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2008年 04月 30日 ( 2 )

「日銀の展望レポート」


 本日、日銀の展望レポートが発表された。金融政策の運営については、まずは2つの柱の点検があり、その前提としての中長期的な物価安定の理解については、消費者物価指数の前年比で0~2%程度の範囲内にあり、委員毎の中心値は大勢として1%程度とした。

 2009年度までの経済・物価情勢について最も蓋然性が高いと判断される見通しは、日本経済は当面減速するが見通し期間全体では概ね潜在成長率並みで推移、コアCPIは均してみれば1%程度で推移する可能性が高いとしている。

 第2の柱子の長期的な視点からは、景気の下振れリスクに最も注意する必要があるが、物価下落と景気悪化の悪循環が生じるリスクは小さいとしており、物価については上振れるリスクがあるが、中長期的な物価安定の理解から大きく乖離する可能性は小さいとしている。ただし、緩和的な金融環境の長期化が経済・物価の振幅をもたらすリスクは、引き続き存在し、経済の減速や下振れリスクの高まりを背景に、金融市場における先行きの利上げ見通しは後退したとしている。

 そしてここがポイントとみられるが、現在のように不確実性が極めて高い状況のもとで、先行きの金融政策運営について予め特定の方向性を持つことは適当ではないと、より中立的なスタンスを明確化した。

 2008~2009年度の政策委員の大勢見通し、政策委員見通しの中央値は2008年度が+1.5%、2009年度が+1.7%、そして、コアCPIは2008年度が+1.1%、2009年度が+1.0%となっている。
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by nihonkokusai | 2008-04-30 16:20 | 日銀 | Comments(0)

「3月の鉱工業生産動向速報値」


経済産業省が30日発表した3月の鉱工業生産動向速報値は、指数水準は106.8(季節調整済)となり、3月の生産指数は前月比3.1%の低下と2か月ぶりの低下(前年同月比は0.4%の低下)となった。生産の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、一般機械工業、金属製品工業等であった。(経済産業省ホームページより)

ちなみに、2月の鉱工業生産指数確報値は5年に1度の基準年の改定があり2000年基準から2005年基準となり、速報値よりも0.7ポイント上方修正され110.2と過去最高となっていた。

同時に発表された製造工業生産予測調査は、4月が0.3%の低下、5月は3.4%の上昇を予測。また、3月の出荷指数は前月比3.9%低下の107.0で、在庫指数は同0.2%上昇の105.6、在庫率指数は同6.7%上昇となっていた。経済産業省はこうした生産の動向について「総じてみれば、生産は横ばい傾向で推移している。」と基調判断を据え置いた。
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by nihonkokusai | 2008-04-30 09:59 | 景気物価動向 | Comments(0)
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