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「景気に対する政府と日銀の見方」

 政府は25日に公表する5月の月例経済報告において、景気の基調判断を4月までの「急速な悪化が続いており、厳しい状況にある」との判断から「悪化のテンポが緩やかになっている」へとし、2006年2月以来3年3カ月ぶりに上方修正する見通しとなった(日経新聞)。悪化が続く雇用情勢の判断は下方修正するものの、下げ止まりの動きが出てきた輸出に加え、3月の鉱工業生産速報は前月比プラス1.6%と6か月ぶりのプラスとなるなどしたことで生産の判断が上方修正される。

 また、明日の日銀の金融政策決定会合後に発表される金融経済月報では、景気の現状判断を4月までの「大幅に悪化している」から小幅に上方修正する可能性がある。生産の下げ止まりなどで景気の悪化ペースが和らいでいることなどによるとみられるが、ただ、あくまで下げ止まりの兆しが見えたに過ぎないことで、上方修正したとしても小幅にとどまる可能性もある。これで完全に底打ちしたとは断言できず、まだまだ下振れリスクもあるため、日銀としても慎重に対応すると思われる。
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by nihonkokusai | 2009-05-21 09:14 | 景気物価動向 | Comments(0)
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