牛さん熊さんブログ

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2011年 07月 23日 ( 1 )

債券と国債のしくみがわかる本

 今回は新刊の紹介をさせていただきます。7月21日に私の13冊目の本となる「債券と国債のしくみがわかる本」が技術評論社より発売されました。

 そういえば、昔、「日本国債は危なくない」という本を文春新書で出させていただいた際には、その発売日に初めて10年国債の未達というか札割れが発生しました。なんというタイミングとかなり驚いた記憶もあります。参考までに今回、7月21日に20年国債入札がありましたが、無難な結果となっております。

 この本の執筆のお話をいただいた際に、あくまで対象は債券のことをほとんど知らない方で、わかりやすさを重視してほしいと言うことでした。これまで債券や国債に関する本を何冊か書かせていただきましたが、それとは差別化するためにも、とにかくわかりやすさを重視し、わかりにくいことは何回も繰り返してもかまわないとの指摘を編集者の方からいただきました。

 書き上げた原稿に対して編集者から、分かりにくい点を指摘され、そこをさらに噛み砕くという作業も行いました。そうして出来上がったのが本書です。まず入り口から難いものとなっては、初心者は読みづらいということで、証券会社の債券部に勤務する熊課長、牛主任、そして新人の猫さんという人物を登場させ、この登場人物たちによる会話を通じて、債券に関するいろいろな疑問点を明らかにするという形式を取りました。牛さんと熊さんの会話でしたら、ある意味得意分野です。そこに新人の猫さんを絡ませることで、親しみやすさも意識しました。イラストの猫さん、なかなかチャーミングです。

 この本を読んでいただきたい方としては、投資や金融商品への知識を深めるために債券のことを知りたいと思っている方、そして金融関係で働きたいと考えている学生の方、また、債券に関わる業務に携わることになった方などを想定しています。もちろんまったく知識はないが、少し関心があるという方にも、ぜひ読んでいただきたいと思います。

 私のメルマガをご購読いただいている方の多くは、債券に直接・間接に関わっていらっしゃる方が多いと思います(実際にどなたにご購入いただいているかはまぐまぐさんでしか把握されていません)。このため、メルマガをとっていただいている方には、この本はあまり参考にはならないかもしれません。しかし、あらたに債券関連部署に来られた方などに、債券とはいかなるものなのかを知るには、この本がお役にたつのではないかと思います。

 ご存知のように債券には債券特有の考え方があり、専門用語も多いのが特徴です。そのあたりにも配慮し専門用語をなるべく控えるか、用語の解説を加えています。わかりにくいと言われる債券と金利との関係についてもやさしく解説しました。さらに世界有数となっている日本の債券市場のこと、その市場では誰が債券を売買しているのか、そして何故、債券の価格は動くのかといったことに関しても解説しています。

 このためこれを読むだけで基本的な債券の知識はある程度、身につくと思います。ただし、債券は奥が深いことも確かです。この本で解説しきれない部分も多く、それについては他の専門書に譲り、あくまでこの本で債券に多くの方に関心を持っていただくための入門書になってくれればと思って書きました。

 もしよろしければ、お近くの書店にて、「債券と国債のしくみがわかる本」を手にとっていただき、内容を確認して面白そうと思われましたら、ぜひお知り合いの方にもお勧めいただけるとうれしいです。


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by nihonkokusai | 2011-07-23 11:16 | 本の紹介 | Comments(0)
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