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「景気動向指数」

 10月の景気動向指数(改定値)は一致指数が70.0%となり、景気判断の分かれ目である50%を7か月連続で上回わりました。6日の速報値の66.7%に比べ上方修正となりました。

 内閣府が発表している景気動向指数は、景気動向を示す複数の指標を使い、3か月前と比較して上昇した指標の割合を示し、これにより景気が上向きか下向きかの方向性を示します。景気に先かげて反応する先行指数、足元景気動向を知るための一致指数、景気の動向に半年から1年程度遅れるとされる遅行指数があります。

 一致指数は景気局面や景気転換点の判断に用いられます。50%が景気転換点の目安となり、一致指数が3か月以上連続して50%を越えているときは景気拡大局面にあるとされ、下回っているときは後退局面にあるとされています。

 すでに発表された経済指標を使うことで、ある程度事前予想が可能なことや、個別の指数をある程度市場では織り込んでいるために、景気動向指数を見て市場参加者にサプライズを与えるといったことはほとんどありません。しかし、景気の動向を知るために政府なども参考にしており、マスコミでも取り上げられることもあり、とりあえずチェックしておいたほうが良い指標です。

 景気動向指数に採用されている指数は、先行指数では、最終需要財在庫率指数、鉱工業生産財在庫率指数、新規求人数、実質機械受注、新設住宅着工床面積、耐久消費財出荷指数、消費者態度指数、日経商品指数、長短金利差、東証株価指数、投資環境指数、中小企業売上げ見通しです。

 一致指数では、鉱工業生産指数、鉱工業生産財出荷指数、大口電力使用量、製造業稼働率指数、所定外労働時間指数、投資財出荷指数、商業販売額(小売業、卸売業)、全産業営業利益、中小企業売上高、有効求人倍率があります。

 遅行指数では、第3次産業活動指数、常用雇用指数、実質法人企業設備投資、家計消費支出、法人税収入、完全失業率です。
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by nihonkokusai | 2007-12-17 14:24 | 景気物価動向 | Comments(0)
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