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「CPIは横ばい、消費はプラス」


 本日発表された1月の全国コアCPIは前年同月比横ばいとなった。市場予想も前年同月比+0.0%となっていた。日銀の福井総裁もゼロ近傍との見方をしており、8か月ぶりに上昇が途絶えたものの、これによる相場への影響は限られた。

 2月の東京都区部コアCPIは前年同月比0.0%となっていた。全国コアCPIのエネルギー価格のウェイトは東京都区部のコアCPIのウエイトよりも高い。ガソリンなど石油製品が値下がりが続くなどエネルギー価格の上昇率は鈍化傾向となっており、2月の全国コアCPIは前年比でマイナスになる可能性が高いとも予想されている。

 日銀も今後のCPIについてはゼロ近傍との表現で一時的なマイナスになる可能性も予想している。しかし、この落ち込みも一時的なもので物価の緩やかな上昇基調に変化はないとみている。問題は春先以降の物価の動向となろう。

 そして、1月の全世帯家計調査(農林漁業世帯含む)によると、1世帯あたりのの消費支出は、物価連動を除いた実質で前年同月+0.6%となった。消費支出が前年を上回ったのは2005年12月以来となった。暖冬や好天の影響で、外食や衣料の初売りなどが好調だったとか。食料は+2.8%、衣料品は+7.7%、交通・通信も+6.2%と増加した。反面、教育や高熱・水道などは減少。また、サラリーマン世帯でも、消費支出はやはり13か月ぶりに+1.0%となり、実収入も+0.7%となっていた。消費は10-12月の回復もあったが、緩やかながらも回復基調を続けているものとみられる。
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by nihonkokusai | 2007-03-02 14:48 | 景気物価動向 | Comments(0)

「春の個人向け国債」


 本日の10年国債入札の結果、春の個人向け国債の10年変動タイプの初期利子は0.87%。基準金利は1.67%となったことでこれから0.80%を差し引いた0.87%(税引後0.696%)となる。5年固定タイプの利率は8日の5年国債の入札の結果によって決定される。

 今回の春の個人向け国債の募集期間は、5年国債入札日の翌日、3月9日から4月3日までとなる。発行日は2007年4月16日、利払日は毎年4月15日及び10月15日の年2回。お問い合わせはお近くの証券会社や銀行、郵便局などでお願いします。
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by nihonkokusai | 2007-03-01 16:48 | 国債 | Comments(0)

「米国のシステム障害」


 「中国政府が株式投資収益への課税を検討している」との噂などをきっかけに上海株が8.8%の下げとなり、この上海株式市場の急落などから、円キャリートレードの巻き戻しの動きが急速に世界的に強まり、米国市場も直撃し、NYダウは一時543ドル安となった。しかし、このダウの急落の要因にはもうひとつシステム障害も影響していた。

 27日の急落の一因として、米ダウ・ジョーンズによるシステム障害も影響していたとか。ダウ平均を算出する米ダウ・ジョーンズ社のシステムにおいて、1時50分から午後3時までの70分間に渡り障害が発生、この間のリアルタイムの株価が正確に反映されなかった。この間の指数算出が遅れ、代替のシステムが稼働した午後3時に、ダウ平均がわずか数分間で一気に200ドル超も急落し、さらにパニックを招き、株価下落に拍車をかけた可能性も指摘されていた。

 中国株の急落が米国市場にも波及し、ニューヨーク証券取引所は指数裁定取引の制限措置、いわゆるサーキットブレーカーが発動された。これにより代替売りとして、現物株の売りが殺到したことで、このシステム障害が起こったものとも。

 2月28日は、東証一部の売買代金は過去最高となり、日経平均先物の当日出来高も20万枚超えてこちらも過去最高を記録したものの、システムは順調に動いていた。しかし、かといって楽観視もできない。今後想定外の負荷が金融を支えているシステムにかかる可能性もある。
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by nihonkokusai | 2007-03-01 13:24 | Comments(0)
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