牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「UFO騒動」

 民主党の山根隆治参議院議員から提出された質問主意書を受け、政府は「UFO」についての具体的事例は確認できていないとする答弁書を発表した。これをきっかけに、町村信孝官房長官は「未確認飛行物体(UFO)は存在する」などと力説するなどあちこち波紋を投げかけている。実際にUFOが襲来した際の防衛を担当する石破茂防衛相は、「存在しないと断定し得る根拠はない」とした上で「防衛省として取り組むことはないが、私個人としては考えてみたい」と、 UFO飛来時の自衛隊の対応について研究する考えを表明。「ゴジラがやって来れば、天変地異のたぐいだから(自衛隊は)災害派遣だ」としながら「UFO襲来になると災害派遣が使えるのか」といった自説をたんたんと述べたそうである。

 こういった官房長官や防衛相の発言などに対し、自民党の二階総務会長は、政府答弁書にサインしておきながら私はいると思うと発言するのはいかがなものか、と苦言を呈したそうである。

 今回の騒動を見ると、どうやらUFOなどのミステリーへの関心が高い政治家がかなりいるようであるが、このUFOの政府の答弁書に対して、米国陰謀説まで飛び出している。つまり、米国はUFOの存在を知っているが、日本政府が仮にその存在を認めてUFOと日本政府が提携でもすれば、米国の脅威となるため、日本政府に存在しないと公式に表明させたというものである。よくある政界絡みの米国陰謀説もここまでくると都市伝説の域も超えている。

 ちなみにピンクレディのヒット曲でも知られる「ユーフォー」という発音は日本語である。UFOは、Unidentified Flying Object(s)、つまり「未確認飛行物体」の略称で英語では「ユー・エフ・オー」となる。昔、UFOという題名の英国製作のSFテレビドラマがあったが、そのオープニングも英語で「ユー・エフ・オー」と発音されている。

 このUFOは別に空飛ぶ円盤である必要はなく、モスラが飛んできても何であるか確認できなければUFOであるし、タイムマシンであっても飛行形態を取るならばUFOになる。どうも今回の騒動では、UFOイコール空飛ぶ円盤と勘違いしている発言も見受けられる。

 ということで、今回のUFO論議はいろいろな意味で興味深い。政府の答弁書はさておき、肝心の質問者が所属している民主党はどういう見解を持っているのであろうか。ただ、あまりこのあたりを突っ込むと、党首討論の議題にまでなりかねないのでこのあたりで抑えておいた方が良さそうである。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-12-21 14:02 | 趣味関心 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー