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「夏の個人向け国債、小雪さんがいない」


 夏の個人向け国債は、6月13日から募集が開始されます。それに先立って、新しい個人向け国債のポスターを見せていただきました。ここで小さなショックが。財務省の個人向け国債のページに、一時キャラクターの写真がなくなっていたので、変だなあと思っていたのですが、やはりキャラクターに変更があったのですね。財務省の個人向け国債のページそのものもリニューアルされています。変更というか小雪さんが、いなくなって本木さんだけとなってしまいました。夏なのに。これによってさらに個人向け国債の販売が減少してしまったら、といらぬ心配をしていました。

 しかし、ご心配なく。長期金利がやっとこさ、上昇基調になりつつあります。現在、10年債利回りは1.75%、5年債利回りは1.35%近辺にいます。欧米の長期金利の上昇、夏にも日銀が追加利上げを行なうのではないかとの観測などによって、日本の長期金利にも動きが出てきました。春の個人向け国債の利子を決めるための基準金利は10年で1.67%、5年で1.18%でしたので、このまま長期金利が緩やかな上昇を辿れば、夏の個人向け国債の10年変動の初期利子、5年固定の利率ともに、春のものからそこそこ上昇しそうです。

 夏の個人向け国債の10年変動の初期利子は6月5日の10年国債入札で、5年固定は6月12日の5年国債の入札の結果で決定されます。利子に関しては、今回、少し期待しても良いような気がしています。
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by nihonkokusai | 2007-05-31 14:15 | 国債 | Comments(0)

「さらにガソリンも」


  新聞報道によると、石油元売り各社は29日、6月から石油製品の卸価格を引き上げることを決めたそうである。原油価格の上昇により調達コストが上がっているためで、最大手の新日本石油が5月に比べて1リットル当たり3.7円、ジャパンエナジー2.5円、昭和シェル石油も昨年12月に比べて8.4円引き上げる。この6月の卸価格引き上げにより、ガソリン価格は再び140円台に乗る可能性が出てきたと伝えられた。もし140円台になれば、昨年10月23日に付けた140.2円以来となる。この値上げは、さすがに6月のCPIには微妙に影響してくるものとみられる。
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by nihonkokusai | 2007-05-31 10:47 | 景気物価動向 | Comments(0)

「4月の鉱工業生産指数前月比0.1%と予想下回る」



経済産業省が30日発表した4月の鉱工業生産指数は前月に比べ-0.1%と予想を下回った。輸送機械が前月比-2.8%となるなど、自動車の不振などの影響が大きかったものとみられる。自動車は米国向け輸出の減速が鮮明となっており、国内販売も軽乗用車を含めて低調。

ただし、同時に発表された5、6月の製造工業予測指数は、それぞれ、+1.8%、+1.4%となり、製造工業予測指数ベースで生産は5月以降やや回復する見通しとなっている。とはいえこのところ、実際の鉱工業生産指数の伸び率は、この製造工業予測指数よりも低いことが多いため、4-6月期の生産は緩やかな回復となりそうである。
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by nihonkokusai | 2007-05-31 10:46 | 景気物価動向 | Comments(0)

「企業向けサービス価格指数、前年同月比+1.1%」


 書きとめておいたつもりが、日銀が28日発表した4月の企業向けサービス価格指数について、書いておくのを忘れていた。

 4月の企業向けサービス価格指数は前年同月比1.1%の上昇となった。上昇は9か月連続である。1997年の消費税増税の時を除けば上昇幅は約14年ぶりの高水準となった。

 世界景気拡大を背景に、中国の鉄鉱石や石炭の輸入増加などで需要が押し上げられ海上輸送などの需給が引き締まっている結果、輸送費を押し上げられた。ジェット燃料価格の上昇で航空輸送でも普通運賃価格が上昇した。

 鉄鋼、化学、石油精製、機械設備などの業界で年度初めの価格改定交渉によって、機械修理に関する値上げが反映された。首都圏のオフィス需要が堅調で事務所賃料の上昇が続き、不動産も上昇した結果、諸サービスは約9年ぶりに上昇に転じた。
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by nihonkokusai | 2007-05-30 10:19 | 景気物価動向 | Comments(0)

「コーヒーの値上げ」


 昔は良くインスタントコーヒーや缶コーヒーを飲んでいたものの、胃の調子が悪くなって以来、主に飲むのは紅茶にしている。そんなことで気がつくのが遅れてしまったが、家庭用コーヒーも11年ぶりに引き上げられたそうである。値上げの理由は、消費量の世界的な拡大を受けてのコーヒー生豆の相場の上昇によるもの。ニュースなどでも取り上げられているが、中国向けのコーヒー需要が急拡大しているそうである。中国といえばお茶の本場ながら、自由経済の拡大に伴い、いつぞやの日本のごとく朝食はコーヒーにトーストみたいな食生活が浸透しつつあるのであろうか。それはちょっと時代錯誤かもしれないが、上海などでもコーヒショップが普通にあり、中国の生活にもコーヒーを飲む習慣が次第に浸透しているとか。これは紅茶の本場、インドあたりでも同様となるのであろうか。ここにきての日常品の値上げが相次いでいる。いったい次は何が値上がりするのだろうか。
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by nihonkokusai | 2007-05-30 10:06 | 景気物価動向 | Comments(0)

「需給ギャップにフィリップス曲線にマヨネーズ、そして2年1.0%」


 28日に発表された需給ギャップは10年ぶりに2期連続でプラスとなった。さらに本日発表された失業率は3.8%となり、フィリップス曲線からみるとインフレが加速度的に上昇しやすい状況に近づきつつあるとの見方もある。キューピーに続いて味の素もマヨネーズを値上げとのニュースもあった。どうやら糠床も値上がりするそうである。

 CPIは水面下にあるものの、このように物価がじわりじわりと上がりやすい環境になっていることが伺える。そして、本日実施された2年国債の利率は1.0%となったが、これは1997年6月の入札以来の1.0%となった。国債の利回りもここにきてじりしりと上昇しつつある。今後、まずは2 年の1.0%、続いて5年の1.5%、そして10年2.0%が少しずつ視野に入ってくるのではなかろうか。
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by nihonkokusai | 2007-05-29 14:02 | 景気物価動向 | Comments(0)

「7月追加利上げ観測と債券相場」


 債券相場は5月23日から先物主体に様相が大きく変化している。5月23日の債券先物の前場と後場のみを合計した売買高が81000枚(前場45259+ 後場35741)となり、これは前場と後場の合計での比較で(イブニングセッション除く)、1998年9月2日の85661枚以来の規模になった。さらにイブニングセッション込みでは、2003年6月19日の83717枚という記録がある。これはイブニングがスタートした2000年9月18以来の記録であったが、注意していただきたいのはこの「2003年6月」という日付である。この月は10年債利回りが0.435%という記録的な利回りをつけたあと債券相場が急落した月である。債券先物の出来高が今回も相場の転換点を示していた可能性が強まった。

  5月23日の債券先物出来高増の背景には、欧米の長期金利上昇なども影響していたものとみられる。23日から24日にかけての債券相場の下落は先物主導であった。さらに当日はほとんど影響していなかった22日の水野日銀審議委員の時事通信社との会見内容も結果としては影響していた可能性がある。水野審議委員は次の追加利上げの時期に関して、個人的な考えとしながら、7月11日、12日に開催される金融政策決定会合での可能性を示した。

 その理由としては、「22日投票見通しの参院選まで近すぎるというのが市場参加者の意見だが、展望レポートの中間評価というのは、ある意味で1つの区切りでもある。7月2日の短観も見られるし、米景気に対する見方もある程度整理されることを考えると、6月後半から7月、これから1、2か月でもう少しクリアな内外経済の情勢判断ができるようなデータや環境が整ってくるのではないか」としている。

 7月決定会合までの経済や物価指標、特に短観などのデータの内容を確認し、展望レポートの中間評価において、4月の展望レポートの見方と沿ったもの、もしくはそれを上振れる内容となっていれば、政治日程といったなどを意識せずに7月12日の会合での利上げの可能性があることを示したものとみられる。

 この22日には偶然ながら私も次のような指摘をさせていただいた。

 日銀総裁が「さぼらずに」次の行動を起こすタイミングとしては、案外と7月11日から12日にかけての金融政策決定会合での可能性はありそうである。昨年のゼロ金利解除も「7月」に実施されている。経済指標に関しては日銀自ら集計している指標でもある短観をかなり重視している。加えて。支店長会議における各地区の景気物価動向といったものもチェックしていることがうかがえる。今年も4月の展望レポートに沿った動きが7月の短観等で確認できれば、7月12日の会合で追加利上げが実施される可能性はある。

 5月25日の債券相場の下落は先物主導というよりは2年や5年主体に国内投資家による売りが主体とみられた。日銀の早期追加利上げ観測といったものがここには影響していた可能性がある。

 23日の先物出来高の異常な多さというものは、結果として相場変動の兆候となった。先物の出来高を伴っての下落は、レンジ相場から下に離れてくる可能性を示した。28日に発表された需給ギャップは10年ぶりに2期連続でプラスとなるなど、日銀のシナリオに沿った動きが確認できれば、7月にも無担保コールレートの誘導目標値の0.75%への引き上げ、それとともにロンバート金利も1.25%への引き上げられる可能性がある。
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by nihonkokusai | 2007-05-29 12:11 | 債券市場 | Comments(0)

「テレビカメラは後ろにいた」


 5月18日の幸田真音さんの丸善日本橋店での『バイアウト』のサイン会で、ほとんどテレビカメラには映ってなかったと思っていたのですが、幸田さんからいただいた連絡によると、しっかり私の後ろにカメラがあり、映していたそうです。全く気がつきませんでした。この際に、幸田さんは私がなるべく映れるようにと意識されて、声をかけていただいていたそうです。そこまで気を使っていただきながらも、後ろのカメラの気配に気がつかなかった私は、どうやらゴルゴ13にはなれそうもありません。

 昨日は東京日本橋周辺で、幸田さんがマイクを持って歩きながら話をするという撮影も行なわれたそうですから、その様子をご覧になった方もいらっしゃるのでは。サイン会の様子を含め、幸田さんのNHKのスペシャル番組は6月11日に放送予定です。

 そして、その幸田真音さんの新著『バイアウト』は、ねこやんさんのHPでもご紹介があったように、丸善書店さん、八重洲ブックセンターさんで、週間フィクション部門での売り上げトップとなり、早くも増刷が決まったそうです。おめでとうございます。現在は書店でも手に入りにくくなっているかもしれませんが、まもなく増刷されたものも並ぶと思いますので、まだ読んでいらっしゃらない方はぜひお買い求めいただければと思います。
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by nihonkokusai | 2007-05-28 14:07 | 本の紹介 | Comments(0)

「ロンバート金利」


 日本銀行の金融政策の誘導目標は、無担保コールレートの前は公定歩合でした。公定歩合は日本銀行が民間金融機関に対して貸出を行う際に適用する基準金利のことです。公定歩合操作とはこの公定歩合を上げ下げすることによって日本銀行の金融政策のスタンスを明らかにさせました。

 この公定歩合操作は次第に形骸化しました。公定歩合は、預金金利等の金利が公定歩合に連動していたため、金融政策の基本的なスタンスを示す代表的な政策金利でした。しかし、1994年に金利自由化が完了し、公定歩合と預金金利との直接的な連動性がなくなったのです。さらに銀行は高い公定歩合で借りるよりコールで調達するようになり、さらに日銀も日々の操作を公定歩合による日銀貸し出しから、短期国債の売買などを通じてのものにシフトしてきたのです。

 その後、公定歩合に関しては補完貸付金利(ロンバート型貸付金利)という役割に変化しています。補完貸付とは、あらかじめ定められた条件を満たす限り、金融機関が希望するときに、担保の範囲内で希望する金額を日本銀行から借り入れることができるという制度です。

 無担保コール翌日物金利が日銀の誘導目標を超えて跳ね上がった際など、金融機関はこの制度を使うことで、誘導目標より低金利で日本銀行から資金を借りることができます。この制度により、日本銀行の金融市場調節における操作目標である無担保コールレートの上限を画する役割を担うようになっているのです。日本銀行が金融政策の誘導目標値を変更する際に、無担保コール翌日物の金利とともに、補完貸付の金利も発表しています。

 さらに日本銀行は公定歩合には政策金利としての意味合いはないことで、かつて政策金利としての意味合いの強かった公定歩合という用語にかえて、「基準割引率および基準貸付利率」という用語を使用するとし、公定歩合という用語は今後は使用しないことを表明しています。

 日本銀行の公定歩合の名称変更のお知らせには、次のような注意書きがあります。

 『現在の日本銀行の政策金利は、無担保コールレート(オーバーナイト物)であり、「公定歩合」には政策金利としての意味合いはありません。今回のタイトルの変更は、こうした点を踏まえて、かつて政策金利としての意味合いの強かった「公定歩合」という用語にかえて、「基準割引率および基準貸付利率」という用語を使用することとしたものです。』

 公定歩合という名称を残すと、たとえば金利上昇観測が強まっている際など、日銀が短期金利の上限となる基準貸付利率である「公定歩合」を引き上げれば、日銀が事実上の利上げをしたとも市場に受けとめられる可能性があります。公定歩合という名称を使わないことで、基準貸付利率は政策金利ではないことを示そうとしたものと思われます。

 今年2月に、無担保コールの誘導目標は0.25%から0.50%に引き上げられ、その際にロンバート金利は0.4%から0.75%に引き上げられています。次の追加利上げは早ければ7月12日の可能性がり、その際に無担保コールの誘導目標は0.75%に引き上げられるとみられます。そしてこの際に、ロンバート金利はこの無担保コールの誘導目標値とスプレッドを少し広げ、1.25%に引き上げられる可能性がありそうです。FRBのロンバート金利は、FF金利の誘導目標よりも1ポイント高い水準となっており、いずれはこのスプレッドあたりまで拡大してくるともみられるためです。さらにロンバート金利と無担保コールの誘導目標を少しでも拡大させることによって、短期市場で外銀経由で資金調達をしているとみられるヘッジファンドの調達意欲を抑えて、円借り取引と言われるものの抑制効果といったものもありそうです。
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by nihonkokusai | 2007-05-28 09:51 | 日銀 | Comments(0)

「4月の全国消費者物価指数(除く生鮮)は前年比-0.1% 」


 本日8時30分に、総務省が発表した4月の全国の消費者物価指数(生鮮食品を除く)で前年同月比-0.1%となった。同時に発表された5月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除く)で前年同月比0.0%となった。

 4月の全国の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は3月に比べて前年同月比が-0.3%から-0.1%に改善している。これには、航空燃料運賃の引き上げや、医療費の値上げに加え、ゴルフプレー料金や海外旅行費の値上げ、さらに紳士服の価格の上昇などによるものなどが指摘されている。

 4月2日から6日まで、我が家ではグアムに旅行に行ったが、航空燃料運賃引き上げ、海外旅行費の値上げの影響をどうやら受けたようである。旅行の際にスーツは買い換えることはなかったが、とりあえず我が家だけでなく、海外旅行者がそれなりに多かったとみられ、個人消費の好調さなども貢献か。

 5月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除く)からみての5月の消費者物価指数(生鮮食品を除く) の予想は、まだ前年比でマイナスとなる可能性が高いようであるが、全国CPIがプラスとなるのはそう先の話でもないのではないか。
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by nihonkokusai | 2007-05-25 14:04 | 景気物価動向 | Comments(0)
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「債券ディーリングルーム」ブログ版


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