牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

AndroidかAppleか。この戦いに勝者は、居るのか

 パソコンの歴史を振り返ると、そのスタートはAppleであった。日本ではNECのPC8001あたりがスタートであった。当初は私も含めて非常にマニアックな人間の一部が娯楽道具として購入した。しかし、それがIBMやPC9001のパソコンの出現により、実務に耐えられるものが出てきた。ウインドウズの出現により汎用性を身につけたパソコンはその後普及を一気に拡大させた。高機能を誇りながらも高級志向を目指した老舗のAppleは、普及という面ではウインテル陣営に敗北した。しかし、そのAppleは携帯型音楽プレーヤーで息を吹き替えし、それがiPhoneやiPadでの成功に繋がる。そして、パソコンの時と同様に、スマートフォンにおいても、Appleに対抗して今度はWindowsではなくAndroidが頭角を現して、普及を拡げつつある。

 携帯電話でのスマートフォンとタブロイドの普及が本格的に拡がるのかどうかは、今年の動きが大きなポイントとなりそうである。パソコンとは大型コンピュータを手近なものにしたことが普及の原動力となった。それに対してそのパソコンをより使いやすくしたものがスマートフォンでありタブロイド型パソコンであろう。パソコンも単体での活用からネットの普及により、その用途がまた変化したが、スマートフォンでありタブロイド型パソコンは元々、ネットの利用を前提としている。ネットでの利用とパソコンが持っている汎用的な機能を合わせ、いわゆるクラウドという形態での利用が可能となる。

 潜在的な普及力という意味では、パソコンでのウインテルのようにAndroidに分がありそうであるが、Appleも同じ歴史は繰り返したくはないであろうし手は打ってこよう。しかし、多目的なニーズに応えうるタブレット型パソコンを作れるのはAndroid端末を作っているメーカーであろうか。例えばAppleの製品には過去、あまり防水を意識した製品はない。防水やタフさを意識した端末を得意とするのはカシオやシャープなどの日本のメーカーである。また、価格面からもAndroid端末の方がより安価になりうる。さらにソフトについても、Androidの方が障壁が低い分、入りやすい。もちろん障壁が低いとなれば、著作権などの問題が生じる可能性もある。

 これらから感じるのは、普及で言えば将来的にはAndroidが勝つ可能性が高そうということである。もちろん今後の状況次第であり、Appleが勝者になるか、もしくは共倒れとなる可能性もないとは言えない。もしAndroidが勝ったとして、そして、それによる勝者はいるのか。パソコンでの勝者となったマイクロソフトにあたるのは、グーグルであろう。そして端末そのものは普及品と化してしまうことで、厳しいメーカー間のシェア争いが待ち受けていそうである。しかし、新興国向けのニーズなどを組み込んだ製品が一気にシェアを拡大する可能性があるのは携帯電話と同様である。日本のメーカーも相手先ニーズに対して、持っている技術力をうまく組み合わせれば、グローバルなシェアの拡大もできるはずである。

 私はこういったデジタルデバイスの専門家ではない。しかし、パソコンはNECの8001から購入して遊んでいたデジタルデバイス好きである。以上の意見はそのデジタルデバイス好きのひとつの見方として捉えていただけるとうれしい。


*** 「牛さん熊さんの本日の債券」メルマガ配信のお知らせ ***

「牛さん熊さんの本日の債券」を10月1日からメルマガで配信しております。
登録申込当月分の1か月は無料でお読み頂けます。
価格は税込で月額1050円です。ご登録はこちらからお願いいたします。
http://www.mag2.com/m/0001185491.html
[PR]
by nihonkokusai | 2011-01-10 09:15 | 趣味関心 | Comments(2)
Commented at 2011-01-10 10:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nihonkokusai at 2011-01-10 17:32
ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31