牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

「岩田日銀副総裁発言」

 8月27日にカンザスシティ連邦準備銀行主催のシンポジウムにおける岩田副総裁講演の内容が日銀のホームページにアップされた。この中で、岩田副総裁は「金先を見ると、市場参加者は現行の金融政策が1年以内に終わる可能性が大きいようだ」とし、その上で、「量的緩和解除の条件を満たすには長い時間は必要としないと言い得る段階に達した」と指摘した。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-13 13:39 | 日銀 | Comments(0)

「2005年4-6月期GDP改定値は年率3.3%増に上方修正」

 12日発表された2005年4-6月期GDP改定値は実質で前期比0.8%増、年率換算で3.3%増となった。8月に発表した速報値に比べ0.5ポイント(年率換算で2.2ポイント)上方修正された。実質0.8%成長のうち、内需はプラス0.6%、外需がプラス0.2%。名目GDPは前期比+0.4%、年率で+1.7%(速報値はともに0.0%増)に上方修正された。

 設備投資は前期比3.6%増となり全体を押し上げたが、改定値には今月上旬に公表された法人企業統計などの結果が反映されており、統計手法見直しによる影響が今回の大幅な上方修正の要因となった。これを売け、踊り場からの脱却も数値で裏付けられた格好となった。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-13 13:37 | 景気物価動向 | Comments(0)

「井上あずみさんのコンサート」

 「つくばスタイルフェスタ2005プレイベント」という催し物で、11日に井上あずみさんのコンサートがあるというので行ってきた。朝8時に選挙を済ませ車で谷和原町に向かう。つくばスタイルフェスタということで、当初TXに乗っていくつもりであったが、大きな駐車場もあるというので急遽クルマで出かけることにした。

 会場はTXの「みらい平駅」前にある。コンサート会場といっても仮設テントみたいなものであり、前もって関係者の方に問い合わせたところ早めに行って席を確保しておいたほうか良いと言われ早めにでかけ、10時の開場前についてしまったが、フリーマーケットなどは始まっていたので、12時半のコンサートまでは娘達も十分に時間をつぶすこともできた。

 井上あずみさんの名前を知らなくても、たぶん日本人ならばまず彼女の歌を聴いたことがない人は少ないのではなかろうか。特に小さな子供がいる家では何度も彼女の歌は耳にしているはずであり、ある意味国民的な歌手といっても過言ではない。

 その井上あずみさんの歌とは「となりのトトロ」の主題歌や「さんぽ」、そして「天空の城ラピュタ」の「君をのせて」など宮崎駿監督の代表作品に使われた久石譲さん作曲の歌である。これを歌っていたのが井上あずみさんなのである。

 我が家にもトトロなどは、テレビで放映されたものを録画したものなどがかなり残っている。先日も三女がビデオテープを引っ張り出して見ていたのだが、それは9年前ごろに放映していた「となりのトトロ」であった。

 一度は本物の歌を娘達に聴かせたいと、今回出かけてきたのである。「となりのトトロ」の映画が公開されたのが1988年。あれから17年以上も経過しているものの、透き通った歌声は当時とあまり変らなかった。無料のコンサートということもあり、代表曲を5曲ほどであったが、すべての曲をCD などでも何度も聴いていた娘達も本物を生で聴くことができてなかなか感動的なものとなったようである。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-12 14:35 | つくばエクスプレス | Comments(0)

「自民党が歴史的大勝」

9月11日に投票が行われた衆議院選挙では、自由民主党が絶対安定多数(269議席)を大きく上回る296議席を獲得し、公明党と合わせた与党全体の議席が総定数の三分の二(32議席0)を超す圧勝となった。

昔ながらの自民党では改革を叫んでも無理との認識から、多少でも期待できるかと民主党を支持していた基盤が、小泉首相の郵政民営化反対派への対応などを見て大きく揺るぎ始めた。改革するなら民主党しかないという選択から、自民党も改革ができるのではないかとの期待に変ってきた。

改革のネックとなっていた者たちが郵政民営化という篩いにかけられ落とされていった。しかも刺客を立てるなど改革を阻むものは許さじとの小泉首相の姿勢に共感する人たちが増加し、今回の自民党の大勝に繋がった。

この結果を受けて自民党は真の改革政党になれるのか。国民も厳しい目を持ってチェックしていかなければならない。改革は痛みが伴うし、その痛みは当然国民に向けられる。

これまでの道路公団や郵政民営化についても最後は妥協の繰り返しになっていた。本来ならば、骨抜きとか言われるものではなく根本的な改革を実行する必要がある。国民もそれをある程度許容しても良いというのが今回の答えであろう。自民党がこれまで築き上げた既得権益の構図をどこまで自ら打破できるのか。それが中途半端なものとなれば次ぎの国民の神託が待っている。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-12 12:52 | 国債 | Comments(0)

「TXレポート その5」

 首都圏新都市鉄道によると、9月1日から7日までの、つくばエクスプレスの乗客数は合計約76万人だったそうである。営業初日の8月24日から一週間は約105万人が乗車したが、夏休みも終わり、一般通勤、通学客が主体となったためと思われる。

 朝夕の通勤時間帯の混雑度はあまり変化はなかったように感じたが、家族連れなどは見かけなくなり、朝の秋葉原からの下り列車の乗客数もだいぶ減っていたことなどから、一日あたり10万人程度まで落ちたかなと勝手に推測していたが、実際には1日から7日までの一日平均は約11万人となったようである。目標まであと一日あたり2万人。学生など思いのほか少ないようにも感じられ、定期の切り替え時期などによってはTXへ乗り換えてくる人も今後は多少なり増えてきそうである。

 そういえば、TXに乗り込もうとしていた女子大生らしき二人連れが、ふと漏らした言葉にちょっとびっくり。「この電車だと、鳩ちゃんに会えないのよねえ・・・」。たしかに上野駅には鳩が多いが、ピカピカのTXの秋葉原駅には鳩はたぶんこないかと。しかし、秋葉原の地下駅改札近くに、雨漏り注意の張り紙を今朝見つける。「おおっ、上野駅に似ているじゃん」とも思ったが、これほどの地下で雨漏りって、なんか恐さも感じたのだが。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-09 14:45 | つくばエクスプレス | Comments(0)

「来年4月あたりか」

 日銀は9月の金融経済月報において、「先行きについても、景気は回復を続けていくとみられる。」とし、「一方、消費者物価の前年比は、需給環境の緩やかな改善が続く中、米価格のマイナス寄与が剥落していくことや、電気・電話料金引き下げの影響が弱まることなどから、年末頃にかけてゼロ%ないし若干のプラスに転じていくと予想される。」としており、この予想通りとなれば来年早々にも量的緩和解除の条件が揃いつつある。

 量的緩和解除にとっての絶対条件のひとつは、コアCPIがまずはゼロ以上になることである。年末にかけて特殊要因の剥落によりプラスなると日銀も予想しており、その可能性は極めて高いものと見られる。7月あたりからの可能性も考えていたがまだ前年比-0.2%となり、前年比プラス確認は 10月以降となりそうである。仮に10月の数値からプラスとなった場合、1月末の12月全国CPIの発表を見て3か月連続と確認されよう。

 問題はどの程度で今後プラスが継続していくと確認できるのかという面にある。これはCPIのプラス幅にもよるが期間としては3か月では物足りず、さりとて6か月ではやや個人的には待ちすぎになるかと勝手に予想する。そうなれば、3月末に2月の数値が発表されることで、仮に10月からプラスとなれば、5か月連続のプラスとなる。3月決算に大きな問題が生じなければ、それなりのプラス幅も確認した上で、4月に入ってからの金融政策決定会合において、量的緩和解除について検討されるのではないかと予想している。

 ちなみに今後の金融政策決定会合の開催予定は下記の通り。

2005年10月11日(火)・12日(水)、10月31日(月)、11月17日(木)・18日(金)、12月15日(木)・16日(金)

2006年1月19日(木)・20日(金)、2月8日(水)・9日(木)、3月8日(水)・9日(木)
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-09 13:01 | 日銀 | Comments(0)

「ROKR(ロッカー)」

 噂されていたiPodの機能がついた携帯電話が発売されるそうである。アップルはモトローラと音楽プレーヤー一体型の新携帯電話を共同開発したことを発表した。名前はROKR(ロッカー)」だとか。約100曲程度の音楽の保存が可能という。ハードティスク内臓ではなくiPodシャッフル程度のメモリー容量のようである。

 iPodの強力なライバルとなりそうなのが携帯電話であるとも言われており、それを見越して、先んじて携帯電話でもiPodブランドで勝負しようとの目論見のように思われる。機能性は問題なさそうだが、やや容量が少ないような気もする点と充電池の持ちなどが気になるところ。

 それよりも、やはり注目はデザインにあると思われる。モトローラではなくアップルが全面的にデザインに関与していれば、かなり洗練された携帯電話が期待され、それだけでも爆発的に売れる可能性がある。iPodも何よりそのデザインが人気に繋がった大きな要因とみられるためである。しかし、写真を見る限り残念ながらモトローラ系の悪いデザインが目立ち、iPodのような衝撃はないように感じる。携帯電話だとデザイン的に無理もあろうかと思うが、そこをなんとかアップルに覆してほしかったとやや期待が強すぎたのかもしれない。

 そしてさらにアップルは名刺より小さい「iPodナノ」を発売するそうである。ナノといえば任天堂のゲームボーイミクロというのも発売されていたが、世の中は今度はミクロやナノブームとなるのであろうか。「iPodナノ」は1回の充電で14時間連続再生が可能とのこと。ソニーのライバル製品がかなり意識されたようである。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-08 10:02 | 趣味関心 | Comments(0)

「テロにご注意?」

熊「作者がなんか、やられた、とか言っている」
牛「米シカゴ連銀のマイケル・モスコウ総裁のコメントか」
熊「どうもそうではなくて」
牛「サッカーかなあ、でも日本は始めて南米の国に勝ったし」
熊「びっくりしたのはアップルがiPod内臓の携帯電話を発表したことだって」
牛「iPod内臓もすごいけど、問題はデザインやな」
熊「そうそう、それによっては爆発的に売れる可能性すらあるぞ」
牛「iPodもその機能性などよりデザインが人気の大きな要素になっている」
熊「作者も見せびらかすときだけiPodで通常は別の音楽携帯を使ってるし?」
牛「それで米国株は上昇したんか」
熊「いや発表は引けたあとだったし、原油価格の急落とかが効いたんじゃねえか」
牛「ベージュブックでも7月と同様に景気は多くの地域で拡大傾向にあるとも」
熊「そのベージュブックでもガソリンなどエネルギー関連価格の上昇にコメント」
牛「シカゴで開催の先物業界の会合で講演米シカゴ連銀のマイケル・モスコウ総裁は」
熊「インフレを十分に抑制された状態を維持するには適切な金融政策が必要だと」
牛「ハリケーンで大きな被害を受けたにもかかわらず、利上げ継続を示唆とも」.
熊「9月20日のFOMCはさすがに利上げは見送られるだろうとの見方もあっただけに」
牛「米債は下落し10年債は4.165%まで一時売られたようや」
熊「これを受けてさすがにLIFFEの円債先物も9月限は140円割れ」
牛「その債券先物の9月限は今日が売買最終日」
熊「9月限への買戻し圧力も後退しそうだな」
牛「中心限月も12月限に移行、上記の先物データはすでに12月となっています」
熊「CMEの日経平均先物も12月は12635円とそこそこしっかり」
牛「ただしここ数日の日経平均はやや上値も重くなっており」
熊「海外勢もやや買い圧力を弱めているのだろうか」
牛「まあ選挙も控えている上、選挙前のテロへの懸念なども噂されているし」
熊「日本もテロの標的かなんて記事もあり、親米派小泉さん有利と伝えられているし」
牛「そして日銀の金融政策決定会合も開催」
熊「賛成多数での現状維持となるんだろうな」
猫「そのあとの福井総裁の会見の内容なども注意ね」
熊「そうそう、機械受注の発表も午後あるんだな」
猫「材料はたくさんありそうだけど」
牛「相場も上値が重そうやけど、動くかなあ・・・」
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-08 08:55 | 債券市場 | Comments(0)

「バランサーとしての武藤副総裁」

 2日の日銀武藤副総裁の発言を見て、副総裁のスタンスが変化したとかの見方があったが、それは違うものと思われる。武藤副総裁は極めてニュートラルな立場にいて、なおかつ日銀のスタンスへの思惑がマーケットなどで強まった際には、そのバランスを戻す方向での発言などをしている。今回のブルムバーグでのコメントにしても、米国ハリケーンの影響により米利上げ継続困難といった見方から日銀も量的緩和解除には踏み切れないとの思惑も強まった。そういった思惑を多少なり打消し、裁量が狭められるような状況は未然に防ごうとしたものとも考えられる。反対に6月23日の会見においては、量的緩和解除の可能性は徐々に高まるとの見方にややバイアスがかかりすぎてしまったものを調整してきたものと見られる。

 武藤副総裁の本音がどこにあるのかはつかみづらいが、当面の間はバランサー(調整役)としての立場を維持しもマーケットにややバイアスがかかり過ぎた際などには比重を反対に移すことによって調整を行う立場をつ続けるものと思われる。

 福井総裁が日銀のプロパーであることもあり、また景気に対しても強気の姿勢を示していることでややタカ派的と思われるようなコメントも多くなりがちであり、その意味での調整も行っているものと思われる。

 さらに前事務次官という立場から首相官邸や財務省には太いパイプも持っているものと見られ、政府や財務省との調整役との立場もある。

 そして、福井総裁とはこと以前にもコメントしたように金融政策に関しては一枚岩であることも確かであり、福井総裁が決断したことに対してはそれに反対することなくフォローしてくる立場にもあると思われる。量的緩和解除を行う際には心強い参謀役の立場にもなるのではなかろうか。総裁をフォローするという点については、政策的にやや総裁とは意見を異にすると思われる岩田副総裁も同様であろう。

 それにしても、ここまでバランサーに徹する武藤副総裁というのもある意味すごい人物でもある。時期総裁との声も強いが、日銀内部からの評判も高いとも聞く。しかし、武藤副総裁が、もし日銀総裁になってしまうと、私にとっては日銀のスタンスが非常に読みづらくなってしまことも確かであり、ちょっと困るかもしれない。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-07 17:07 | 日銀 | Comments(0)

「マーケットサバイバルより」

 拙著「マーケットサバイバル」に下記のようなことを書いた。

 「昔の話しになりますが、ミシシッピー川の水位が低下しているというだけで、日本の債券が売られたということが実際にありました。当時、円債は米国債の動向と非常に連動性が高かった事がまず第一の原因です。そして、その米国債は非常にインフレに敏感になっておりそのインフレを示す代表的な指標としてCRBという指標が注目されていました。そのCRBインデックスは穀物相場に比重が大きくかけられていたのです。穀物相場は当然、天候等に左右されやすい。アメリカの穀倉地帯はミシシッピー沿岸です。そのミシシッピー川の水位が低下しているということは、雨が降らずに水不足ということを示しています。そのために穀物の収穫量が落ちる、そしてCRBインデックスが上昇、米国債が売られ、日本の債券も売られるといった、まさに風が吹けば桶屋が儲かる的な発想でした。今考えるとなんでそんなものを注目していたんだと思うことでも、当時はみな真剣にミシシッピーの水位を気にしていたのです。」

 これを覚えておられるマーケット参加者もかなり少なくなったのではなかろうか。しかし、今回のハリケーン「カトリーナ」によって大きな被害を受けたのは、まさにこのミシシッピー川沿岸である。メキシコ湾岸の石油関連施設への影響から一時原油価格が急騰していたが、気をつけておかなければならないものとして穀物への影響などもあろう。

 それにしても、ニューオーリンズを中心に数千人の犠牲者が見込まれるというこの被害の原因究明も急がれる。むろんハリケーンによる直接被害が大きかったのも事実だが、初動の遅れなども指摘されている上に、政府や州、市などでの責任のなすりあいも行われているとか。今回は米国の貧富の差といった問題も根底にある。未曾有のハリケーン「カトリーナ」は甚大な被害をもちらすとともに、このような米国の抱える国内の問題も浮き彫りにさせたものと思われる。
[PR]
# by nihonkokusai | 2005-09-07 14:02 | 国際情勢 | Comments(2)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31