「超長期債への売り要因?」
東京市場でも超長期主体に売りが入り、30年20回は一時12.5毛甘の2.510%までヒットされた。ドイツのモーゲージバンクは、アセットスワップに絡めて日本の30年国債などの買い手のひとつでもあることから、懸念が広がったとも思われる。加えて、これまでフラットニングがかなり進んだことや、15年ゾーンなどへの流動性供給などの観測から、海外投資家主体に今後スティーブニング圧力も強まるのではと見られていたこともあって、やや急激な動きともなったものと見られる。
超長期主体の売りが一過性のものなのか、それともこれから新たな動きとなるきっかけとなるのか、今後の動向次第ではあるがやや注意も必要となりそうである。