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「フィラデルフィア連銀製造業景気指数」


 17日に発表された1月のフィラデルフィア連銀景気指数はマイナス20.9と好不況の分岐点ゼロを大きく下回り、12月米住宅着工件数は年率換算前月比- 14.2%と16年7か月ぶりの低水準となった。バーナンキFRB議長は大幅利下げを示唆し、米10年債は前日比-0.11%の3.62%と大幅反発し、 NYダウは306.95ドル安と今年最大の下げ幅となった。

 フィラデルフィア連銀製造業景気指数(http://www.phil.frb.org/econ/bos/)とは、米国の連邦銀行のひとつであるフィラデルフィア連銀の管轄地域であるペンシルバニア、ニュージャージー、デラウエア州の製造業の景況感などを示した指標である。

 非農業部門の就業者数、失業率、製造業の新規受注など11項目から構成され、各項目について1か月前と比較した現状と6ヶ月後の期待を、「良い」「同じ」「悪い」の中から選択させ指数化させたもので、ゼロが生産活動拡大・縮小の分岐点とされる。2007年1月からの指数は下記の通り。 2008年1月の-20.9というのはさすがにマイナス幅が大きいことがわかる。

Jan-07 3.6、Feb-07 0.3、Mar-07 0.2、Apr-07 -0.8、May-07 4.1、Jun-07 17.7、Jul-07 6.9、Aug-07 5.7、Sep-07 9.2、Oct-07 8.4、Nov-07 7.5、Dec-07 -1.6、Jan-08 -20.9

 フィラデルフィア連銀製造業景気指数は、毎月第3木曜日の米東部時間午前10時(夏時間:日本時間午後11時00分、冬時間:日本時間午後12時00分)に発表される。フィラデルフィア連銀の管轄地域に限られるものの、全国の州をカバーするISM製造業景況指数との相関が比較的高く、またフィラデルフィア連銀の管轄地域がニューヨーク市に近いこともあり、ニューヨーク連銀製造業景気指数との相関性も高いともみられている。このため、ニューヨーク連銀製造業景気指数などと合わせて動向を見る必要がある。
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by nihonkokusai | 2008-01-18 09:39 | 景気物価動向 | Comments(0)
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