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菅首相と債券相場

 鳩山首相の辞任により、4日に民主党代表選挙が実施され菅財務相が後任に選出された。この日の午後に衆院本会議で菅財務相が第94代首相に指名された。これまでの菅財務相からは、2011年度の新規国債の発行額を今年度の44.3兆円以下に抑制する考えを示すなど、財政規律を守る姿勢を示しており、これは債券相場にとってはプラスの材料となる。しかし、消費税の増税を含めて、どこまで財政再建に切り込めるのかは未知数である。後任の財務相人事などを含めた内閣人事の状況をまず確認したい。

 ここにきての債券相場は株高などから売られる場面もあったが、現物債への投資家の押し目買いなどにより、下値も限られ比較的堅調地合いが続いている。特に中期ゾーンには銀行などからの押し目買いが入っていると見られ5年88回債利回りは0.385%と2003年8月以来の水準まで買い進まれた。菅首相の誕生により、日銀に対しては政府からの緩和圧力がさらに強まるのではないかとの見方などもあったとみられる。また、6月の国債償還などもあり、国債の需給もタイトとなり、今後さらに現物債が買い進まれる可能性もある。中期ゾーンから長期ゾーンにかけても買い進まれ、10年債利回りは1.2%の前半を試す場面もありそうである。
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by nihonkokusai | 2010-06-05 10:35 | Comments(0)
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