「労働力調査」
総務省は30日に労働力調査を発表した。これによると、9月の完全失業率(季節調整値)は、4.0%となり、8月の3.8%から0.2ポイントの悪化となった。完全失業率が4%台となったのは今年3月以来となる。就業者は6422万人と前年同月に比べ9万人の減少となったが、減少は12か月ぶり。就業者のうち雇用者数は前年同月に比べ13万人の増加で、こちらは31か月連続の増加。完全失業者は269万人と前月比+17万人、前年同月比は-11万人。総務省は「失業率は上がったが、昨年と比べても雇用情勢は改善傾向にある」としている。