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「江の島伝説」


 江の島ついでにもうひとつ。江の島にカップルで行くと分かれるという伝説を聞いたことがないだろうか。ただし、桟橋を渡らなければ大丈夫といったことも言われている。これはどうも片瀬海岸に海水浴に来るカップルを意識して海の家の団体でも注釈を加えたのではないかと勝手に勘ぐってしまうが、それはさておき、この「江の島伝説」についてはどうも都市伝説の類ではないようだ。なんといってもこの言い伝えは江戸時代にまで遡るそうである。

 都市伝説といえば、ディズニーランドに行ったカップルも分かれるとの伝説もある。これは何分、ディズニーランドが日本有数のデートのお決まりコースでもあり、たくさんのカップルが来れば分かれるカップルも多いはず。さらに初デートなどに使われることも多いとみられ、そうなると分かれる確率もそれなりに高まろう。またもうひとつ有力な見方もある。これは、アトラクションはいまだに長時間待ちとなっているため、話すことがなくなってしまった話題の乏しい男性に愛想をつかした女性が多いため、とも聞いたこともある。

 そういった都市伝説もあるが「江の島」についてはどうも別な裏があるようである。「江の島に祭られているのは弁天様なので、彼女連れで行くと弁天様に焼もちを焼かれて、別れさせられる」という解釈もある。確かに江の島に弁天様は祭られているが、それもどうやら言い訳に過ぎない。ではどうしてだろう。

 江戸時代に二所詣というものが盛んになったそうである。お伊勢参りも有名だが、これよりも江戸から十三里と距離が近く、ちょっとした三泊四日程の旅行に都合良いところに多くの人が訪れた。それが現在の神奈川県の大山と江の島なのである。この2つを詣でることから二所詣と呼ばれたそうである。

 さて「夫婦、男女で弁財天に参拝すると弁天様に妬まれて別れや不幸がある」というのは江戸時代からの言い伝えだそうである。それはなぜなのか。実を言えば、現在のように気軽に旅に行けるわけではないご時世、お金を貯めて旅行に行くとなれば、当然、旅先で開放感に浸りたいというのは今も昔も変わらない。特に男性にとってはこのときこそチャンス到来とばかり、途中の保土ヶ谷宿あたりで遊んでいきたくもなる、ようである。しかし、嫁さんを連れていけば遊びたくても遊べない。江の島への参詣に女性同伴はまずい。ということでこういった伝説がどうも作為的に生み出されたそうである。と、江島神社のホームページなどに解説があった。なるほどと思わず納得してしまった。

 現実にはこの江島神社は別れの神様どころか縁結びの神様でもある。さらに江の島の恋人の丘にある龍恋の鐘にも多くのカップルが訪れている。まあ、江の島にデートに行って、もし仮に分かれてしまったら、弁天様に怒られたのかなと自分なりに都合の良い解釈をしても罰は当たらないかもしれない。そうそう、龍恋の鐘に行く際には、その横道に入るところにある土産物屋さんにはぜひ立ち寄ってほしい。恋人の丘につける鍵なども売っているが、ここだけの話、同じお土産でもここは安い。そして80歳になるお元気なおばさんがいるのでぜひ声をかけてください。なんといってもここが我が家が毎年訪れる馴染みの店なのです。
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by nihonkokusai | 2006-08-17 12:19 | 趣味関心 | Comments(0)
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