「サブプライム問題がさらに拡散」
カナダの格付会社、ドミニオン・ボンド・レーティング・サービシズが、カナダの資産担保コマーシャル・ペーパー(ABCP)発行体17社が、期日をむかえるた債務の借り換え資金調達のため、契約先金融機関に流動性供給を求めたが、もし資金確保が困難となった場合には債務不履行になる可能性があると報じられた。
また、米ファンド会社センティネル・マネジメント・グループが、顧客からの資金償還を停止できるようにと、米商品先物取引委員会(CFTC)に、申し入れたとも報じられた。
スペインのABC紙は、同国の銀行大手サンタンデールが、自動車ローン子会社ドライブを通じて、米国の高リスク融資市場に22億ユーロのエクスポージャーがあると報じた。ザプライム関連資産を保有しているとの報道も。
さらに、米大手投資銀の巨額損失の噂や、大手モーゲージ会社への信用不安の増大などの観測も。