「予算執行調査室」
3日の読売新聞は、財務省は各省庁や独立行政法人などが予算を適切に使っているかを点検する「予算執行調査室」を1日付で新設したと伝えている。
「防衛省で起きた防衛装備品の調達を巡る汚職事件の反省などから、主計局の担当分野ごとに分かれていた点検作業を集約し、予算の無駄減らしを徹底させる。調査室のメンバーは専任6人のほか、防衛、厚生労働、農林水産、公共事業の各分野の予算担当者が「予算執行調査官」を務めるなど29人が兼務し、省庁などの会計担当者への聞き取りなどにあたる。」(読売新聞ネット版より)
財務省のホームページの人事情報によると、この予算執行調査室長には「齋藤通雄」氏が就任された。債券市場関係者にはご存知の方も多いと思うが、齋藤通雄氏は国債課の課長補佐時代には積極的に国債管理政策を進められた方であり、私も長きにわたりお世話になっている。齋藤氏には予算執行調査室長としてあらためてご存分に力を発揮していただければと思う。