「日銀の国債買い」
2001年3月19日 当座預金残高5兆円程度に増額。
2001年8月14日 当座預金残高6兆円程度に増額。国債買入月6千億円ペースに。
2001年9月18日 当座預金残高が6兆円を上回ることを目標に。
2001年12月19日 当座預金残高が10~15兆円程度に。国債買入月8千億円ペースに。
2002年2月28日 当座預金残高が10~15兆円程度に。国債買入月1兆円ペースに。
2002年10月30日 当座預金残高15~20兆円程度に。国債買入月1兆2千億円ペースに。
2003年3月20日 福井俊彦氏日銀総裁に就任。
2003年3月25日 4月1日以後郵政公社の発足に伴い当座預金残高17~22兆円程度に。
2003年4月30日 当座預金残高22~27兆円程度に。
2003年5月20日 当座預金残高が27~30兆円程度に。
2003年10月10日 当座預金残高の目標値の上限を引き上げ27~32兆円程度に。
2004年1月20日 当座預金残高が30~35兆円程度に。
2005年5月20日 なお書き修正
10月20日の参院財政金融委員会においても、「政府に対し直接ファイナンスする意図は一切持たないことが大事」といったコメントもあったように、福井総裁は、財政問題に組み入れられることは極力避けていると思われる。そして、国債買入は量的緩和解除後も簡単には減額できないであろうことを就任時より認識していたものとも推測されるのである。