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「消費者物価指数の基準改定」


 本日、6月全国消費者物価指数は前年同月比+0.6%と発表されたが、債券市場への影響は限られたものとなった。これは事前予想とほぼ同じ数値となったこともあるが、8月の消費者物価指数の基準改定に伴う影響を見極めたいしの見方が強いことも影響していよう。

 消費者物価指数の基準改定は00と05年のつく5年ごとに行われる。現在は2000年基準となっているが、8月25日に2005年基準に改定される予定となっている。これによって、同日に発表される2006年7月の全国消費者物価指数や8月の東京都区部消費者物価指数のほか、2005年1月以降に発表された過去の数値も遡及して改定される。

 今回の改定では34品目が追加され、48品目が整理統合されることで合計で584品目となるとか。追加される品目は、薄型テレビやDVDレコーダー、傷害保険、ダンススクールの月謝、エステティック料金、サプリメントなど。また、対象から外したり他品目に統合されるのはワープロやミシンなど。追加品目には、携帯電話機や薄型テレビのように価格競争が激しい製品が含まれることで消費者物価指数は押し下げられる見方が強い。7月26日の神戸市における講演において須田美審議委員は「消費者物価の前年比については8月の消費者物価指数の基準改定によるマイナス方向の遡及改定幅が-0.3%弱に達する可能性がある」と発言している。
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by nihonkokusai | 2006-07-28 09:40 | 景気物価動向 | Comments(0)
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