「中国からの日本国債への投資がさらに増加傾向に」
ちなみに、この数字は財務省のサイトの中の国際収支(http://www.mof.go.jp/1c004.htm)の中の、対内・対外証券投資(速報)のPDFファイルの対内証券投資(地域別内訳)に記載されている。
すでに今年1月から4月の間の中国による日本国債の買越額は短期債で5177億円、中長期債は234億円の買い越しとなっていたが、5月単月で1~4月分を短期債、そして中長期債ともに上回っていた。
また、6月はさらに中長期債の買い越しが増加しているとの市場観測もあり、中国による日本国債への投資が積極化しつつあることが伺える。今後の海外投資家による日本国債投資を見る上で、急激に中国が存在感を強めつつある。