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「首相、サミットでデフレ脱却宣言へ」

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 産経新聞は小泉首相が今年7月にロシアのサンクトペテルブルクで開催される主要国首脳会議(サミット)において、日本の「デフレ脱却」を宣言する方向で調整に入ったと伝えた。

 9月の退陣を前に小泉首相がデフレ脱却を宣言するのではないかとの見方は強かったが、消費者物価指数は前年比プラスが続いており、さらに内閣府の試算によると日本経済の需給ギャップが2四半期続けて需要超過に転じていることなど、経済指標ではデフレ脱却宣言の環境は整いつつある。

 その上で5年間の在任において構造改革の成果をアピールためにも、残された大きな課題であるデフレからの脱却宣言を行うものと思われる。政府内にはデフレ脱却についていまだ慎重な見方も根強いようであるが、小泉首相が国際舞台で、日本経済の完全回復を宣言できるよう、関係省庁で調整を進めるそうである。

 市場において、気になるのは日銀のゼロ金利政策の解除の時期とデフレ脱却宣言との兼ね合いかとみられるが、日銀に表面上は政府のデフレ脱却宣言には左右されないとの見方も強いとみられるが、少なくとも政府がその準備をすするられるほどデフレ脱却との意識の強まりを確認するだけでもゼロ金利の解除は可能とみられ、その意味ではあとはタイミングとの認識で良いのではなかろうか。

 日本経済の需給ギャップについては、内閣府の試算では今年1~3月期の需給ギャップはプラス0.3%となり、9年ぶりに需要が2期連続で供給を上回ったと日経新聞が30日に報じている。ちなもに需給ギャップとは、経済の需要と供給の差を示す指標。実際の国内総生産と、国内の工場設備や労働力を平均的に使って生み出せる潜在的な国内総生産の大きさを比べたものである。
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by nihonkokusai | 2006-05-30 14:38 | 景気物価動向 | Comments(0)
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