「来年度の国債発行計画について」
来年度の国債発行計画に関しては、22日に開催された国債特別参加者会合において、理財局から次のような説明があった(議事要旨より)
「平成20年度の新規財源債については、極力抑制できるよう、努力しているところであるが、現段階で確たることは申し上げられない」
「借換債については19年度計画の99.8兆円からは減少する見込み」
「財投債については、発行額は減額の方向になると見込んでいる」
「以上より、20年度の国債発行額は、19年度予算の143.8兆円と比べて、減少するものと見込まれる」
上記のように、税収が伸び並みとなっても、補正予算での国債増発は回避されるとともに、来年度の国債発行についても発行額は抑えられる見込みとなっている。