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「新たな不安定要因、東京三菱とUFJ、金融庁要請で合併延期へ」

 読売新聞のネット版が伝えたところによると、10月に合併が予定されている東京三菱とUFJについて、みずほフィナンシャルグループの時のようなシステム障害が発生する懸念が払拭しきれない可能性が出ており、金融庁が銀行法に基づき、システム統合作業の進展状況に関する異例の再報告を求め、三菱東京とUFJは事実上の合併延期要請と受け止め、両銀行の合併を延期し、来年1月以降にする方向で検討に入ったようである。

 この報をきっかけに債券先物は大量の買い戻しが入り反発した。ただどのような理由で買い戻しが入ったのかは良くわからない。これで日経平均が大きく下げたわけでなく、海外勢がこれを見て反応したようにも思われない。考えられるとすれば、国内銀行などによる買戻しなのであろうか。

 それはさておき、これによって当事者だけでなく、あるシナリオが狂ったとのではないかとの思惑も広がった。日銀は当預残が大量に存在するメガバンク2行の合併を理由に、日銀当座預金残高目標値の「技術的」引き下げを模索していた可能性があると考えられていた。確かに名目が立つ理由であることに間違いはなく、これにはさすがに反論するのも難しいものと思われ、大きなチャンスであったことは間違いない。しかし、実際に合併が延期となれば年内唯一の引き下げのチャンスも消滅しかねない。

 東京三菱とUFJの合併延期は相場や日銀の金融政策に関しても微妙に影響を与えかねないものとなるため、今後の動きに注目したい。
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by nihonkokusai | 2005-07-28 16:13 | Comments(0)
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