牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「アノマリー」

「投資信託と個人向け国債がよ~くわかる本」 発売中です。よろしくお願いいたします。

 日銀の福井総裁も「家計部門が国内民間需要の主たる牽引役となっていくと見込まれる」と発言しているように、ここにきて個人消費もさらに伸びてきている兆しもある。個人消費の伸びを主体に景気が回復するような兆候、それはアノマリーと呼ばれるものなのかもしれないが、たとえば野球の読売巨人軍の優勝との関係といったものが有名だが、テレビコマーシャルの女性の肌の露出度と景気の関係もあるとの指摘もあった。

 そういえば、夏に向けてのシーズンということで最近のテレビコマーシャルは水着姿の女性がよく出てくるが、今年はそれがさらに顕著なのだそうである。これは景気回復を反映したものだとの見方があった。ただし、景気が悪いほど大胆な露出ファッションが流行るとの見方もあるため、これは参考程度にしておいたほうが良いかもしれない。

 サッカー・ワールドカップドイツ大会が迫っている。ワールドカップと景気・株価の影響については分析されたものをみたことがないが、今回のワールドカップは前回の自国開催に比べては盛り上がりに欠けるものの薄型テレビが普及期に入りつつあることでその促進剤としての役目は果たしそうである。

 白黒テレビーの波及には昭和34年の皇太子御成婚が大きな要因となったことは有名である。このころは岩戸景気と呼ばれた時代でもあった。またカラーテレビの普及は1964年に開幕した東京オリンピックが大きく影響していた。私も幼稚園時代にお金持ちのお嬢さんのお宅にて開会式をカラーテレビで見た記憶が残っている。我が家に普及したのはそれからずいぶん先になったが。

 アナログテレビから薄型デジタルテレビの切り替えは、白黒からカラーに切り替わったぐらいのインパクトがある。ただし、皇太子御成婚や東京オリンピックのような大きなきっかけがないと普及は加速しない。荒川選手のイナバウワーもワールドベースボールクラシックの優勝も薄型デジタルテレビ普及のきっかけとはならなかった。しかし、もし日本がドイツワールドカップで優勝するようなことがあれば、それもきっかけとなるかもしれない。それはさすがに無理か。ただし、そういったきっかけは予想し得なかったものから起きる可能性もある。個人消費の伸びのためには、この薄型デジタルテレビーの普及も大きな要因となるのではなかろうか。
[PR]
by nihonkokusai | 2006-05-17 10:37 | 景気物価動向 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー