「つくばエクスプレスの1日平均乗車人数が目標27万人を突破」
ここにきて定期利用者が増加基調にあり、4月には定期利用が17.5万人と1.1万人増加したそうである。ただし、2008年3月期はまだ約19億円の最終赤字で、累損は225億円にのぼる。
昨年夏に混雑緩和を目的に新車両を投入するなどしており、当面は赤字が続くと予想されている。しかし、予想を上回る乗車数となっていることで、「20年で黒字化、40年で累積赤字解消」との目標達成も可能ではないかと思われる。
ただし、ここにきて景気悪化の影響で特に茨城圏内の沿線のマンションの売れ行きがやや停滞気味ともみられており、不透明要素もないわけでもない。しかし、確かに日々乗客が増加していることは実感している。
なんといってもそのスピードによる利便性もさるものながら、今だに事故が発生していないという安全面が乗客増加に大きく寄与しているものと思う。