牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

2007年 08月 14日 ( 2 )

「常総学院の木内監督現場復帰」


 今年の夏の甲子園大会、茨城代表の常総学院高校は残念ながら緒戦で敗退してしまった。この敗退後、持丸修一監督の退任が発表されるとともに、噂されていた木内幸男氏の監督復帰が明らかにされた。

 木内監督は私の母校でもある土浦一高出身で、母校の野球部監督後、取手ニ高に移ってから1977年の夏に甲子園に初出場を果たし、「のびのび野球」のキャッチフレーズで、1984年夏の甲子園では、あの桑田真澄、清原和博のいるPL学園と決勝戦で対戦し、優勝候補のPL学園を破って茨城県勢としては初めての全国制覇を達成している。

 木内監督は、この優勝後に私立の常総学院に移った。県立高校の野球部監督時代は生活を含めてなかなか大変だったようだが、私立の常総に移ったことで監督業にしっかり専念できる上、選手層にも厚みが加わり、さらに設備等練習環境も大きくかわったとみられる。

 「木内マジック」とも呼ばれた采配には、さらに磨きがかかり、常総学院は、木内氏の監督就任後2年目で甲子園初出場を果たした。1987年夏には今度はPL学園に決勝で敗れはしたものの準優勝、1994年春にも準優勝と、今度は全国優勝にあと一歩が届かなかった。しかし、2001年春の大会で念願の全国制覇を成し遂げた。

 そして、2003年夏の大会、72歳になった木内監督は、この夏の甲子園を最後に監督を勇退することを決めていた。木内監督の最後の意気込みが選手にも通じたのか、はたまた木内マジックが見事に功を奏したのか、この大会決勝では、東北高校の好投手、現在も仕事では活躍しているもののプライベートではお騒がせの、あのダルビッシュを打ち崩して、木内監督自身2度目の夏の甲子園制覇を成し遂げたのである。

このときの監督引退にはご自身の健康上の理由も大きかったとみられるが、その後、2005年には体調も回復し常総学院の総監督として指導を再開していた。今回の夏の大会での常総学院の成績に関わらず、木内監督の現場復帰はある程度、事前に予定されていたものともみられる。先日の今年の夏の甲子園の緒戦も、娘が応援をしに行っていたこともあって、仕事中ながらもちらちらと見ていたが、監督の采配如何では勝てた試合ではなかったかと思う。76 歳という高齢ながらも、甲子園40勝という歴代3位の記録を持った木内監督の現場復帰は、ちょっと期待したい。

木内監督の甲子園での成績は、春の大会出場が7回で13勝6敗、このうち優勝1回、準優勝1回。夏の大会の出場13回で27勝11敗、優勝が2回、準優勝1回。甲子園における通算成績は40勝17敗。この甲子園での40勝は監督として歴代3位の記録となる。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-08-14 14:55 | 趣味関心 | Comments(0)

「日銀の資金吸収」


 13日の欧米の中央銀行は、前週末に続く3度目の資金供給を実施したが、14日に日銀は反対に資金吸収オペを実施した。

 これは15日の積み最終日を控えていたものの、欧米の危機対応の供給オペに呼応して10日と13日に資金供給をしたことの影響とみられる。

 サブプライム問題に端を発する信用収縮懸念などで、日本の金融機関が資金を必要とする状況にあったわけではなく、あくまで市場の動揺を抑えることが、日銀の資金供給の目的であったと推測される。

 日銀は10日、1兆円の即日供給オペを実施したが、「金利上昇を抑えるためのオペで、海外の中央銀行と協調したわけではない」との幹部の発言があったが、短期金融市場にさほど動揺があったわけではない。

 日銀は13日にも、6000億円の即日資金供給オペを2営業日連続で実施した。今回の期日は週末をまたいでの20日となり、ターム物と呼ばれる長いオペを実施した。これは足元だけではなく先行きの資金需給まで意識したものとみられ、市場参加者に安心感を与えるといった目的もあったとみられる。

 しかし、現実にはさほど資金は必要なく、大手銀行などは積み最終日に向けて淡々と積んでいたところに、この資金供給が行なわれたことで、結果として積み急ぐ結果となった。このため、大手銀行は積み最終日に向けて取り手ではなく出し手ともなっていた。

 また、外銀なども欧米での大量の資金供給が行なわれていたこともあり、必要な資金を得るために、円を取ってドルやユーロに変えるといったことも必要はなくなっており、資金の取り手が限られてしまった。

 このため、14日の短期金融市場では朝から無担保コール翌日物のレートが低下し、0.4%近辺で取引が開始されるなど、資金余剰感が強まっていた。日銀は14日の朝に6000億円の即日「吸収オペ」を通知した。ただし、この金額ではまだ余剰感も残るとみられ、現実にオペ後も無担保コール翌日物レートでは0.2%台での取引があり、その後さらにレートは低下し0.1%も割り込んだ。

 12時50分の定例金融調節において、当日2本目の吸収オペとなる即日に始まる1兆円の手形売りオペを日銀は通知した。

 しかし、これによってのレート低下も限定的となり、積み最終日となる15日までは無担保コール翌日物金利は上昇しにくい状況となった。ただし、これはあくまで積み最終日という要因も大きく、16日からは再び無担保コールレートは0.5%台か。ただし、23日の決定会合での追加利上げの可能性も払拭していないこともあって、やや高めでのレート推移となるとも見込まれている。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-08-14 14:08 | 日銀 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー