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2008年 04月 25日 ( 4 )

「偶然の一致だとは思いますが」


 債券先物がストップ安となったのは2002年9月18日に日銀が銀行保有株購入の発表を行なったことをきっかけに債券先物が売られて以来となるが、そのストップ安となった翌々日に行なわれた10年国債入札で10年国債としては初めての「札割れ」が発生した。そしてこの日は拙著「日本国債は危なくない」(文春新書)が発売された日であった。

 そして今回2008年4月25日に債券先物は前日比2円を超す下げとなりサーキットブレーカーが働いたのだが、その前日24日に拙著「債券の基本とカラクリがよくわかーる」が発売されたのである。もちろんたまたま偶然ではあろうが、次回、債券関係の本を出す際にはとりあえず注意してみたい。
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by nihonkokusai | 2008-04-25 16:07 | 本の紹介 | Comments(0)

「債券先物一時サーキットブレーカーが働く下げに」

 中期ゾーン主体に大手金融機関からとみられる売りが入り、週末に向けて相場は急落となった。欧米の金融機関の1-3月期決算は予想されたほどの悪化ではなく、また増資等も発表されたことで金融リスク不安も後退してきた。また米国の大手企業決算も予想を上回るものが出ており、米経済指標でもしっかりしたものも出ており、米経済への過度の悲観的な見方は後退した。29日から30日にかけてのFOMCでは0.25%の小幅利下げが予想されているが、これでいったん利下げは打ち止めといった見方も強まった。これを受け米2年債利回りは、一時2.43%と1月18日以来の水準をつけFRBの政策金利の2.25%を上回った。米経済の減速懸念などの影響が国内経済への影響も危惧され、日銀による利下げ観測などもあったものの、そういった見方が後退。このため大手銀行主体に現物の中期ゾーンを外す動きが強まり、それをきっかけに相場は急落した。

 債券はストップロスなどを巻き込み、本日の後場に入りさらに下げ足を速めた。先物は売り気配のスタートとなり、前日比1円17銭安の 135円91銭寄り付き後、一時135円07銭と2円を超す下げとなったことで、サーキットブレーカーが働き一時売買停止となった。前日比2円を超す下げは、2002年9月18日に日銀が銀行保有株購入の発表を行なったことをきっかけに債券先物がストップ安となって以来か。

 ちなみにサーキットブレーカー制度とは債券先物が前日の基準値段から、2円を超えて上昇もしくは下落した際に売買が中断され、15分間後に取引が再開され、債券先物はさらに値幅が1円拡大されるシステムである。ただし14時35分を過ぎた場合には中断措置は行われない。(過去のストップ高安はこちらを参、http://www.tse.or.jp/rules/jgbf/history/a2.pdf)

 13時13分に売買が再開され、いったん買い気配となり135円35銭まで戻したが再び戻り売りに押され、135円も割り込み前日比2円 47銭安の134円61銭まで下げている。現物は5年70回+0.210%の1.260%、2年268回+0.130%の0.850%がヒットされ、10 年291回も+0.130%の1.620%が打たれた。超長期もさすがに売られ20年100回は+0.080%の2.250%、30年28回は+ 0.045%の2.475%に。
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by nihonkokusai | 2008-04-25 14:19 | 債券市場 | Comments(0)

「3月コアCPIは前年比+1.2%、4月東京都区部+0.7%」


朝方発表された3月全国消費者物価指数(除く生鮮)は前年同月比+1.2%とほぼ市場の予想通りとなり、 4月東京都区部消費者物価指数(除く生鮮)は、前年同月比+0.7%となり市場予想の+0.5%を上回った。

ガソリン税の暫定税率の影響で4月はガソリン価格が下落したが、東京都区部は全国に較べてその影響は限定的なものとなったことで、食料品などの価格上昇の影響を大きく受けたかたちとなった。来月発表される4月の全国消費者物価指数はガソリン税の暫定税率の影響を加味して、1.1%あたりになるのではないかとの予想となっている。5月には暫定税率が再び引き上げられることも予想されており、4月の反動もありそこそこ高い伸びになる可能性もある。ただ、これによって日銀の金融政策が大きく左右されることはないとみられる。
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by nihonkokusai | 2008-04-25 10:25 | 景気物価動向 | Comments(0)

「米2年債利回りは政策金利を上回る」


債券先物は24日のイブニングセッションで136円80銭まで売られ、昨年の年末年始を挟んでの債券先物中心限月の136円87銭から137円11銭の窓を埋めてきた。現物10年291回も引け後に1.495%が打たれ、1.5%に接近したが、ここのところ引け後に当日の安値を打たれることが多い。業者のポジション調整の売りとかが入っている可能性もある。24日のイブニングセッションの出来高は7196億円と過去のイブニングセッションの出来高では最高に。24日の米国市場では、5年国債入札が不調だったことなどから米債は大幅続落となった。米時間朝方に発表された新規失業保険申請件数は市場予想を大幅に下回り、同時刻に発表された3月耐久財受注は前月比-0.3%となったものの変動の大きな輸送用機器除く受注額は+1.5%と予想を大きく上回ったこともあり米債は売りが先行し、3月の新築住宅販売件数が市場予想を下回ったことで買戻される場面もあったが、米株の上昇が上値を押さえ、さらに午後に発表された5年国債の入札結果がやや不調と捉えられ、米10年債利回りは一時3.86%と2か月ぶりの水準をつけ、結局前日比+0.09%の3.82%で引けた。米2年債利回りは、一時2.43%と1月18日以来の水準をつけ、引けは前日比+0.17%の2.39%と大幅な下落に。2.39%というのは、 FRBの政策金利の2.25%を上回った。大幅下落の要因としては、米ウォール・ストリート・ジャーナルがFRBは来週のFOMCで0.25%利下げ後に利下げを休止するかもしれないと報じたことも影響した。
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by nihonkokusai | 2008-04-25 08:40 | 債券市場 | Comments(0)
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