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「純債務のGDP比」

1月22日付けの日経新聞によると日本の資産を引いた純債務のGDP比は先進国で最悪水準になったことが経済協力開発機構(OECD)の2009年12月時点でのまとめでわかった。

早速、OECDのサイトから「OECD Economic Outlook No. 86 Annex Tables - Table of Contents」を確認してみた。

http://www.oecd.org/document/61/0,3343,en_2649_34573_2483901_1_1_1_1,00.html

純債務のGDP比はこの中の「Fiscal balances and public indebtedness」からデータが取れる。「General government net financial liabilities」がそのデータとなり、これをみると日本の一般政府ベースの純債務のGDP比率は2010年に104.6%と初めて100%台に乗せるとともに、イタリアの100.8%を抜いてG7諸国中最悪となった。他のG7諸国では米国が65.2%、英国が59.0%、ドイツが54.7%、フランスが60.7%、カナダが32.6%

今注目されているギリシャは2010年は94.6%だが、2011年予測では101.2%となり100%台入りする。2011年予測の日本の112.7%とイタリアの103.4%とギリシャの101.2%がまさに債務三兄弟といったところか。

すでに日本は総債務残高のGDP比率が1999年に先進国中最悪となっていたが、純債務でも最悪となり、日本の財政が極めて深刻な状況にあることをあらためて示した格好となった。
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by nihonkokusai | 2010-01-22 13:51 | Comments(0)
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