「神様も気づかなかったサブプライム問題」
日経新聞によると、グリーンスパン前FRB議長は米CBSテレビのインタビューで、サブプライムローン問題に触れ、2006年1月末の退任直前まで事態の重大さに気づいていなかったと述べたそうである。
グリーンスパン前議長は、安易なサブプライム融資が横行していたことについては認識していたものの、「2005年の終わりから2006年に入るまで重大さに気づかなかった」と指摘した。この問題を甘く見て、事態を放置してきた責任を率直に認めたと、米CBSテレビのインタビュー内容が伝えられた。
神様もすべてをお見通し、というわけには行かなかったのであろうか。しかし、退任後には住宅問題について警戒するような発言もあったことで、リスクの大きさを再認識したのであろうか。
「金融監督当局が対処するのは極めて難しかった」との弁明もあったが、予防的に措置というのはどの時代でも難しさがある。何事も事が起きてからその重大さに気がつくというのは金融の世界ばかりにあることではない。
そして、グリーンスパン前議長の就任時における2001年から2003年の金融緩和がサブプライム問題の一因になったとの批判に強いが、これについて「誤解だ」と反論したそうである。さすがに「一因」ぐらいにはなっていたようにも思うのだが。
by nihonkokusai
| 2007-09-14 10:45
| 日銀


