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カテゴリ:本の紹介( 57 )

女性閣僚の辞任は「スケープゴート」なのか

 10日20日、小渕優子経済産業相は政治資金の不透明な記載問題浮上を受けて辞任を表明した。第二次安倍内閣で初の閣僚途中交代となる。松島みどり法相も資料配布問題を受けて辞任した。こちらは自身のイラストや名前が入ったうちわを選挙区内で配ったことが寄付行為にあたると国会で追及されたことを受け、安倍首相に辞表を提出した。

 小渕優子経済産業相は第二次安倍改造内閣の看板閣僚であり、首相が改造の目玉とした女性閣僚5人のうち2人が「政治とカネ」の問題で失脚する格好となった。高い支持率を維持し安定政権となっていた安倍政権には大きな痛手であろう。

 女性が閣僚になるということはどういうことなのか。幸田真音さんの新著「スケープゴート」では女性が閣僚となり、国会議員にもなって、官房長官から首相に登りつめる様子が描かれている。もちろん小説の上での話ではあるが、今回大臣を辞任した小渕優子氏は女性総理にもっとも近い人物とも言われていたことから、決してこの小説は絵空事ではない。

 大臣になるということはどういうことなのか。小説「スケープゴート」では皇居での就任式の様子などを含めて細かく描かれている。官僚との関係等を含めて、我々の知らない大臣の仕事の様子も垣間見れる。

 そして、この本のタイトルともなっている「スケープゴート」について、主人公は次のような発言をしていた。

 「現実的に言って、いまの日本で女性にそれなりの地位や権力を与えるとしたら、それはもしかしたら誰かのスケープゴート役ぐらいしかないのかもしれない」

 今回の2人の女性閣僚の辞任が誰かのスケープゴートになったのかはわからない。しかし、女性の進出を主張する安倍政権にとり、女性閣僚は当然必要であったろうが、それはある意味、政権としてのスケープゴートとなっていたのかもしれない。

 この「スケープゴート」には次のような興味深い記述もあった。選挙事務所のなかの様子の記述のなかで
「なかには円形の厚紙に親指用の穴をあけ、団扇として使える仕様のものもある」

 もちろん幸田さんが「スケープゴート」を書いていたのは、松島みどり法相の団扇問題が発生するかなり前のことではあるが、この団扇の記述はのちの問題化を示唆しているようにも思える。

 そして、小渕優子氏の父親である小渕恵三氏は、総理大臣のときに脳梗塞で倒れ亡くなった。幸田真音さんの代表作であり、久保井という人物も登場している小説「日本国債」のなかでもやはり首相が突然亡くなるシーンがあった。「日本国債」の出版は小渕首相の亡くなったあとではあるが、小説そのものは亡くなる前に書かれていた。幸田さんの小説は近い未来に起こることを示唆していることが良くあることでも知られている。

 今回の女性閣僚の辞任を受け、女性が大臣になるということはどういうことなのか、そのあたりに興味を持った方はぜひ「スケープゴート」を読んでいただきたいと思う。

アマゾン 「スケープゴート」

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by nihonkokusai | 2014-10-22 13:40 | 本の紹介 | Comments(0)

『聞け! 是清の警告 アベノミクスが学ぶべき「出口」の教訓』のまえがきより

 この本を読んでいただけるとおわかりの通り、私はリフレ派と呼ばれる人達の考え方に対しては、あまり賛同できません。そのリフレ派がデフレ脱却の手本としていたのが高橋財政でした。リフレ派は特に大きなレジーム・チェンジとされた日銀による国債引き受けが、デフレ脱却に大きな効果があったとの見方をしていたのですが、ここに違和感を覚えていました。是清の政策が何か勘違いされている面があるのではないかと訝しんでいたのです。

 日銀による国債引き受けは戦後の財政法で禁じられており、現在の主な国でもやはり中央銀行による国債引き受けは禁じられています。その禁じられた政策を行ってまで、デフレから脱却をめざすとするリフレ派の意見は、危険な発想と考えていました。

 ところが2012年11月のアベノミクスの登場により、そのリフレ政策が日銀の金融政策に取り入れられることになり、私自身たいへん大きな衝撃を受けました。私ばかりでなくマーケットも同様であったようです。このショックもあって円安・株高が急速に進行し、リフレ政策を全面に打ち出したアベノミクスは流行語にもなりました。

 アベノミクスにおける金融政策では、さすがに財政法で禁じられている日銀による国債引き受けまでは踏み込みませんでしたが、その代わりに年間発行額の7割もの国債を買い入れるという異次元緩和政策が2013年4月4日に決定されたのです。

 リフレ派の政策が日銀の政策となり、その模範とされたのが是清の政策であるのならば、高橋財政を改めて確認し、それとアベノミクスを比較することがたいへん重要なものになると考えていました。そんな矢先にこの本の執筆を依頼され、異次元緩和を受けて市場が揺れ動いている最中に書き上げたのが本書なのです。

 本の執筆にあたり、あらためて高橋財政のことを調べて見ると、どうも是清はデフレ脱却をめざし、期待に働きかけることを目的として、日銀による国債引き受けを行ったわけではなさそうだということがわかりました。高橋財政でデフレ脱却に成功したのは、最初のレジーム・チェンジとされる金輸出禁止による効果が大きかったように思われるのです。期待に働きかけるというより、円安や財政政策、政策金利の引き下げなどにより直接に経済に働きかける経路が存在していたのです。その財政政策に必要とされる国債の発行方式として日銀の国債引き受けを選択したと思われます。

 これに対してアベノミクスでは、円安による株高や輸入物価の上昇等への影響はあったものの日銀の異次元緩和が実体経済に働きかけるような経路が見当たりません。リフレ派の言うところの期待に働きかける効果についても、なにやら呪文で物価が上昇するかのような印象を持っています。

 アベノミクスの中心には日銀の異次元緩和があり、その異次元緩和の主役は国債です。その日銀による国債引き受けが、高橋財政の出口政策を困難にさせることになりました。アベノミクスもやはり同様に出口が大きな問題となることが予想されます。このあたりについてはぜひ本文を読んで見てください。

 書きたかった高橋是清の政策がこのようなかたちで本になり、うれしい限りです。より多くの方に読んでいただき、アベノミクスとは何であるのかについて、あらためて考える際の参考にしていただけると幸いです。

 拙著『聞け! 是清の警告 アベノミクスが学ぶべき「出口」の教訓』のご予約受付中です。アマゾンでのご予約はこちらから、お願い致します。書店より早く入手が可能となるようです。




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by nihonkokusai | 2013-08-07 11:16 | 本の紹介 | Comments(0)

『聞け! 是清の警告 アベノミクスが学ぶべき「出口」の教訓』

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 このたび「聞け! 是清の警告 アベノミクスが学ぶべき「出口」の教訓」という本を書かせていただきました。まもなく発売されます。

 この本の表紙カバーの安倍首相と高橋是清が並ぶ写真を見て、本の内容についてピンときた方もいらっしゃるかもしれません。

 安倍首相は2013年6月のロンドンでの講演で、「ワンス・アポン・ア・タイム。日本に、高橋是清という、財政家がおりました。」と話をはじめ、深刻なデフレから日本を、世界に先駆けて救い出すことに成功した人物として高橋是清を紹介しました。

 高橋是清が深刻なデフレからの脱却のために打ち出した政策が高橋財政です。それがスタートしたのは1931年12月です。安倍首相はむかし、むかしと言いましたが、この年に生まれた方でご存命の方も多いはずです。高橋財政は過去の歴史の物語などではなく、少し前の出来事でもあったのです。

 高橋是清は当時の日本の財政や金融を知り尽くした人物でもありました。その高橋是清が打ち出した政策とはどのようなもので、それがアベノミクスとどう関わりを持っているのか。そして何故、高橋財政は結果として失敗したのか。ぜひこの本でそれを確認してみてください。

 アベノミクスは高橋財政と同様に悲劇的な結末を迎える危険性が存在します。消費増税を含めた財政再建策を先送りし、既得権者へのバラマキを許し、その結果、異次元緩和で見えにくくさせた財政悪化が表面化、長期金利の急激な上昇を招いて世界経済のリスクとなる懸念が存在します。私たちは高橋是清からの警告をしっかり受け止め、アベノミクスの行く末を見守って行く必要があるのです。

 アマゾンでのご予約は下記の画像をクリックしていただけると御購入ページに移ります。アマゾンでは書店より少し早く入手が可能となるようです。



目次

はじめに

第1章 アベノミクスと高橋財政、共通する時代背景

○アベノミクスが模範とした高橋財政
リフレ政策への決意と期待のスパイラル
高橋是清を取り上げた麻生財務相の発言

○高橋是清とその時代の状況
楽観主義者だった是清
騙されて奴隷、騙されて無一文、そして日銀へ
日露戦争の戦費調達で活躍し、貴族院議員に
第一次世界大戦による好況、終戦後のバブル崩壊
短期間だった高橋是清内閣
関東大震災による被害と補償
不況に追い打ちをかけた金融恐慌
日銀特融と裏白日銀券の発行
日本経済をさらに冷え込ませた世界大恐慌

○震災、金融危機……酷似する時代状況
バブル崩壊後の不良債権処理に苦しむ日本経済
アジア発の通貨危機が世界に波及
債券相場の混乱とゼロ金利政策
デフレに拍車をかけたゼロ金利解除
量的緩和政策の解除に意欲的だった安倍官房長官
デフレを深刻化させた世界的な金融危機
ギリシャ問題で表面化した欧州の信用不安
未曾有の被害を出した東日本大震災
時々刻々、矢継ぎ早の対応
アベノミクスと高橋財政が生まれた共通の背景
首相がコロコロ代わるところもウリ二つ

コラム 高橋財政とアベノミクスの時代

第2章 高橋財政の成功と挫折

○高橋財政の背景にあった金本位制
円安・低金利・積極財政を柱とした高橋財政
国際協調の流れに沿った金本位制への移行
世界大戦による金輸出禁止と、戦後の再解禁
昭和恐慌の発生

○高橋財政とはどのような政策だったのか
政権交代と高橋財政のスタートで市場のムードが一変
政権交代による期待
円安放置とその後の為替安定策
金融緩和による低金利政策
財政拡大策と裏腹に発行が決まった初の赤字国債
膨らむ国債、国債依存度の上昇
高橋財政前に景気回復の下地はできていた

○高橋財政で成功したこととは
世界最速でのデフレ脱却! その一方での摩擦と孤立
一石三鳥の妙手とされた日銀の国債引受
日本財政「ちぐはぐさ」の淵源
市中銀行・日銀・大蔵省の相互不信が招いた財政ガバナンス危機

○財政規律が失われるリスク
日銀国債引受が招いた悲劇
高橋財政の出口戦略
高橋財政後に起きたこと

○高橋財政とアベノミクスはどこが同じか
高橋財政とアベノミクスの共通点
高橋財政とアベノミクスの相違点

コラム 日銀法改正の動き

第3章 高橋財政はアベノミクスでも通用するのか

○動きだしたら止められないアベノミクスの金融政策
高橋財政は今も通用すると主張するリフレ派
市場に期待を引き込む
結果としての財政ファイナンスと狙っての財政ファイナンス
多くの国々が中央銀行による対政府与信を禁止している理由

○日銀の異次元緩和の問題点
異次元緩和のキーナンバーは「2」
政策の中心が金利からお金の量へ
撤廃される暗黙のルール、制限なしの買入が可能に

○国債の動きがアベノミクスのキモになる
アベノミクスのセンターは日本国債
異次元緩和の効果、その3つの経路
異次元緩和を受けての国債の動き 急騰から一転急落
リスクを見た大手銀行が利益確定売りに走った
長期金利が1%に上昇! ついに調整局面へ
期待と不安が交錯した長期金利の変動リスク

○日銀は出口戦略を示すことができるのか
FRBの出口政策で取り残される日銀
自らを追い込んでしまった日銀
高橋財政とアベノミクスの共通の悩み
入口はどこか、出口はあったのか
            
○海外は日本の経済政策を懸念? ある程度黙認?
円安政策についての海外の懸念
異次元緩和についてはむしろ好意的?
壮大なる実験を注視する世界
異なるドイツ・イタリア、両首相の反応
IMFはアベノミクスを警戒

コラム 実質金利と名目金利

第4章 高橋財政からアベノミクスが学ぶべき教訓

○規律を失った財政の暴走は止められない
歳出増加、しかし増税は先送り
消費税の引き上げが目指すもの
フィスカル・ドミナンスへの懸念
GDP比2倍超! 天文学的な額の借金をどうする

○アベノミクスに求められる成長戦略
アベノミクスの成長戦略は今のところ期待はずれ
必要なのは金融政策よりも成長戦略
生産性の低い部門に資金をつぎ込むことの怖さ
グローバル化に向けた新たな成長分野を創ることがカギ

○出口戦略の有無が成否をわける
求められるのは、高橋財政の上を行くこと
あらためてリフレ政策の危険性を説く
高橋財政に学ぶべき出口の難しさ
大胆さを補完する繊細な注意こそ必要
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by nihonkokusai | 2013-08-05 18:03 | 本の紹介 | Comments(0)

「超低金利時代の終わり -そして、日銀による国債引受のリスク-」のご紹介

 書き下ろしの新著、「超低金利時代の終わり -そして、日銀による国債引受のリスク-」を出させて頂きました。キンドルストアーにて定価300円にて、ダウンロードできます。

「超低金利時代の終わり -そして、日銀による国債引受のリスク-」

 この本では、世界的な超低金利時代にあり、その終焉を見据えての準備をする必要があるのではないかと思い書いたものです。そして、もしも国債の日銀引き受けなどが行われてしまうと、むしろそれが危機の始まり担ってしまう懸念もあり、その注意喚起を含めて書いたものです。

 おかげさまで多数のダウンロードをいただいており、キャンペーン期間中、キンドルのランキング(無料)でベスト10に入っておりました。また、キャンペーン後のキンドルのランキング(有料)でベスト100に入っております。

 19日にはキンドルの端末が発売されましたが、iPhoneやアンドロイドなどのスマートフォン、もしくはiPadなどのタブロイド端末にて、キンドルのアプリを入れるとキンドルの本を読むことができます。

 ぜひ、この機会に「超低金利時代の終わり -そして、日銀による国債引受のリスク-」をダウンロードいただき、電子書籍とはどのようなものなのか確認いただけるとうれしいです。

「超低金利時代の終わり -そして、日銀による国債引受のリスク-」
目次

第1章 歴史上希な超低金利が世界各地で発生した理由

1-1 オオカミ少年の物語
1-2 これから金利の話をしよう
1-3 いつから日本の短期金利は実質ゼロなのか
1-4 日本の長期金利が世界最低記録を更新した日
1-5 歴史上2%割れの長期金利は極めて希
1-6 危機の原点は米国の住宅バブルの崩壊にあった
1-7 リーマン・ショックによる日米欧の金融緩和
1-8 欧州の信用不安による日米欧の金融緩和
1-9 まだまだ続いた金融緩和
1-10 日米欧の金融緩和と超低金利の関係
1-11 ドイツの金利がマイナスになった理由
1-12 ショックの後遺症

第2章 超低金利時代終焉の予兆

2-1 変化の兆し
2-2 円安の兆し
2-3 2012年9月が日本の転機となった可能性
2-4 日銀のデフレ脱却への前傾姿勢
2-5 日銀の物価安定の目途の意味
2-6 米国の財政の崖問題
2-7 欧州問題の先行き
2-8 市場の潮目の変化を知るための事例
2-9 消費増税のタイミングと金利
2-10 日本の金融不安と欧州の信用不安の類似点

第3章 超低金利時代に慣らされてしまった日本

3-1 居心地の良い超低金利時代
3-2 デフレ脱却とはどういうことか
3-3 超低金利により助けられた日本政府
3-4 世界の債券市場が10年間で2倍以上に拡大
3-5 政治の動向に無反応な債券市場
3-6 メガバンクの国債売買益は過去最高水準に
3-7 財政の持続可能性の重要性
3-8 日本の債務残高はいくらなのか

第4章 超低金利の終焉で起きること

4-1 超低金利時代に終止符が打たれるか
4-2 2013年は日本にとって変化の年になる可能性
4-3 高橋是清の事例と本来学ぶべき事
4-4 リフレ政策による長期金利の上昇
4-5 長期金利2%程度までの上昇の可能性
4-6 長期金利の上昇と財政への影響

第5章 超低金利時代の終わりを危機の始まりにするな

5-1 中央銀行による国債引受が禁じ手である理由
5-2 日本で日銀による国債引受が禁じられた理由
5-3 禁じられた日銀の国債引受の例外
5-4 日本国債のデフォルトはあり得ないのか
5-5 ソブリンリスクとは何か
5-6 国債の損失額と7%という分岐点の意味
5-7 危機に備えた防衛方法

「超低金利時代の終わり -そして、日銀による国債引受のリスク-」

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by nihonkokusai | 2012-11-24 16:50 | 本の紹介 | Comments(0)

債券と国債のしくみがわかる本

 今回は新刊の紹介をさせていただきます。7月21日に私の13冊目の本となる「債券と国債のしくみがわかる本」が技術評論社より発売されました。

 そういえば、昔、「日本国債は危なくない」という本を文春新書で出させていただいた際には、その発売日に初めて10年国債の未達というか札割れが発生しました。なんというタイミングとかなり驚いた記憶もあります。参考までに今回、7月21日に20年国債入札がありましたが、無難な結果となっております。

 この本の執筆のお話をいただいた際に、あくまで対象は債券のことをほとんど知らない方で、わかりやすさを重視してほしいと言うことでした。これまで債券や国債に関する本を何冊か書かせていただきましたが、それとは差別化するためにも、とにかくわかりやすさを重視し、わかりにくいことは何回も繰り返してもかまわないとの指摘を編集者の方からいただきました。

 書き上げた原稿に対して編集者から、分かりにくい点を指摘され、そこをさらに噛み砕くという作業も行いました。そうして出来上がったのが本書です。まず入り口から難いものとなっては、初心者は読みづらいということで、証券会社の債券部に勤務する熊課長、牛主任、そして新人の猫さんという人物を登場させ、この登場人物たちによる会話を通じて、債券に関するいろいろな疑問点を明らかにするという形式を取りました。牛さんと熊さんの会話でしたら、ある意味得意分野です。そこに新人の猫さんを絡ませることで、親しみやすさも意識しました。イラストの猫さん、なかなかチャーミングです。

 この本を読んでいただきたい方としては、投資や金融商品への知識を深めるために債券のことを知りたいと思っている方、そして金融関係で働きたいと考えている学生の方、また、債券に関わる業務に携わることになった方などを想定しています。もちろんまったく知識はないが、少し関心があるという方にも、ぜひ読んでいただきたいと思います。

 私のメルマガをご購読いただいている方の多くは、債券に直接・間接に関わっていらっしゃる方が多いと思います(実際にどなたにご購入いただいているかはまぐまぐさんでしか把握されていません)。このため、メルマガをとっていただいている方には、この本はあまり参考にはならないかもしれません。しかし、あらたに債券関連部署に来られた方などに、債券とはいかなるものなのかを知るには、この本がお役にたつのではないかと思います。

 ご存知のように債券には債券特有の考え方があり、専門用語も多いのが特徴です。そのあたりにも配慮し専門用語をなるべく控えるか、用語の解説を加えています。わかりにくいと言われる債券と金利との関係についてもやさしく解説しました。さらに世界有数となっている日本の債券市場のこと、その市場では誰が債券を売買しているのか、そして何故、債券の価格は動くのかといったことに関しても解説しています。

 このためこれを読むだけで基本的な債券の知識はある程度、身につくと思います。ただし、債券は奥が深いことも確かです。この本で解説しきれない部分も多く、それについては他の専門書に譲り、あくまでこの本で債券に多くの方に関心を持っていただくための入門書になってくれればと思って書きました。

 もしよろしければ、お近くの書店にて、「債券と国債のしくみがわかる本」を手にとっていただき、内容を確認して面白そうと思われましたら、ぜひお知り合いの方にもお勧めいただけるとうれしいです。


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by nihonkokusai | 2011-07-23 11:16 | 本の紹介 | Comments(0)

「購入層は新入社員の方々か」

4月に入りアマゾンで拙著「短期金融市場の基本とカラクリがよーくわかる本」「債券の基本とカラクリがよ~くわかる本」「ネットで調べる経済指標」の売れ行きが突然良くなってきた。4月という季節柄、これはたぶん金融関係の企業などに就職した新入社員の方々が、とりあえず勉強にと購入してくれているのではないかと思う。ぜひぜひご活用いただけると書いた本人としてもうれしい限り。できましたら新著「金融のことがスラスラわかる本」も同時に購入していただき金融の歴史から金融の世界を学んでいただけたらと思う。
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by nihonkokusai | 2009-04-03 14:39 | 本の紹介 | Comments(0)

「金融のことがスラスラわかる本、内容のご紹介」

 拙著10冊目の本となる「金融のことがスラスラわかる本」の出版社である秀和システムさんのサイトに本の案内がアップされました。

紹介ページ 

http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/2219.html

<本の概要>
 長い年月をかけて構築されてきた金融システムの基礎と歴史を解説した入門書です。サブプライムローン問題をきっかけとした世界的な金融危機が起きていますが、これまでも金融システムは歴史の中で進化し、その過程で恐慌が何度も繰り返されてきました。本書では、経済への影響が大きく、生活に多大な影響を与える金融がどのように確立し発展してきたのか、世界史と日本史両方の観点からわかりすく解説しています。貨幣の誕生から、日本おける金利、金融機関の誕生、世界初のバブル事件、金本位制への復帰、円の誕生、アジア通貨危機、現代金融の世界的フレーム、グローバル金融危機の到来まで金融史がスラスラ読めます!

<目次>
第1章 古代における金融(世界編)
  1.貨幣の誕生 2.金利の起源

第2章 古代における金融(日本編)
  1.日本における貨幣と金利

第3章 中世・近世における金融(世界編)
  1.金融機関はこうして誕生した 2.世界を結びつけた金と銀 3.三大バブル事件の発生 4.イギリスにおける市場の発達

第4章 中世・近世における金融(日本編)
  1.中世日本は金融先進国だった 2.幕府、金融と格闘する 3.デリバティブのルーツは日本にあった

第5章 近代における金融(世界編)
  1.金融大国イギリスの誕生 2.アメリカの発展と苦悩 3.二十世紀の金融世界

第6章 近代における金融(日本編)
  1.「円」の誕生 2.進む金融の近代化 3.金融の「一等国」へ 4.恐慌と戦争に翻弄される金融

第7章 現代における金融(世界編)
  1.現代金融の世界的フレーム 2.ドル基軸通貨体制の亀裂 3.発達する金融技術
 4.金融政策と金融危機の連鎖反応 5.世界で続発する金融危機 6.一体化する市場と世界同時危機

第8章 現代における金融(日本編)
  1.経済大国へのゼロからの出発 2.危機下の経済と金融 3.こうしてバブルは起こった 4.「失われた一五年」の時代へ
 5.金融市場の希望と絶望 6.非常事態の金融環境へ 7.グローバル金融危機の到来

ご予約は、こちらからお願いします。


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「金融のことがスラスラわかる本」セブンアンドアイさん

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by nihonkokusai | 2009-03-17 10:45 | 本の紹介 | Comments(0)

「金融のことがスラスラわかる本」の予約受付中

「金融のことがスラスラわかる本」(秀和システム)、1365円(税込み)
私の10冊目の本は、金融のことを歴史から探る本です。
世界の金融の歴史と日本の金融の歴史を時代とともに探って行きます。
発売は3月19日の予定です。下記書店さんで予約受付中 !!

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by nihonkokusai | 2009-03-16 09:53 | 本の紹介 | Comments(0)

「金融のことがスラスラわかる本」

私の10冊目となる本が、3月19日に発売予定です。本のタイトルは「金融のことがスラスラわかる本」(秀和システム)、1365円(税込み)です。内容は、金融のことを歴史から探る本で、世界の金融の歴史と日本の金融の歴史を時代とともに探って行きます。

お金を融通し合う「金融」というシステムは、歴史とともに進化してきており、その進化の過程で「恐慌」が何度も繰り返されてきました。

人は歴史に学ぶ必要はあるものの、似たような恐慌は繰り返されており、それを防ぐことはできないと言うのが過去の歴史からわかります。金融そのものの進化により、金融を取り巻く環境に変化があることや、恐慌を招く要因ともなる投機の動きなどはそれが起きている際にはブレーキをかけることがたいへん難しいということも防げない理由かと思います。

その恐慌による危機をどう乗り切ったら良いのかは、過去の歴史に学ぶことは重要です2007年からの金融危機に際しても、日本のバブル崩壊後の状況などを各国の政策担当者はかなり研究を進めてきました。それでも的確な処方箋を見出し、それを実行に移すことは並々ならぬ努力も必要とされます。

ただし、この本は過去の金融の歴史から金融危機の処方箋を見出そうということが目的の本ではありません。金融は私たちにとり大変身近なものであり、金融危機により経済への影響も大きく、私たちの生活に大きく関わっているにも関わらず、金融そのものの知識はまだそれほど広まっていないことも確かなのです。

世界の金融史だけでなく同時代の日本の金融史も並列して書いており、日本人にとってより身近に金融を感じられるように書き進めました。この本により金融の世界のことを少しでも多くの方に知っていただければ幸いです。(「はじめに」より)
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by nihonkokusai | 2009-03-11 14:06 | 本の紹介 | Comments(0)

「しぶとい分散投資術」

日本経済新聞の生活経済部の次長をされている田村正之氏より新刊を送っていただいた。題名は「世界金融危機でわかった しぶとい分散投資術」(日本経済新聞出版社、1545円)

内容は個人投資家に向けて、今回の金融危機の経験も踏まえて、じっくり構えた投資の方法をわかりやすく説明されている。特に長期の分散投資が効果的であることを実例を示しながら解説している。また、今回の危機で大きな痛手を受けた株式や外貨資産、REITなどについて、何故これほどまでに価格が下落したのか、その要因の解説とともに、今後、これらを購入する際の注意点や上手な投資の手法などについて解説している。特に一般投資家の方にお勧めの一冊と言える。読み物としても面白く、金融関係者にもお勧めである。
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by nihonkokusai | 2009-03-05 16:44 | 本の紹介 | Comments(0)
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「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
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