までの「大幅に悪化している」から「悪化を続けている」と小幅に上方修正した。日銀が景気判断を上方修正するのは、ゼロ金利を解除した2006年7月以来、2年10か月ぶりとなる。先行きについても、「当面、悪化を続ける可能性が高い」から「悪化のテンポが徐々に和らぎ、次第に下げ止まっていく可能性が高い」に上方修正している。

 ただし、白川日銀総裁は会見で、「景気は私どもの予想通りに展開していますから、これが上方修正という言葉に馴染むのかという気持ちはあります」と発言し、また、不確実性が高く、下振れリスクに注意しながら状況をみていく必要があると考えを示すなど、先行きについてはかなり慎重な見方を示していた。

 また、5月の月例経済報告で、政府も景気の基調判断を3年3か月ぶりに上方修正した。景気の基調判断を、4月までの「大幅に悪化している」から、「景気は厳しい状況にあるものの、悪化のテンポが緩やかになっている」とした。与謝野馨財務・金融・経済財政相は2日の閣議後の記者会見で1~3月期が「底打ちの時期だと思う」との判断を示した。

 しかし、月例経済報告では雇用情勢については急速に悪化しており厳しい状況にある、と下方修正しており、また個人消費についても、ボーナスの減少や新型インフルエンザの影響を注視する必要があるとして、まだ、景気は底を打ったと言える段階ではない、という認識を示した。

 実際の経済指標を見てみると、4月の貿易統計において輸出は対前年同月比39.1%減(3月は同45.6%減)、輸入は対前年同月比35.8%(同36.7%)の減少となりそれぞれ改善傾向を示した。

 また、4月鉱工業生産速報値は、前月比プラス5.2%となり、生産予測調査では5月がプラス8.8%、6月はプラス2.7%を予測するなど生産は予想以上に改善している。

 ただし、雇用は低迷しており、4月の完全失業率は5.0%となり、前月に比べ0.2ポイントの上昇となり、4月の有効求人倍率も0.46倍となり、前月比0.06ポイント低下している。

 物価に関しても4月の全国消費者物価指数(除く生鮮)は前年同月比マイナス0.1%と、2か月連続でマイナスとなった。

 このように足元は在庫調整などにより、輸出・生産が急回復しており、4~6月期のGDPは前期比プラスになる可能性が高まった。政府の経済対策の効果も手伝って7~9月期あたりまでは回復基調が継続する可能性があるが、雇用環境の改善等がない限り、その後年末に向け回復が持続できるかは、不透明感が強いことも確かである。
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by nihonkokusai | 2009-06-02 11:35 | 景気物価動向 | Comments(0)

「今週の債券相場」

 先週末の米債券市場では、買戻しなどから10年債利回りは前日比0.15%の低下の3.46%と大幅続伸となったが、今週も米国長期金利の動向に注意が必要となりそうである。先週の米債は住宅ローン担保証券(MBS)に絡んだ売りにより、長期債中心に予想外に急激な下げとなっていたことで、この売りが落ち着けばいったん戻りを試してくることが予想される。

 ただし、先行きの米国債の需給への懸念は残り、米景気の回復期待が強まるようだと、再度米国債への売り圧力が強まることも考えられる。このため、本日6月1日に発表される5月米ISM製造業景況指数の動向などにも注目したい。GMの破産法申請による影響は限定的と思われる。

 日本の4月の鉱工業生産速報値は前月比プラス5.2%となるなど、4月から6月にかけての景気回復への期待が強まっている。これを反映して日経平均株価は9500円近辺で底堅い動きとなっており、米株式市場などの動向次第では、日経平均は近いうちに1万円の大台を試しに来ることも考えられる。

 今週の債券先物は、米国債や日経平均株価の動向などを見ながらの展開が予想される。ただし、債券先物6月限の建て玉は先物オプション絡みの建て玉もあわせ7.5兆円近くに膨らんでおり、海外ファンドや国内投資家などによる大口のヘッジ売りも入っているとみられる。これにより、状況次第では先物主体に波乱含みの展開となることもありうる。7月からの国債増発を控えて、の10年国債入札動向にも注意が必要となりそうである。
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by nihonkokusai | 2009-06-01 10:12 | 債券市場 | Comments(0)
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「債券ディーリングルーム」ブログ版


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