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「信用維持の難しさ」


 古代において2つの通貨が数百年にわたり使われていたことをご存知であろうか。そのひとつがローマ時代、312年にコンスタンティヌス大帝が発行した「ソリドス金貨」である。ノミスマとも称されたソリドス金貨は中世のドルとも呼ばれているように当時の基軸通貨となり、11世紀末まで東地中海世界の標準貨幣として使われたのである。

 そして、118年に前漢の武帝が発行した「五銖銭」は、唐で641年に「開元通宝」が登場するまで約700年余りにわたり通用し、中国史上最も長期にわたり流通した貨幣と呼ばれている。

 何故、この2つの通貨は数百年にわたって信用を得ていたのであろうか。2007年以降の世界の金融危機を見ても、信用が崩れさるのはあっと言う間であり、その信用を長きによたり維持させることは並大抵のことではない。信用を取り戻すためには、1990年代の日本の事例などを教材にすることも必要だろうが、もっと昔に目を向けてもあらたな発見があるかもしれない。
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by nihonkokusai | 2008-10-17 12:56 | 趣味関心 | Comments(0)
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