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「受験生必携になるのかDS」


 いまだに人気が続き店頭での購入が難しいとされる任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」。このDSを使った英単語学習の授業が21日、京都府八幡市の中学校で始まったと産経新聞が伝えている。

 反復学習による基礎学力向上を目指し、ゲーム機を道具として使う試みだそうで、昨年度の研究授業では、生徒の語彙数が5か月間で以前の4割前後増える効果が確認されたそうである。

 任天堂といえば京都の会社であり、この実験も京都の中学校ということでなんらかの関係もありそうだが、学習にも有効ではないかと機材関係での任天堂の協力があったのではないかとの勘ぐりなどはさておき、それにしても効果があるのは確かとみられる。

 脳トレブームに始まり、英語学習ソフトといった実用ソフトも売れている。最近の売れ筋としてはたとえば「TOEIC(R)TEST DS トレーニング」というものがある。小学生向けの地理などのDSの学習ソフトも出ているが、それ以上に気になるのが6月7日発売予定の「山川出版社監修詳説日本史B 総合トレーニング」と「山川出版社監修 詳説世界史B 総合トレーニング」である。

 文系の大人の方にとっては懐かしい教科書の名前のはずである。我々の年代もこの教科書の内容をもう一度勉強してみたいと思っていた人も多いのではなかろうか。それよりも現役の学生にとって、復習などに空いた時間を活用できるこのソフトはかなり使えそう。記憶力の効果も確認されたとなれば、 DSはいずれ受験生必携にすらなる可能性がある。

 DSブームは本来のゲームそのものよりも、実用ソフトなど幅広いジャンルで、年代層も幅広く受け容れられているのが特色である。しかも本来ゲーム機なので、その使い方に、うまくゲーム性が取り入れられていることで、実用書などよりも敷居が低く継続性も図られている。「山川出版社監修詳説日本史B 総合トレーニング」がヒットすれば、現在使われている高校の教科書の多くが問題集付きですべてDSのソフト化される可能性もある。

 たとえば英語や社会はこのようにすでにソフト化されているが、古文や漢文なども利用が可能とみられる。理系では計算問題などの取り扱いをどうするのかと、考えてみればDSはゲーム機とは言え列記としたコンピュータである。計算機能をうまく活用すれば複雑な方程式の問題を解くといったことも可能になり。むしろ理系の教科書にマッチするのではなかろうか。

 本などの文字データはデジタル化するとたいへん小さい容量で済んでしまう。デジタル化してしまえば、全部のページをカラーにしようが、写真データも加えようが容量はたいしたことはなく、CG動画を取れいれたゲームなどに比べれば、すでにコンテンツがあるため、開発費用も少ない。あとはどのようにゲーム機能を利用し、辞書や計算、検索といった多機能をうまり組み合わせて、飽きさせないで、便利なものが出来上がるかである。それがうまく行けばニーズはかなりあるとみられる。

 ということで、このDSは、昔、考えられていた万能型携帯コンピュータとして、今後さらに活用の場を広げていく可能性がある。うーむ、完全に任天堂の宣伝になってしまったような気がしなくもないが、我が家では一人一台持っている。
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by nihonkokusai | 2007-05-22 07:58 | 趣味関心 | Comments(0)
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