「土に触れる」
家の庭はそれほど大きいわけではないものの、家庭菜園用の畑とあわせるとそれなりに面積があるため時間もかかり、週末こつこつやったとしても一回りするのに一月ほどかかる。そのうち最初に草をとったところに新たな草が生えてきており、まさに堂々巡り状態。植物の成長は本当に早い。昨年は、夏場にかけて草取りをサボったことで庭や畑がまさにジャングル化してしまい、電動草取り機を購入せざるを得ない状態となった。その反省も踏まえ、今年は堂々巡りしながらなんとかジャングル化は防ぎたい所存。
ある研究によると、人間は外で土いじりをしていると心理的にリラックスするそうである。気分転換にはなると思っていたが、心理的な効果も大きいことが実証されているとか。そもそも人間は生物であるのに変わりなく、本来は土とともに生活していたはずである。しかし、特に都会に住んで都会で働いていると土つのものに触れる機会が少なくなってしまうことで余計にストレス社会となってしまっているのではなかろうか。
幸いにも我が家には土に触れられる場所がある。健康維持のためにも、なるべく土に触れる時間を多く持ちたいとも思う。そういえば「土」という小説を書いた長塚節は茨城県の出身であったような。