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「ECBが発表した受け入れ担保のルール変更」


日の欧州市場では、トリシェECB総裁はユーロ圏経済の弱さについて発言したことで、ユーロがドルに対して大幅に下落し、ロンドンやフランクフルト市場など欧州の主要市場で株が大きく下落したとみられたが、相場下落の背景のひとつに、ECBが発表した受け入れ担保のルール変更もあったのではないかとも指摘されている。ECBは昨日、流動性供給オペの受け入れ担保で、資産担保証券に対して12%のヘアカット適用を決定、このルールは2009年2月に適用と発表したが、まだまだ欧州の短期金融市場も不安定な最中に、先の話とは言えこのタイミングでのECBの発表に対して、市場参加者の中からはECBは市場の空気が読めていないのではないかとの批判的な見方も出ていた。とはいえ、ECBとしてはこれ以上バランスシートを劣化させたくないとの認識であることも確かであろう。
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by nihonkokusai | 2008-09-05 13:16 | 日銀 | Comments(0)

「世界的な資金の流れの変化」


 ニューヨーク原油先物価格が7月11日につけた147.27ドルをピークに下落基調となった。世界的な景気減速が動きの背景にある。米サブプライム問題を発端とした米金融市場の混乱は、米住宅市場を直撃し、原油など商品価格の上昇が個人消費にも影響を与えた。このため米経済が減速し、欧州や日本の景気後退も鮮明となってきた。

 日欧米の景気後退により、原油などに対する需要が後退するとの観測から、原油先物価格が下落傾向となり、それまで円やドルで資金を調達し、原油などの商品や資源国の株式などに振り向けていた投資家の資金が一斉に引き上げられ、ポジションの撒き戻しの影響で外為市場でのドルや円の上昇し、新興国の通貨下落も引き起こした。

 ヘッジファンドなど損失を蒙った投資家も多かったとみられるが、その影響なのか8月の債券先物市場では数千億円ものポジションで短期的な売買を行い市場を混乱させるような投資家の動きも見られた。債券は短期的な上げ下げはあったものの、質への逃避などの動きから総じて堅調地合となっている。ただし日本の景気後退観測も債券にとってフォローの材料となっているが、日銀の利下げまでは意識されておらず、高値警戒感もある中での動きともなっている。
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by nihonkokusai | 2008-09-05 09:47 | 投資 | Comments(0)

「引き続き債券先物に仕掛け的な動き」


 債券先物は2日、137円53銭で寄り付いたあと137円42銭まで売られたが、そのあと板薄の中、じりじりと買戻しの動きを強めた。朝9時10分過ぎあたりからまとまった買いが入り急上昇となり、9時半ぐらいにかけて1.4兆円程度の出来高をともなって、一気に138円台を回復し、前日比70銭高の138円32銭まで上昇した。1日には債券先物の建て玉が大きく減少したことで、いったん投機筋の動きは収まるのかと思われたが、チャートを見ながらの動きなのか、また新たな買い仕掛けが入っていた。ただし、仕掛けた時間帯が、これまでの10時とか14時とかではなく、寄り付き直後という違いもがあった。そして2日の債券先物の建て玉は前日比1兆604億円ほど増加していた。

 3日の債券先物は比較的静かな動きとなり当日の建て玉は1632億円の減少に止まった。しかし、4日に動きが出た。4日の債券先物は前日比5銭安の138円30銭の寄付きとなったが、一時138円38銭まで戻し日比プラスとなったが、その後積極的な買い手も限られじりじりと戻り売りに押されじり安となった。そして、9時40分あたりから、突然まとまった売りが入り、債券先物の板など無視して大口売りをぶつけるような展開となった。時間帯からは2日と同様に中途半端なタイミングでもあったが、、今回は仕掛けたというより、仕掛けられたというか、売りのトリガーが引かれてしまった可能性がある。その要因のひとつに、来週の5年国債入札が意識されたのか、5年スワップの払いが入ったとの観測もあったが、2日に形成した大口その反対売買をしなければならない水準にまで先物が下がってきたことで、ストップロスといった機械的な売りの動きとなり、売り気配も挟んで、わずか5分間で3000億円程度の売り注文が入り、一時前日比93銭安の137円42銭に下落した。債券先物の5分毎の出来高を見ると、9時40分に3636億円、45分に3935億円、50に2118億円、55に2591億円、10時に2786億円と約20分程度の間で1.5兆円ほど出来ていた。

 8月25日から9月1日、そして2日、4日と一部のヘッジファンドが大きなポジションを債券先物で振り回しているようだが、今日の売り方を見る限りは結果としてはあまり儲かっているようには思われない。なにかしらの事情で大きな利益を短期的に享受しようとしたようだが、そうそううまく行くものではない。特にいったん目立つ動きをすると叩かれてしまうのも相場の常でもある。これに懲りて、相場をかく乱するような売買は控えてほしい気もするが、反面、債券先物ディーラー経験者としては、なかなか興味深い相場ではあった。
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by nihonkokusai | 2008-09-04 13:06 | 債券市場 | Comments(0)

「Google Chrome」


2日にアップロードがスタートしたグーグルのブラウザ「Google Chrome」を早速インストールして使ってみた。これまで通常はfirefoxを使っていたのだが、タブ機能など便利なもののパソコンへの負担が大きいのが気になっていた。しかし、Google Chromeはタブ機能などこれまでのブラウザに備わっている機能をほぼ有している上、非常に軽くて速い。さすがに全世界のブラウザソフトの7割を占めるとされるインターネットエクスプローラーに対抗すべく、満を持してグーグルが発表したブラウザだけのことはある。個人ユースとしては今後はGoogle Chromeをメーンに使いそうであるが、仕事ではブラウザは「インターネットエクスプローラー」でなければ機能しないものも多い。業務ユースにどれだけもぐりこめるかかが、今後、Google Chromeのシェアアップへの動向を左右する要因となりそうである。
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by nihonkokusai | 2008-09-03 12:52 | 趣味関心 | Comments(0)

「原油安と世界的な金融緩和」

 2日の米国市場で原油先物相場はWTI10月限で一時、前日比10ドルもの下落となり1バレル105.46ドルに下落した。ハリケーン、グフタフによる米石油施設への大きな被害は出ない、との見方から売られたとされているが、それは、あくまできっかけのひとつに過ぎない。2日の東京原油スポット市場では、すでに中東産ドバイ原油が過去最大の下げを記録していた。この背景には米国のハリケーンの動向というよりも、原油そのものの需要後退観測が大きいとみられる。米原油先物にはかなり投機的な売買が入っており、2日WTIは109.71ドルとやや下げ幅を縮小しているが、いずれWTIは心理的な節目でもある100ドル近辺に下落してくるとみられ、チャート上の節目でもある100ドル近辺ではいったん買い戻しも入りそうだが、いずれ大きく100ドルを割り込む可能性も高そうである。このように、原油バブルは崩壊しつつある。これは物価上昇圧力を緩和させる要因ともなる。

 2日にオーストラリア準備銀行は6年9か月ぶりの利下げを実施したが、これは景気減速への懸念の強まりとともに、ここにきての原油価格の下落によるインフレ圧力の緩和なども影響していよう。英イングランド銀行の利下げ観測もあるようだが、ECBもいずれ利下げを行なってくる可能性もありそう。ただし、日銀は当面はさすがに利下げを行なうとも考えにくく、日本経済が外的ショックなどで余程の打撃を受けたような際はともかく、当面は現状維持の姿勢を貫くものとみられる。

 景気減速などによる世界的な金融緩和の動きの広がりは、円債にとってはフォローとなるとみられる。しかし、気になるのは今後の政治の動向か。福田首相の辞任を受けての自民党の総裁選も、どうやら積極財政路線派と財政構造改革推進派との戦いとなりそうで、市場では今後の国債需給についても、ある程度材料視せざるを得なくなる。

 そんな中にあって、投機筋というか短期筋の売買が相場を大きく変動させている。昨日の日経平均先物にもあきらから投機筋とみられる動きが入ったが、昨日の朝方には債券先物にまとまった買い仕掛けも入り、債券先物の9月限建て玉は1日に1.4兆円程度減少していたが、前日は再び1兆円近く膨らんでいる。相場の先行き不透明感も強いだけに投資家も動きづらいだけに、こういった仕掛けで債券相場は素直に反応してしまっているような状況となっている。
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by nihonkokusai | 2008-09-03 09:47 | 債券市場 | Comments(0)

「福田首相辞任と今後の債券相場」


 9月1日の夜9時半からの臨時記者会見で、福田康夫首相は退陣する意向を明らかにした。ねじれ国会に加えて、連立与党の公明党とのねじれ関係も指摘され、政権運営を維持することは難しいと判断したものとみられる。

 福田首相は8月末に打ち出された総合経済対策においても、赤字国債の発行を避けるなど財政再建への姿勢を貫いていた(ただし、建設国債は発行する模様)。しかし、公明党などに押し切られる格好で年度内の定額減税実施を盛り込むなど、景気後退観測の強まりもあり財政再建路線を貫くことが難しくなってきた。

 ポスト福田の最有力候補は麻生自民党幹事長とみられているが、麻生氏は幹事長就任時に2011年度にプライマリーバランスを黒字化するとの目標の先送りに言及するなど、仮に首相となった際に財政再建路線からは一線を画する可能性が強い。

 今回の福田首相の辞任で、年内の衆院解散総選挙の可能性も強まり、その際には歳出増圧力が強まりかねない。選挙の結果次第では民主党が政権を握る可能性もあるが、マニフェストの公約をそのまま実施するとなれば、やはり歳出圧力は強まろう。

 いずれにしても、選挙に加え景気後退もあり今後は小泉政権意向の政権が貫いてきた財政再建路線に対して転機を迎える可能性が出てきている。消費税の引き上げも選挙を意識すれば棚上げせざるを得なくなろう。

 景気対策としても今回の総合経済対策だけでなく、第二次経済対策などが新政権のもと打ち出される可能性もあり、いずれにせよ国債への増発圧力は今後さらに強まるものとみられる。さらに景気後退による税収不足も加わり、前倒し発行分のバッファーはあるものの、来年度以降の国債発行計画における国債の増発は避けられないとみられる。

 国債管理政策の進展に加え、景気回復も伴ってここ数年は翌年度の国債発行計画は債券市場にとってはほとんど影響を与えていなかった。しかし、景気後退に加えて、財政構造改革路線の変更は中長期的な国債需給の圧迫要因ともなりかねず、債券市場にとり懸念材料のひとつとなってくるものとみられる。

 景気後退の期間の長さとその深さ次第では、日銀による利下げなどが意識される可能性もあるが、いずれにしても、債券市場参加者にとり、景気の行方とともに今後の政権の行方は、国債需給の行方を見定める上でも重要視されるものとみられる。
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by nihonkokusai | 2008-09-02 13:11 | 債券市場 | Comments(0)

「ROADSHOW、休刊に」


 中学生の頃、「ロードショー」か「スクリーン」のどちらかを発売日に買うのが楽しみだった。当時の映画スターは自分にとってまさにスターだった。スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロスなどがお気に入りであった。映画館に頻繁にいけるほどの小遣いはなく、主にテレビでの映画鑑賞が多かった。当時は水曜ロードショーや金曜ロードショーなど、ほぼ毎日のように映画がテレビで放映されており、もちろんビデオなどない時代であっただけに、食い入るように画面を見つめていた。

 そして「ロードショー」か「スクリーン」に好きな映画スターが載ると、切り抜いて大事にしまっておいた。最新映画の情報も、この2誌から得ることが多かった。当時はインターネットなどはなく、情報を得るには本に頼るしかなかったこともある。

 しかし、いつ頃からだろうか、「ロードショー」も「スクリーン」も買わなくなってしまった。映画を嫌いになったわけではない。映画館にもそこそこ足を運んでいた。ただテレビで映画を見る機会も次第に減っていたことも確かである。映画スターについても関心はなくなり、アカデミー賞の受賞シーンを見ても、名前を知らない映画スターが多くなっていた。しかし、それでも映画は好きであるし、その原点には「ロードショー」があった。ここにきていろいろな雑誌の休刊のニュースが出ているが、「ロードショー」の休刊は自分の中の大切な部分が消えてしまうような感覚であった。
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by nihonkokusai | 2008-09-01 17:02 | 趣味関心 | Comments(0)

「50にして天命を知る、のか」


 孔子は「15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る」とおっしゃったそうだが、本日50歳と半世紀目の誕生日を向かえ、「天命」が何であるのか、良くわからない。とりあえず50年間も何をしてきたのか、しっかり反省したい。

 私が生まれたのは昭和33年9月1日。今年50年を迎える東京タワーと同い年である。記憶にはないものの、両親はあの「三丁目の夕日」のような時代に生活を送っていたのであろう。東京タワーには1歳になったころに上ったそうだが記憶にあるわけない。ただ、子供のころから東京タワーには妙に愛着はあったことは確かである。また、チキンラーメンが生まれたのもこの年であり、物心ついたときにはインスタントラーメンはあった。

 昭和33年生まれの有名人には、岩崎宏美や桜田淳子、久保田早紀など、すぐには女性歌手浮かばないような。海外ではマドンナやマイケル・ジャクソンが同年。スポーツ界からは青島健太や原辰徳監督も。ほかにご本人から一度同い年じゃないと言われたこともある神津カンナ。そして開設当初の頃からJ-WAVEで声を聴いていたジョン・カビラなど。

 さらにネットで調べたところ假屋崎省吾、小室哲哉、そしてしんちゃんの臼井儀人や脚本家の君塚良一もそうだとか。こちらの方々はてっきり先輩だと勝手に思い込んでいた。
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by nihonkokusai | 2008-09-01 16:00 | 趣味関心 | Comments(2)

「月曜日10時の債券先物への仕掛け」


 8月25日(月)の前場10時ごろから、債券先物にまとまった買いが入り、当日の安値から1円以上切り返すなど大幅な上昇となっていた。特に材料もない中、現物債にはむしろ高値警戒感なども強まっている中にあっての先物への買いだっただけに、不可解な動きとなった。これは一部のヘッジファンドが数千億円単位で、新規で買いポジションを作ったのではないかとも噂されていた。実際に5月25日の債券先物の建て玉は9千億円程度増加した。その後26日の建て玉は1千億円の増加となったが、27日に3千億円程度減少しており、利食い売りが入っていた可能性がある。

 そして、9月1日(月)の前場10時ごろから10時20分あたりにかけ、今度は数千億円単位のまとまった売りが入り(10時ちょうどから 20分までの先物出来高は1.3兆円)、債券先物は当日高値から74銭の下落となった。売りと買いの違いはあるが、時間帯や規模、値動きなど5月25日の仕掛け的な動きとの類似点も多く、同じ手口の可能性が高いとみられる。9月1日の建て玉を確認しなければわからないものの、買いポジションを解消し、あらためてショートポジションを形成した可能性もある。

 2日の10年国債入札も控えてのヘッジ売りなども加わっての大幅な下落となったとみられるが、債券先物の大口売り一巡後は債券先物はやや買戻されるなどしており、今回の相場が大きく変動した主要因は先物への投機的な売買ではないかとみられる。
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by nihonkokusai | 2008-09-01 12:14 | 債券市場 | Comments(0)
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「債券ディーリングルーム」ブログ版


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