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「二次補正による実質的な国債の発行額は9兆2005億円」

 政府は15日の閣議で、2009年度第2次補正予算案を決定した。緊急経済対策の歳出規模で約7.2兆円となった。第2次補正案では税収が見積もりを大きく下回り、当初予算比で過去最大の約9.2兆円分を下方修正した。減収分は9兆33420億円の国債の増発で補てんされる。

 借換債の発行が予定より減ったことため、実質的な国債の発行額は9兆2005億円となる。この約9.2兆円のうち第2非価格競争入札の見直しで約1.4兆円、前倒し債の減額で約2.6兆円をカバーし、カレンダーベースでの市中消化額は5.2兆円となる。この内訳は30年国債を0.6兆円、6か月物TBを4.6兆円の増発で対応する。

 2009年度の歳出規模は102兆5582億円、新規国債の発行額は53兆4550億円に膨らみ、国債の相発行額は158兆4049億円となる。この結果、国債依存度は2008年度の39.2%から52.1%に上昇し、過去最高であった2003年度の42.9%も上回った。基礎的財政収支も二次補正後は過去最悪の約34兆円の赤字となる。

 そして、2009年度末の国と地方の借金合計は825兆円に膨らみ、GDP対比で171%と2008年度末の156%からさらに悪化する。(http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/siryou/sy2112g.pdf)

 また、来年1~3月の流動性供給入札の対象銘柄も発表された。毎月、残存期間5年~15年程度の銘柄と残存期間15年~29年程度の銘柄をそれぞれ3000億円程度。そして、国債整理基金による買入消却のための入札予定としては、15年変動利付国債を毎月1000億円、10年物価連動国債を毎月2000億円ずつとなる予定。
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by nihonkokusai | 2009-12-16 10:33 | Comments(0)
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