牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「4~6月期GDP一次速報値は年率でプラス3.7%」

 朝方発表された4~6月期GDP一次速報値は前期比プラス0.9%、年率でプラス3.7%と5四半期ぶりのプラスとなった。これはほぼ市場予想に近いものとなったことで市場への影響は限られた。

 内容を見てみると内需の寄与度はマイナス0.7ポイントであったが、外需の寄与度はプラス1.6ポイントとなり、中国向けなどの輸出の回復が大きく影響した。また、実質個人消費は前期比0.8%増となり、政府によるエコカー減税やエコポイントの効果があった。また、実質公共投資前期比8.1%増となり、この伸びは1998年10~12月以来の高さとなったが、政府による経済対策がGDPの回復に大きく貢献したことも確かである。

 実質住宅投資は同9.5%減、実質設備投資は同4.3%減となった。実質民間在庫寄与度はマイナス0.5ポイント。そしてGDPデフレータは前期比0.5%上昇、内需デフレータは1.7%下落に。

 1~3月期のGDPはマイナス11.7%に上方修正されたことで、GDPでは昨年10~12月期が過去最悪となった。また、2008年度の実質GDP成長率はマイナス3.2%、名目でマイナス3.5%となった。

 7~9月期も政府による対策効果などから引き続きプラスとなる可能性があるが、それが息切れとなった際に落ち込みをどの程度防げるのか。欧米の経済も政府の対策により回復基調を見せているが、この回復が本格的なものになるかどうかは、政府の対策や日銀の政策などを起爆剤にしての民間企業の本格的な回復に繋げられるかどうかが鍵となりそうである。
[PR]
by nihonkokusai | 2009-08-17 09:46 | 景気物価動向 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー