携帯電話でのスマートフォンとタブロイドの普及が本格的に拡がるのかどうかは、今年の動きが大きなポイントとなりそうである。パソコンとは大型コンピュータを手近なものにしたことが普及の原動力となった。それに対してそのパソコンをより使いやすくしたものがスマートフォンでありタブロイド型パソコンであろう。パソコンも単体での活用からネットの普及により、その用途がまた変化したが、スマートフォンでありタブロイド型パソコンは元々、ネットの利用を前提としている。ネットでの利用とパソコンが持っている汎用的な機能を合わせ、いわゆるクラウドという形態での利用が可能となる。
潜在的な普及力という意味では、パソコンでのウインテルのようにAndroidに分がありそうであるが、Appleも同じ歴史は繰り返したくはないであろうし手は打ってこよう。しかし、多目的なニーズに応えうるタブレット型パソコンを作れるのはAndroid端末を作っているメーカーであろうか。例えばAppleの製品には過去、あまり防水を意識した製品はない。防水やタフさを意識した端末を得意とするのはカシオやシャープなどの日本のメーカーである。また、価格面からもAndroid端末の方がより安価になりうる。さらにソフトについても、Androidの方が障壁が低い分、入りやすい。もちろん障壁が低いとなれば、著作権などの問題が生じる可能性もある。
これらから感じるのは、普及で言えば将来的にはAndroidが勝つ可能性が高そうということである。もちろん今後の状況次第であり、Appleが勝者になるか、もしくは共倒れとなる可能性もないとは言えない。もしAndroidが勝ったとして、そして、それによる勝者はいるのか。パソコンでの勝者となったマイクロソフトにあたるのは、グーグルであろう。そして端末そのものは普及品と化してしまうことで、厳しいメーカー間のシェア争いが待ち受けていそうである。しかし、新興国向けのニーズなどを組み込んだ製品が一気にシェアを拡大する可能性があるのは携帯電話と同様である。日本のメーカーも相手先ニーズに対して、持っている技術力をうまく組み合わせれば、グローバルなシェアの拡大もできるはずである。
私はこういったデジタルデバイスの専門家ではない。しかし、パソコンはNECの8001から購入して遊んでいたデジタルデバイス好きである。以上の意見はそのデジタルデバイス好きのひとつの見方として捉えていただけるとうれしい。
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iPadはタブレット型パソコンとも呼ばれるが、要するにキーボードが不要なパソコンである。しかし、キーボードを無くしたことの意味は大きい。多少大きめの画面でも立ったまま操作して見ることができる。その便利さはいろいろな現場で活かされるはずである。
たとえば2010年女子バレーボール世界選手権で全日本女子チームを32年ぶりの銅メダルに導いた眞鍋監督が試合中に使っていたのが、iPadである。バレーボールは室内競技であるため問題はないが、もしiPadなどタブレット型パソコンに防水機能が付くと用途は格段に広がる。特にスポーツ競技でデータを使うものであれば、定位置でしか使えない卓上型パソコンや、立ったままの操作が出来ないノート型パソコンに比べてポータビリティといった利便性が向上する。
もしかするとすでに使われている可能性はあるが、例えばF1レースやアメフトなどスタッフが分析してそれが現場に反映されやすい競技ではかなりの威力を発揮する可能性がある。また、警察なども犯人の写真などを現場捜査官に瞬時に送れるようになれば、捜査効率も上がるはずである。
デジカメが建設現場などで使われていることを見るとその現場でも使えるのではなかろうか。現場監督も大きな設計図など持たずに済むであろうし、さらに修正など手元で簡単に行えるソフトを組み込んだタフな防水型タブレット型パソコンはかなりニーズがあるのではなかろうか。
すでに教育現場などでも使おうとの動きはあるようだが、それよりも防水でタフな設計にするだけでもかなり用途は広がる。組み込むアプリもニーズが高まれば出てくるであろうし、アンドロイドなどではある程度の知識があれば自らソフト開発をして組み込むことも容易なはずである。
そういえば、金融業界も分析が重視されることで営業などでも使えるであろう。また、今後、顧客もタブレット型パソコンを持っていれば、分量が異様に大きい投資信託などの説明書をその場で顧客の端末に送信して確認してもらうことといったことも可能ではなかろうか。
アンドロイドでのタブレット型パソコンが今年も数多くの種類が出されるようであり、そのなかにタフな端末と個別の現場ニーズを意識してのアプリソフトが加わると、その用途は格段に拡大する。現在はまだ私のようにハイテク好きな一部の人間が、ネットやゲーム、動画、電子書籍などを見るために使っているようだが、あくまでそれは趣味の領域でしかない。しかし、昔、マイコンとも呼ばれたパソコンがそうであったように現場で使われることになると生活道具に変化し普及が加速される。タブレット型パソコンも実はそういった可能性を持つ道具である。
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岡田君こと井上がつけていた腕時計もカシオのデジタルでドラマにつけていたものと同一と思われるなど、かなり細部にわたり3年のギャップを感じさせない作りとなっていた。アクションシーンはかなり派手であるが、岡田君はスタントマンなしで臨んだようである。これだけのアクションシーンを見せられる日本の若手俳優はいないのではないかと思うくらいであった。
途中のシーンで一箇所、えっと思わず口にしてしまったところがあった。とある宴会場シーンでのある階段とそのビルの入り口にあった「Grand Shinonome」との表示である。これって、つくば市の「グランド東雲」ではないかと。まさか自宅からそう遠くないところで撮影が行われていたとは。そういえば、ドラマ版でもつくば市の国際会議場が使われていたこともあり、今回もつくば市での撮影が行われたのであろうか。
SPの映画は二部作となっており、最終章となるSP革命篇(来年3月公開)が楽しみである。それよりも映画の予告篇で見た、「宇宙戦艦ヤマト」の実写映画化された「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(12月公開)がちょっと気になっている。
現在のスマートフォン市場はアップルのiPhoneが牽引していることは間違いない。また、iPadは新たな小型ノートパソコンとして需要を掘り起こしていることも確かである。しかし、現在のスマートフォン市場の動きを見ると、このiPhoneとiPadの天下が崩れる可能性がありそうである。
個人的にもMACは好きで、ネットが流行りだした1995年頃にはデスクトップ、そしてノートブックそれぞれマックを使っていた。当時のウインドウズのネット機能が貧弱でマックのほうが優れていたためであるが、それとともに洗練されたデザインも気に入っていた。しかし、その後はネット機能でもウインドウズがマックに迫り、さらに価格の低下、そしてなんといっても自由度の大きなウインドウズのほうが使い勝手が良くなり、次第にマックからは遠ざかった。
マックはその後、iPodで盛り返しその勢いに乗って、iPhoneとiPadというメガヒットに繋がっている。iPadに対してはソニーなどが対抗商品を出していたが結果、敵わなかった。これはiPodが音楽さらに動画機能に特化していたことが大きかった。つまり、対抗商品がデザイン等で優れるiPodに対抗しうる差別化できる機能を加えることができなかったためである。
しかし、iPhoneとiPadについてはPDAや小型パソコンと同様に多機能な端末である。差別化の難しい音楽や動画機能に絞ることが出来ない分、自由度に勝るウインドウズにシェアが奪われたと同様のことが起きる可能性がある。現実にここにきて着実にシェアを伸ばしつつあるアンドロイドがウインドウズと同様に、独り勝ちとなっているマックの牙城を取り崩しつつある。
果たしてアンドロイドがシェア拡大が図れるかどうかは、機能面での優越というよりも価格とアプリによるものと思われる。また、マックが単独でiPhoneとiPadを出しているため 、多様な種類のものを出すには限界がある。しかし、アンドロイドは多くの企業が参入していることで多様な種類のものがすでに出ており、低価格のものも出ている。つまり選択の余地が広がる。
さらにマックのアプリの審査は厳しいため、その分良質なアプリが多くなるものの、その半面、自由度は大きくない。たとえば、マックでは審査が通らないとみて、アンドロイドで個人が簡単に価格をつけて電子出版できるソフトを開発した技術者がいた。iPadで閲覧できる電子書籍を個人が気軽に作れることは現状は想像できないが、これがアンドロイドならば実現可能となっている。このあたりの自由度は多機能端末としてみれば、今後のシェア拡大に大きな影響を持つことが予想される。
ちなみに私が持っているのはXperiaである。
毎日新聞によると、山口県下関市教育委員会が10日に日本初の流通貨幣「和同開珎」が鋳造されていたとされる同市長府逢坂町の国史跡「長門鋳銭所跡」から「天平二年(730年)」と記された木簡が出土したと発表した。
これまでは前述のように文献史料から「708~760年ごろ」と推定されてきたが、和同開珎の製造時期を初めて裏付ける根拠となる資料が出てきた。参考までに、この和同銅銭には1個1文の価値が付され、江戸時代末までの約1200年間にわたって日本の貨幣制度のなかで重要な役割を果たした通貨である。いわば円のプロトタイプと言える。
その円がドルやユーロに対して買われている。日本の円に対してそれほど魅力があるのか。和同銅銭が長らく流通したのは、それだけ信用力があったためと思われるが、日本の現在の円に対しての信用力はそれほど強いものなのか。
円が強いのではなく、ドルやユーロを弱くさせて欧米の輸出産業の業績改善を計り、景気てこ入れとするとの思惑などがどれだけ働いているかはわからない。しかし、10日のFOMCでのMBSの償還資金による国債への再投資表明などは、かなりアナウンスメント効果を意識したものと言える、その背景にはドル安を意識したものとも言えるのではなかろうか。巨額の債務残高を抱え、デフレは続き、さらに政治も不安定な国ながらも、それでも円の信用力が強いことに越したことはない。しかし、それにより欧米の景気回復のために日本の景気回復が取り残され、実際の国力が落ち込むこととなれば、今の円の強さは虎の皮を被せられた猫に過ぎないこととなる。
しかし、映画の出来そのものは期待感があまりに強かったこともあろうが、やや不満が残るものとなった。事前から一番気になっていたのが、音楽担当が前作までの松本晃彦から菅野祐悟に変更されていたことである。もちろんメインテーマなど松本氏の曲はそのまま、もしくはアレンジされて残っていたが、菅野氏による曲も多く使われていた。それが自分の中では大きな違和感があった。踊るの世界観は君塚脚本、本広監督とともに松本音楽が柱になっていたはずである。スピンオフ作品はさておき、ナンバリングタイトルで柱のひとつが欠けてしまったと感じた。
青島が係長になるなど7年の月日により、今度の踊るは前作までと異なる面は多かった。もちろん和久さんがいなくなってしまったことによる存在感の欠如はなかなか埋まるものではないが、それを新キャストでカバーしようとの試みでもあった。ただし、新キャストが多くなり、これまでのキャストの連携が薄れてしまったと感じるところにも不満があった。袴田課長を演じた小野武彦氏が、スリー・アミーゴーズではなく刑事課長として青島たちと絡みたかったとの発言が雑誌にあったが、まさにほしかったのがそこの部分であった。
とは言うものの、2時間を超す上映時間ながらまったく飽きさせず、楽しまさせてくれたことも確かである。昔の「踊る」への思い入れが強すぎて、音楽担当の変更や、昔のメンバーの絆が意識されてしまった面もある。また、今回からあらたな踊るがスタートとも思われる内容であり、その分の物足りなさも感じさせたこともややマイナス要因となった気がする。しかし、その分、次回作への期待感にも繋がることも確かである。ただ、できれば次回作の音楽担当は松本氏に戻してほしい。
はやぶさが宇宙で航行を続ける間に、日本の首相は小泉さんから、安倍さん、福田さん、麻生さん、そして政権も変わって鳩山さんから、帰還時には菅さんと6人も変わっている。また、世界的には中国やインドなどがめざましい経済成長を遂げ、またリーマンショックやソブリンショックもあり金融市場は大混乱となった。しかし、遠い宇宙から見ればそんなこと些細なことなのかもしれない。
なにはともあれ、はやぶさの快挙を讃えたい。そして、この技術は日本経済の今後にも重要なものとなるはずである。日本の技術力に世界にアピールした「はやぶさ」の意思は次に引き継ぐべきものであり、簡単に仕分けされてしまうようなものではないはずである。
つくば駅近くのJINSでショッピングセンターに店舗があることをチェックしておいたので、実際に安いのかどうかとチェックしようと行ってみた。遠近両用の売り場でも高くても2万円は切っていた。話しかけてきた店員に値段を確かめたところ、やはりそこに収まるとか。レンズは他の店と同じながら、価格をなんとか絞ってきていると力説していた。
とりあえず度数だけでも見てもらおうとチェックしたところ、女性店員の勢いにも押され、結局、その場で購入することに。度数チェックから購入までわずかに20分程度しかかからなかった。値段は13000円弱もまさにお手ごろ。
遠近両用眼鏡の注意点などもしっかり聞いてから会計を済ませた。出来上がりまで1週間程度はかかるとか。その程度はいたしかたないところか。
それにしても、これまでのメガネとの価格差はいったいどこにあるのか。メガネの需要が低下して価格低下を促したのではなく、ユニクロなどと同様に創意工夫等の結果なのであろう。
最近のメガネ安売りの御三家と言われる企業の社長は「メガネほど簡単で、儲かる商売はない」と発言したそうであるが、それはつまりこれまでの眼鏡店が量をこなさなくても利益が上がるだけの利幅が存在していたのであろうか。そこに目をつけて、薄利多売のシステムを導入したのが、今回の安売りの御三家と呼ばれるジェイアイエヌ、インターメスティック、オンデーズなのか。
今回買ったメガネは来週届く。果たして質はどうなのか。使用感はのちほど報告したい。しかし、安いのは助かる。
そこに現れたのが、XPERIA。1日発売日に騒がれるまで全く視野に入っていなかった。ガジェット好きなはずがアンテナの調子が少し悪くなってしまったのか。とにかく、どうせドコモで乗り換えるならこれでいいじゃんと。携帯メールやiモードもほとんど使っておらず、XPERIAへの乗り換えにはほとんど支障はない。費用もデータ転送をそれほど利用しなければ、これまでとあまり変わらない。
しかし、4月1日のヨドバシアキバではすでに売り切れの表示。気付くのが遅かったかと思ったが、念の為と翌日、地元のドコモショップに行くと購入希望のブラックが一台あったことで、その場で契約手続きを済ませた。
iPhoneを使ってないので、XPERIAのiPhoneとの操作性などの違いは良くわからない。タッチパネルの操作は快適である。しかし、ここに大きな落とし穴があった。字が読めないのである。というより、意地を張って遠視用メガネをかけておらず、細かい字はメガネを外さないと読めない。これでは操作性以前の問題である。早速、遠近両用メガネの購入を検討。
家族とのメールのやりとりには、以前に登録しておいたGMailを利用することにした。ツイッターなどの閲覧も簡単ではあるが、細かい操作はこれから少しずつ確認していきたい。