牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

2011年 12月 16日 ( 3 )

日銀も、ツイッター始めました

 日銀は16日、Twitterによる情報発信を開始したと発表した。
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2011/rel111216a.htm/

 日本銀行のTwitter公式アカウントは、日本語版が、日本銀行@Bank_of_Japan_j、
英語版が、Bank of Japan@Bank_of_Japan_e となるそうである。

 私も早速、フォローした。ちなみにフォロワー数はうなぎ登りである。

 これらのアカウントでは、日銀ホームページの更新情報をツイートするようであり、災害発生時などには必要な情報を個別に発信する場合があるとか。ちなみに、日銀のTwitter公式アカウントは、上記の2アカウントのみとなる。

 このタイミングでのツイッター開始は、来週の金融政策決定会合を意識したものであろうか。そうなると会合結果がどのような形でツイートされるのかも興味深い。

 たぶん、日銀サイトに金融市場調節方針に関する公表文がアップされてそれがアップされたことをツイートされる可能性が高そうであるが、もしできれば、「決定会合終了なう。今回も全員一致で現状維持なう」といち早く、伝えてくれるとありがたい。

なお、実際に来週20日から21日にかけての決定会合では金融政策は現状維持となるのかどうかはわからない。たぶんおそらく現状維持だと思われるなう。


*** 「牛さん熊さんの本日の債券」メルマガ配信のお知らせ ***

 「牛さん熊さんの本日の債券」メルマガ、通称、牛熊メルマガでは毎営業日の朝と引け後に、その日の債券市場の予想と市場の動向を会話形式でわかりやすく解説しています。10年以上も続くコンテンツで、金融市場動向が、さっと読んでわかるとの評判をいただいております。昼にはコラムも1本配信しています。毎営業日3本届いて、価格は税込で月額1050円です。登録申込当月分の1か月は無料でお読み頂けます。ご登録はこちらからお願いいたします。
http://www.mag2.com/m/0001185491.html

講演、セミナー、レポート、コラム執筆等の依頼、承ります。
連絡先:adminアットマークfp.st23.arena.ne.jp


[PR]
by nihonkokusai | 2011-12-16 15:00 | 日銀 | Comments(0)

短観を英語で何と言うのか

 15日に日銀短観が発表された。大企業製造業・業況判断DIは足下でマイナス4となり、2四半期ぶりのマイナスとなった上に先行きもマイナス5であった。そして、大企業非製造業・業況判断DIはプラス4と改善を示すが、先行きはゼロに落ち込む予想。また、中小企業・業況判断DIは、製造業がマイナス8、非製造業はマイナス14といずれも改善したが、先行きについては、それぞれマイナス17、マイナス21となった。

 欧州の信用不安、さらに円高、タイの洪水被害などの影響がまず大企業に出て今後はその影響が中小企業にも拡がりを見せるとみられる。

 ところで、この短観とは、日銀が年に4回、業況感に関しての調査表を直接企業の経営者に送り、それを記入してもらい、回収して経済観測をまとめたものである。短観は、サンプル数も多い上、日銀が相手ということもあって回収率も高く、数多くある経済指標の中でも注目されている統計である。

 ただし、今回の短観のように市場の視線が国内景気などより欧州などに向けられている際には短観の数値そのものにあまり反応を示さないということもある。それでも、日銀自ら出している統計ということもあり、日銀の金融政策に大きな影響を与える指標だけに国内ばかりでなく海外投資家の注目度も高い。

 ということで、表題の日銀短観を英語で何と言うのかということであるが、これは直接、日銀のサイトで確認いただきたい。日銀では短観発表の際、サイトで英語版も同時に発表しており、それがこちらにある。

http://www.boj.or.jp/en/statistics/tk/tankan12a.htm/

 アドレスでもわかるとおり、日銀短観の英語名は「Tankan」である。「Tankan」で通じるということは、それだけ海外でも浸透している指標であると言える。

 注目度が高く市場への影響も大きい時が多く、また過去の日銀不祥事の影響もあり、この数字はかなり厳重に管理され、日銀総裁も当日にならなければ知らされていない。このあたり、日銀は過去の反省もあってか、徹底している。

 それではなぜ金融政策決定会合の内容が事前にマスコミに漏れたりするのか。そのあたりはかなり不可思議なことではある。


*** 「牛さん熊さんの本日の債券」メルマガ配信のお知らせ ***

 「牛さん熊さんの本日の債券」メルマガ、通称、牛熊メルマガでは毎営業日の朝と引け後に、その日の債券市場の予想と市場の動向を会話形式でわかりやすく解説しています。10年以上も続くコンテンツで、金融市場動向が、さっと読んでわかるとの評判をいただいております。昼にはコラムも1本配信しています。毎営業日3本届いて、価格は税込で月額1050円です。登録申込当月分の1か月は無料でお読み頂けます。ご登録はこちらからお願いいたします。
http://www.mag2.com/m/0001185491.html

講演、セミナー、レポート、コラム執筆等の依頼、承ります。
連絡先:adminアットマークfp.st23.arena.ne.jp
[PR]
by nihonkokusai | 2011-12-16 08:16 | 日銀 | Comments(0)

英国を先に格下げすべきと発言したノワイエ仏中銀総裁

 ECBの政策委員会メンバーであるノワイエ・フランス銀行総裁は、テレグラム紙とのインタビューで、格付け会社について「不可解で不合理だ」と述べるとともに、フランスの前に英国こそ格下げされるべきだと語ったそうである。

 米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日に、ユーロ圏15か国の格付けを「クレジットウォッチ・ネガティブ」にするとした。見直し作業は90日以内に行われ、50パーセント以上の確率で実際に格付けが下げられるそうである。

 格下げされる場合は、最も高いトリプルAの格付けを持つ6か国のうち、ドイツ、オランダ、オーストリア、フィンランド、ルクセンブルクについては最大で1段階、フランスについては最大で2段階の引き下げになるという認識を示した。

 これについてノワイエ総裁はインタビューで「格下げは経済ファンダメンタルズ(基礎的諸条件)に基づき正当化されるとは思わない」と指摘した。それはそれで確かではあろうが、続けて「仮にそうであるなら英国から格下げすべきで、英国の財政赤字の方が大きく、債務も多く、インフレ率が高いうえに成長率は低く、銀行融資も崩れている」と強調したそうである。

 先日のEUサミットでは、ユーロ圏の財政規律強化で基本合意したものの、EUに加盟している27か国による基本条約改正では合意できず、条約改正を通じた財政規律の強化については英国が反対した。英国のキャメロン首相は、首脳会議に提案された内容は英国の国益に沿わなかったと発言していたが、今回のノワイエ総裁の発言は英国への八つ当たりのようにも思えなくもない。

 ここでIMFの財政モニターを元に、イギリスとフランス、ついでに日本の財政赤字と債務残高を比較してみると、財政赤字(2011年予測、GDP比)についてはイギリスが8.5%、フランスが5.8%、日本が10.5%。続いて債務残高(同)は、イギリスが82.9%、フランスが84.8%、日本が233.2%。

 財政赤字についてはイギリスがフランスを上回ってはいるが、債務残高に関してはほぼ同水準と言えるのではなかろうか。

 英国では成長予想の下振れ予想で、2011年と12年の国債発行額見通しを大幅引き上げたが、格付会社フィッチは追加財政赤字削減措置が実施されない限り、英国にはAAA格付けを維持しながら、新たな経済および財政上の衝撃を吸収する財政上の能力はほぼ尽きていると指摘した。

 しかし、S&Pはユーロ圏15か国の格付けを「クレジットウォッチ・ネガティブ」とした際に、特に英国についてはコメントしていなかった。

 EU首脳会議の内容だけで、関連諸国を格下げするぞ、という格付け会社の動きにも問題はあろう。ノワイエ総裁も、格付け会社は「経済よりも政治」を議論するようになっていると述べたそうだが、その通りだと思う。しかし、だからといってある意味フランスの宿命のライバルともいえる英国を巻き込むのはいかがなものかと思うのだが。


*** 「牛さん熊さんの本日の債券」メルマガ配信のお知らせ ***

 「牛さん熊さんの本日の債券」メルマガ、通称、牛熊メルマガでは毎営業日の朝と引け後に、その日の債券市場の予想と市場の動向を会話形式でわかりやすく解説しています。10年以上も続くコンテンツで、金融市場動向が、さっと読んでわかるとの評判をいただいております。昼にはコラムも1本配信しています。毎営業日3本届いて、価格は税込で月額1050円です。登録申込当月分の1か月は無料でお読み頂けます。ご登録はこちらからお願いいたします。
http://www.mag2.com/m/0001185491.html

講演、セミナー、レポート、コラム執筆等の依頼、承ります。
連絡先:adminアットマークfp.st23.arena.ne.jp




[PR]
by nihonkokusai | 2011-12-16 08:09 | 国債 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー