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2009年 04月 09日 ( 3 )

「国債増発額は15兆円超か」

河村官房長官は、今回の追加景気対策に伴う建設国債と赤字国債をあわせた国債の増発は10~11兆円程度になる見通しを伝えたが、ここにさらに財投債の発行が加わる。今回の追加景気対策には、セーフティーネットの構築等の緊急雇用対策の拡充・強化や、企業の資金繰り対策など金融面の対策も加わり、これには財政投融資資金からの融資などが見込まれるものの、すでに財政融資資金の余裕枠については、国債の買い入れ原資とともに、所謂、埋蔵金として景気対策に使われているるこのため、、財政融資資金としてあらたに必要となる分の多くは、財投債という国債の発行によって賄われることとなる。どうやら、その規模は5兆円を超えるのではないかと見込まれている。

さらに2008年度の税収については当初見込みを下回っても、その不足分は今年度二次補正か来年度予算で賄われるが、2009年度、つまり今年度の税収に関しては、このタイミングで通常は見積もりの下方修正は行なわないはずだが、政府の経済見通しの見直しにともなっての、税収見積もりの下方修正の可能性があり、こちらは法人税を主体に、4~5兆円になるのではないかとみられている。

もし、これらをすべて加えると20兆円を超す規模の国債増発となる可能性が出てきた。ただし、今年度の税収見積もりの下方修正分は見送りとなるのではないかと見方もあり、それでも、15兆円を超える国債が増発される可能性が出てきた。年限配分などを考えると、なかなか厳しい状況となりそうだ。

いよいよ1998年当時の債券相場の状況に似てきているようにも思われ、運用部ショックではないが、なにかしらのきっかけで債券が急落する恐れもないとは言えない。 これだけの国債増発に果たして耐えられるのか、日本の債券市場でストレステストが試されそう。しかも、税収見積もりの不足分など先送りとなると、今年の後半にはさらに大きな規模の増発も想定されることもあり、今後の債券相場は予断を許さない状況になりつつある。
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by nihonkokusai | 2009-04-09 16:13 | 国債 | Comments(0)

「ありがとう、マロン」

 「若き知」の2002年10月18日に我が家にウサギがやってきたことを書いた。顔がまるく耳は短く、とてもおとなしいウサギは秋に我が家にきたことで子供達が「マロン」と名づけた。それから約7年間、リビングルームの一角におかれたゲージがマロンの住まいとなった。私が帰宅し、リビングルームに入ると決まってゲージの入り口を開けてくれとせがんだ。餌がほしかったり、水がほしかったり、ただ単になでてもらいたかったり。子供達にもかわいがられ、また家人にいたっては昼間一人でいるときの話相手にもなっていたようである。そのマロンが昨夜、逝ってしまった。今年に入り後ろ足の具合が悪くなり、次第に食欲も落ちていった。家で飼うウサギの寿命は7年程度と言われるが、マロンが生まれたのは2002年の春と思われ、ちょうど7年たつ。特に病気という様子はなく老衰ではなかったかと思う。めったに鳴くことがなかったマロンが死ぬ直前に鳴いた。「マロン」と呼びかけるとクゥと答え、「がんばれ」と声をかけるとまた返事をするかのようにクゥと応えた。まだまだ、生きたかったのかと思う。鳴いたあと再度立ち上がろうとしたが、支えても無理であり、その直後に息を引き取った。7年間、我が家の一員として、子供達の成長を見守り、癒してくれた。本当にありがとう、マロン。
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by nihonkokusai | 2009-04-09 09:54 | 自己紹介 | Comments(0)

「追加景気対策の真水は約15兆円」

政府・与党は昨日8日に追加景気対策をまとめ、対策実施のための2009年度補正予算に盛り込む実質的な財政支出(真水)は約15兆円と、1998年度第3次補正予算の7.6兆円の約2倍となり、補正予算としては過去最大規模になることが明らかとなった。対策全体の事業規模は、約56.5兆億円にも上る。

内容としては、贈与税を2010年までの時限措置で住宅購入・改修時に限って非課税枠を現行の110万円から年610万円までとし、減税としてはほかに、中小企業の交際費課税の軽減対象額を上限400万円から600万円に引き上げるなど。また、就学前3年間の幼児を対象に年3.6円を支給する、子どもと家族応援手当を2009年度に限り実施する。地デジ完全移行へ向けて、テレビの買い替え支援として、購入額の最大13%を製品購入にあてることができるエコポイントを与え、13年以上経過した自動車を廃車にして新車に買い替える際に、1台あたり最大25万円の奨励金を出すことも盛り込まれている。

この追加景気対策のための財源は、財投特会積立金や緊急対応予備費を程度を活用しても全然足らず、その大半は建設国債や赤字国債の発行に頼らざるを得ない。これに2008年度の税収見積もりの不足分をあわせると、国債の増発額は、1998年度第3次補正予算時の12.3兆円と同様の規模になるのではないかとみられている。ちなみに1998年の第三次補正予算案では財源として赤字国債7.8兆円含め国債12.3兆円を増発し、このうち国債10兆円超を市中消化、2兆円は運用部引受となっていた。
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by nihonkokusai | 2009-04-09 09:53 | 国債 | Comments(0)
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