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「2005年6月末現在日本における国債所有別内訳」

 2005年4-6月資金循環勘定速報が日銀から発表された。このうち家計の金融資産は1433兆円と1979年度末の調査開始以来の最高額を記録した。今回もこれをもとに、2005年6月末現在日本における国債所有別内訳を算出してみた。

2005年6月末の国債残高と、そして全体に占めるシェア、3月末比(億円)

合 計 、661兆3991億円、100.0%、+189322

民間預金取扱機関、128兆0637億円、19.4%、 +9582
郵 便 貯 金   、108兆4931億円、16.4%、 +34887
日 本 銀 行   、 94兆4451億円、14.3%、 +20032
民間の保険年金  、 79兆2334億円、12.0%、 +27111
公 的 年 金   、 57兆3689億円、 8.7%、 +36899
簡 易 保 険   、 54兆0815億円、 8.2%、 -2834
財政融資資金   、 47兆8739億円、 7.2%、 -9170
海     外    、 33兆2953億円、 5.0%、 +58860
金融仲介機関   、 24兆3790億円、 3.7%、 -7270
家     計    、 23兆9331億円、 3.6%、 +25593
そ  の  他    、 10兆2321億円、 1.5%、 -4368
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# by nihonkokusai | 2005-09-15 13:04 | 国債 | Comments(0)

「絶妙のパス回し」

 日銀の総裁と副総裁を合わせて執行部と呼ぶことがある。そしてまたこの執行部は「一枚岩」と表現されることがある。日銀の金融政策を決定するのは、この執行部の3人に審議委員の6名を加えた9名の多数決で行われる。この多数決においては執行部の票が割れることは考えられない。これについては、総裁と副総裁の意見や見方が本来異なるはずで、おかしいのではないかとの意見もあったが、執行部の3人は日銀を代表する立場にもいる。このため、途中で意見を戦わせることはあったとしても、日銀がいざ動く際には同じ方向に向く。

 前置きが長くなったが、この日銀の執行部の3人が相次いで、量的緩和解除を睨んだ発言を行ってきている。2日に武藤副総裁はインタビューに答えるかたちで次ぎのようにコメントしている。

 「今年末から来年初にかけて、コメ価格の下落や電気、電話料金の引き下げといった特殊要因の影響がはく落していくとみられるので、そういう過程でプラスに転じていくだろう。2006年度にかけて、安定的にゼロ%以上と判断できるようになる可能性が高くなってきているのではないか」

 安定的にゼロ%以上と判断できるようになる可能性とは量的緩和解除に向けての第二条件である。

 そして、8月27日にカンザスシティ連邦準備銀行主催のシンポジウムにおける岩田副総裁講演の中で、岩田副総裁は「量的緩和解除の条件を満たすには長い時間は必要としないと言い得る段階に達した」と指摘した上、14日の都内のシンポジウムにおいては「量的緩和政策、現在とても出口に近いところまできている」とコメントした。

 金融経済月報の中でも消費者物価指数に関して、「年末頃にかけてゼロ%ないし若干のプラスに転じていくと予想される」という表現があったように、ことCPIについては解除のための2条件については来年にも整うとの見方を執行部はしているものと見られる。しかし、これまでやや前向きのトーンが強かった福井総裁は8日の記者会見においては、「デフレに逆戻りしないか否かを判断する時には、先程申し上げた景気回復の持続性や物価形成のメカニズムが実態的にどう変わってきているか、ということをしっかり判断するのが基本である。」といったように慎重な見方を示している。

 これはアクセルを踏んだあとのブレーキをかけたとも言え、三人がうまくバランスを取りながら市場に日銀の見方を織り込ませているものと思われる。サッカーに例えれば、執行部の3人がうまくパスを回しながら、量的緩和解除というゴールを目指して進んでいるようにも思えるのである。
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# by nihonkokusai | 2005-09-14 12:26 | 日銀 | Comments(2)

「2006年度財投計画要求」

 2006年度財政投融資計画要求の概要が閣議報告された。2006年度の財政投融資要求額は、前年度比4.8%減の16兆3207億円。2006年度の財投機関債の発行は、前年の5兆8806億円に比べ8759億円増加の25機関で6兆7565億円の発行を予定。

 2006年度の財政投融資要求額が前年度を下回るのは2000年度以来7年連続。都市再生機構で償還金の減少や事業見直しで要求額が大幅に減少し30%減の7733億円。中小企業関連機関が6%減、その他の公庫・銀行が3.6%増、その他の独立行政法人等が0.5%減、地方が5.5%減となった(ロイター等による)。
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# by nihonkokusai | 2005-09-13 13:39 | 国債 | Comments(0)

「岩田日銀副総裁発言」

 8月27日にカンザスシティ連邦準備銀行主催のシンポジウムにおける岩田副総裁講演の内容が日銀のホームページにアップされた。この中で、岩田副総裁は「金先を見ると、市場参加者は現行の金融政策が1年以内に終わる可能性が大きいようだ」とし、その上で、「量的緩和解除の条件を満たすには長い時間は必要としないと言い得る段階に達した」と指摘した。
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# by nihonkokusai | 2005-09-13 13:39 | 日銀 | Comments(0)

「2005年4-6月期GDP改定値は年率3.3%増に上方修正」

 12日発表された2005年4-6月期GDP改定値は実質で前期比0.8%増、年率換算で3.3%増となった。8月に発表した速報値に比べ0.5ポイント(年率換算で2.2ポイント)上方修正された。実質0.8%成長のうち、内需はプラス0.6%、外需がプラス0.2%。名目GDPは前期比+0.4%、年率で+1.7%(速報値はともに0.0%増)に上方修正された。

 設備投資は前期比3.6%増となり全体を押し上げたが、改定値には今月上旬に公表された法人企業統計などの結果が反映されており、統計手法見直しによる影響が今回の大幅な上方修正の要因となった。これを売け、踊り場からの脱却も数値で裏付けられた格好となった。
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# by nihonkokusai | 2005-09-13 13:37 | 景気物価動向 | Comments(0)

「井上あずみさんのコンサート」

 「つくばスタイルフェスタ2005プレイベント」という催し物で、11日に井上あずみさんのコンサートがあるというので行ってきた。朝8時に選挙を済ませ車で谷和原町に向かう。つくばスタイルフェスタということで、当初TXに乗っていくつもりであったが、大きな駐車場もあるというので急遽クルマで出かけることにした。

 会場はTXの「みらい平駅」前にある。コンサート会場といっても仮設テントみたいなものであり、前もって関係者の方に問い合わせたところ早めに行って席を確保しておいたほうか良いと言われ早めにでかけ、10時の開場前についてしまったが、フリーマーケットなどは始まっていたので、12時半のコンサートまでは娘達も十分に時間をつぶすこともできた。

 井上あずみさんの名前を知らなくても、たぶん日本人ならばまず彼女の歌を聴いたことがない人は少ないのではなかろうか。特に小さな子供がいる家では何度も彼女の歌は耳にしているはずであり、ある意味国民的な歌手といっても過言ではない。

 その井上あずみさんの歌とは「となりのトトロ」の主題歌や「さんぽ」、そして「天空の城ラピュタ」の「君をのせて」など宮崎駿監督の代表作品に使われた久石譲さん作曲の歌である。これを歌っていたのが井上あずみさんなのである。

 我が家にもトトロなどは、テレビで放映されたものを録画したものなどがかなり残っている。先日も三女がビデオテープを引っ張り出して見ていたのだが、それは9年前ごろに放映していた「となりのトトロ」であった。

 一度は本物の歌を娘達に聴かせたいと、今回出かけてきたのである。「となりのトトロ」の映画が公開されたのが1988年。あれから17年以上も経過しているものの、透き通った歌声は当時とあまり変らなかった。無料のコンサートということもあり、代表曲を5曲ほどであったが、すべての曲をCD などでも何度も聴いていた娘達も本物を生で聴くことができてなかなか感動的なものとなったようである。
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# by nihonkokusai | 2005-09-12 14:35 | つくばエクスプレス | Comments(0)

「自民党が歴史的大勝」

9月11日に投票が行われた衆議院選挙では、自由民主党が絶対安定多数(269議席)を大きく上回る296議席を獲得し、公明党と合わせた与党全体の議席が総定数の三分の二(32議席0)を超す圧勝となった。

昔ながらの自民党では改革を叫んでも無理との認識から、多少でも期待できるかと民主党を支持していた基盤が、小泉首相の郵政民営化反対派への対応などを見て大きく揺るぎ始めた。改革するなら民主党しかないという選択から、自民党も改革ができるのではないかとの期待に変ってきた。

改革のネックとなっていた者たちが郵政民営化という篩いにかけられ落とされていった。しかも刺客を立てるなど改革を阻むものは許さじとの小泉首相の姿勢に共感する人たちが増加し、今回の自民党の大勝に繋がった。

この結果を受けて自民党は真の改革政党になれるのか。国民も厳しい目を持ってチェックしていかなければならない。改革は痛みが伴うし、その痛みは当然国民に向けられる。

これまでの道路公団や郵政民営化についても最後は妥協の繰り返しになっていた。本来ならば、骨抜きとか言われるものではなく根本的な改革を実行する必要がある。国民もそれをある程度許容しても良いというのが今回の答えであろう。自民党がこれまで築き上げた既得権益の構図をどこまで自ら打破できるのか。それが中途半端なものとなれば次ぎの国民の神託が待っている。
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# by nihonkokusai | 2005-09-12 12:52 | 国債 | Comments(0)

「TXレポート その5」

 首都圏新都市鉄道によると、9月1日から7日までの、つくばエクスプレスの乗客数は合計約76万人だったそうである。営業初日の8月24日から一週間は約105万人が乗車したが、夏休みも終わり、一般通勤、通学客が主体となったためと思われる。

 朝夕の通勤時間帯の混雑度はあまり変化はなかったように感じたが、家族連れなどは見かけなくなり、朝の秋葉原からの下り列車の乗客数もだいぶ減っていたことなどから、一日あたり10万人程度まで落ちたかなと勝手に推測していたが、実際には1日から7日までの一日平均は約11万人となったようである。目標まであと一日あたり2万人。学生など思いのほか少ないようにも感じられ、定期の切り替え時期などによってはTXへ乗り換えてくる人も今後は多少なり増えてきそうである。

 そういえば、TXに乗り込もうとしていた女子大生らしき二人連れが、ふと漏らした言葉にちょっとびっくり。「この電車だと、鳩ちゃんに会えないのよねえ・・・」。たしかに上野駅には鳩が多いが、ピカピカのTXの秋葉原駅には鳩はたぶんこないかと。しかし、秋葉原の地下駅改札近くに、雨漏り注意の張り紙を今朝見つける。「おおっ、上野駅に似ているじゃん」とも思ったが、これほどの地下で雨漏りって、なんか恐さも感じたのだが。
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# by nihonkokusai | 2005-09-09 14:45 | つくばエクスプレス | Comments(0)

「来年4月あたりか」

 日銀は9月の金融経済月報において、「先行きについても、景気は回復を続けていくとみられる。」とし、「一方、消費者物価の前年比は、需給環境の緩やかな改善が続く中、米価格のマイナス寄与が剥落していくことや、電気・電話料金引き下げの影響が弱まることなどから、年末頃にかけてゼロ%ないし若干のプラスに転じていくと予想される。」としており、この予想通りとなれば来年早々にも量的緩和解除の条件が揃いつつある。

 量的緩和解除にとっての絶対条件のひとつは、コアCPIがまずはゼロ以上になることである。年末にかけて特殊要因の剥落によりプラスなると日銀も予想しており、その可能性は極めて高いものと見られる。7月あたりからの可能性も考えていたがまだ前年比-0.2%となり、前年比プラス確認は 10月以降となりそうである。仮に10月の数値からプラスとなった場合、1月末の12月全国CPIの発表を見て3か月連続と確認されよう。

 問題はどの程度で今後プラスが継続していくと確認できるのかという面にある。これはCPIのプラス幅にもよるが期間としては3か月では物足りず、さりとて6か月ではやや個人的には待ちすぎになるかと勝手に予想する。そうなれば、3月末に2月の数値が発表されることで、仮に10月からプラスとなれば、5か月連続のプラスとなる。3月決算に大きな問題が生じなければ、それなりのプラス幅も確認した上で、4月に入ってからの金融政策決定会合において、量的緩和解除について検討されるのではないかと予想している。

 ちなみに今後の金融政策決定会合の開催予定は下記の通り。

2005年10月11日(火)・12日(水)、10月31日(月)、11月17日(木)・18日(金)、12月15日(木)・16日(金)

2006年1月19日(木)・20日(金)、2月8日(水)・9日(木)、3月8日(水)・9日(木)
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# by nihonkokusai | 2005-09-09 13:01 | 日銀 | Comments(0)

「ROKR(ロッカー)」

 噂されていたiPodの機能がついた携帯電話が発売されるそうである。アップルはモトローラと音楽プレーヤー一体型の新携帯電話を共同開発したことを発表した。名前はROKR(ロッカー)」だとか。約100曲程度の音楽の保存が可能という。ハードティスク内臓ではなくiPodシャッフル程度のメモリー容量のようである。

 iPodの強力なライバルとなりそうなのが携帯電話であるとも言われており、それを見越して、先んじて携帯電話でもiPodブランドで勝負しようとの目論見のように思われる。機能性は問題なさそうだが、やや容量が少ないような気もする点と充電池の持ちなどが気になるところ。

 それよりも、やはり注目はデザインにあると思われる。モトローラではなくアップルが全面的にデザインに関与していれば、かなり洗練された携帯電話が期待され、それだけでも爆発的に売れる可能性がある。iPodも何よりそのデザインが人気に繋がった大きな要因とみられるためである。しかし、写真を見る限り残念ながらモトローラ系の悪いデザインが目立ち、iPodのような衝撃はないように感じる。携帯電話だとデザイン的に無理もあろうかと思うが、そこをなんとかアップルに覆してほしかったとやや期待が強すぎたのかもしれない。

 そしてさらにアップルは名刺より小さい「iPodナノ」を発売するそうである。ナノといえば任天堂のゲームボーイミクロというのも発売されていたが、世の中は今度はミクロやナノブームとなるのであろうか。「iPodナノ」は1回の充電で14時間連続再生が可能とのこと。ソニーのライバル製品がかなり意識されたようである。
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# by nihonkokusai | 2005-09-08 10:02 | 趣味関心 | Comments(0)
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