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2008年 06月 16日 ( 3 )

「2008年3月末現在の国債保有者別残高」


 2008年1~3月資金循環勘定速報が日銀から発表された。このうち家計の金融資産は、1489兆6147億円と1500兆円割れとなった。年度末での 1500兆円割れは3年ぶりとなる。この家計のうち国債は、36兆2843億円(12月末35兆9568億円)となり、国債全体に占めシェアは5.2%と 12月からわずかに低下。株式75兆5281億円(12月末91兆3000億)と大幅に減少し、投資信託も63兆0575億円(12月末71兆8951億円) と大きく減少となった。2007年12月末の日経平均は15307円78銭に対して2008年3月末は12525円54銭。長期金利は12月末 1.500%に対し、3月末1.275%。

 資金循環勘定速報をもとに 2008年3月末現在日本における国債所有別内訳を算出してみた。

 国債の残高そのものは2007年12月末比10兆9632億円の増加となった。海外投資家のシェアは7.2%と小幅低下増加し、家計の全体に占めるシェアも小幅低下したものの5.2%と5%を維持し、海外と個人を合わせたものの全体に占めるシェアは12月に続いて10%を大きく超えている。

 2008年3月末の国債残高と、そして全体に占めるシェア、2007年12月末比(億円)

合計 、695兆2890億円、100.0%、10兆9632億円増

民間預金取扱機関、247兆4513億円、35.6%、8兆3787億円増
民間の保険年金、156兆0159億円、22.4%、2兆0860億円増
公的年金、77兆2785億円、11.1%、2兆0891億円増
日本銀行、63兆6520億円、9.2%、1兆4231億円減
海外、50兆2205億円、7.2%、3363億円増
家計、36兆2843億円、5.2%、3275億円増
投信など金融仲介機関、35兆1359億円、5.1%、5兆4242億円増
財政融資資金、10兆8974億円、1.6%、5兆6312億円減
その他、18兆3532億円、2.6%、6243億円減

 参考までに自分で集計を始めてからの、日銀資金循環統計を元にした国債残高の推移は下記のようになっている。一番右の数値は前回比である。(単位、億円)

2002年09月末、5,045,257
2002年12月末、5,228,730、183,473
2003年03月末、5,384,464、155,734
2003年06月末、5,441,370、56,906
2003年09月末、5,437,060、-4,310
2003年12月末、5,545,297、108,237
2004年03月末、5,699,256、153,959
2004年06月末、5,759,771、60,515
2004年09月末、5,993,527、233,756
2004年12月末、6,197,909、204,382
2005年03月末、6,424,669、226,760
2005年06月末、6,613,991、189,322
2005年09月末、6,591,695、-22,296
2005年12月末、6,718,823、127,128
2006年03月末、6,670,712、-48,111
2006年06月末、6,591,136、-79,576
2006年09月末、6,750,991、159,855
2006年12月末、6,760,500、 9,509
2007年03月末、6,735,779、-24,721
2007年06月末、6,619,880、-115,899
2007年09月末、6,735,093、115,213
2007年12月末、6,843,258、108,165
2008年03月末、6,952,890、109,632

(なお上記は、私がエクセルで資金循環勘定速報をもとに再集計したものであり、数値のチェックはしているものの、一部入力ミスしている可能性が皆無とはいえないため、使われる際には、ご注意ください。)
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by nihonkokusai | 2008-06-16 14:00 | 国債 | Comments(2)

「白川日銀総裁は景気と物価両睨みの姿勢を維持」


 6月13日の日銀の金融政策決定会合では、全員一致で現状の金融政策を維持することを決定した。そして、利上げを示唆したトリシェ発言や、インフレへの警戒を強めたバーナンキ議長に続いて、この日の白川日銀総裁の会見の内容が注目されていたが、さすがに協調利上げを示唆するような発言はなく、国内の景気と物価両睨みの姿勢を維持していることを示した。

 白川総裁は「インフレ予想変化するかしないか、金融政策考える、より重要なポイント」とし「景気下振れと物価上昇の両面のリスクを踏まえ金融政策を運営」する姿勢を示した。トリシェECB総裁やバーナンキFRB議長の発言に絡んでは「日米欧で景気と物価の状況は異なる」とし、「各国で同じような政策運営が協調しているということにはならない」と日欧米の中銀が協調して何かを行なうとの見方に釘を刺した。また「為替相場のみ取り上げて評価せず、意識するべきは景気物価全体」との発言もあった。

 ただし、「足元の物価上昇踏まえると、予想インフレ率はたぶん上がっている」、「現状の金融政策は将来の変化に応じて変化していく」、「世界的なインフレ方向のリスクは一段と高まっている」、「消費者のインフレ予想や企業の価格設定行動、より注意深く見ていく必要」として、インフレへの警戒も引き続き強めていることも示した。
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by nihonkokusai | 2008-06-16 10:08 | Comments(0)

「パソコンを購入」


 自宅で使っていたパソコンが時折、調子が悪くなり、そろそろ変え時かと最新のパソコンを購入した。といっても注文したのは4月下旬、届いたのは5月下旬であった。部屋全体の模様替え等もあって、箱に入れたままにしておいたが、14日に模様替えも進んだことで、箱から出してセッティングした。

 今回も結局、コストパフォーマンスの良いマウスコンピューターから購入した。本を出させていただいている出版社の株主だから、というわけではないので念の為。本といえば日銀関係の本がその秀和システムさんから今月下旬に出る予定です。よろしくお願いいたします。

 それはさておき、今回のパソコンのCPUはインテルCore2QuadプロセッサーQ9450(12MB L2キャッシュ/2.66GHz/1333MHz)、メモリーは3GB、ハードディスクは500GB、ビデオカードにGeForce9600G/GDDR3 512MB/DualDVIを搭載し、そこそこの機能を持ったものである。

 ちなみにOSはあまり評判のよろしくないWindows VistaのUltimate SP1。XPでも良かったものの先々を考えるとVistaに慣れておく必要もあるかと。これまで使っていたXP搭載のパソコンも当面は使えるため、当面は 2台を併用していくつもりである。
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by nihonkokusai | 2008-06-16 09:51 | 趣味関心 | Comments(0)
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