「つくばエクスプレス一周年」
秋葉原とつくばを結ぶ新線、つくばエクスプレスが開業して、本日一周年を迎えた。初年度は1日平均乗客数が15万人を超えて目標とされた13万5千人を上回り、6月は18万5900人に増えているそうである。私が乗っている朝早い時間帯はそれほど増えたといった感覚はないが、もう少し遅い時間帯はだいぶ混んでいるそうである。営業収益も予想より50億円多い140億円を達成し当初目標を上回ったことで、順調なスタートとなったと言えよう。
それ以上に、大きな人身事故もなく、遅延なども限られていた面ももっと強調されて良いと思う。特に遅延が多くみられた常磐線とは比較にならないぐらいに時間に正確な運転が続いていた。一周年を迎えた今日も、朝方、常磐線は上野から取手間で信号トラブルで運転が止まっていたようであるが、つくばエクスプレスは正常どおりの運行となっていた。
沿線の様子も一年前とは様変わりとなっている。特に何もなかった研究学園駅の近くには一戸建てが立ち並び、マンション建設もまもなくスタートする。スーパーも開業している。みらい平駅前も住宅でうまってきているようである。八潮駅の駅前にはショッピングセンターができ、柏の葉キャンパス駅前にも建設中、守谷駅にもショッピングセンターがあちこちに出来ているようである。まだまだ沿線には空き地も目立つが、次第にマンションなどが立ち並んでくるものとみられる。まさに実写版の「A列車で行こう」といった感じである。
たまたま景気回復期での開通とか、秋葉原への注目度が予想以上に高まっていたこと、ロハスといった自然と親しむ生活といったものが意識されていたことなど、フォローの風が吹いていたことも、第三セクターの鉄道としてはまれな成功例となりつつある要因とみられる。さらに安全性への配慮や料金設定なども影響していたのであろうが、
一年間乗ってきて大きな不満はないものの、しいて言えば座席のすわり心地か。また夜遅くになると、つくば駅行きの本数が少なくなってしまうといったダイヤの見直しもしてほしい。昼間の守谷駅とつくば駅間の間の駅を停車する列車も増やしてほしいとの要望も強いとか。さらに、せっかく筑波山への観光客が増加したにも関わらず、観光シーズンの筑波山までの道路渋滞はやはりかなりひどいため、観光客の印象を悪くしてしまう恐れもある。
なにはともあれ、予想以上に好調なスタートを切っただけに、これからも安全面により一層注意しながら、快適な通勤タイムを維持してほしいものである。
by nihonkokusai
| 2006-08-24 10:29


