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2009年 05月 27日 ( 2 )

「4月の貿易統計」

 財務省が発表した4月の貿易統計によると、輸出は対前年同月比39.1%減(3月は同45.6%減)となり、輸入は対前年同月比35.8%(同36.7%)の減少となり、差し引き690億円の黒字となった。3月は輸出の改善があまりみられなかったものの、4月は改善傾向となっている。

地域別にみると
対米国では4月は輸出が46.3%減(3月51.4%減)、輸入が29.3%減(同27.6%減)
対EUでは4月は輸出が45.4%減(3月56.1%減)、輸入が31.2%減(同32.8%減)
対アジアは4月は輸出が33.4%減(3月39.5%減)、輸入が28.4%減(同30.2%減)
対中国では4月は輸出が25.8%減(3月31.5%減)、輸入が21.7%減(同20.7%減)

 輸出については、3月にあまり改善がみられなかったEUを中心に改善傾向を示し、輸入については対米国と対中国で改善傾向を示している。1~3月期に比べ4~6月期の景気回復期待が強まっているが、この貿易統計からも景気がやや持ち直しつつあることが伺える。
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by nihonkokusai | 2009-05-27 10:15 | 景気物価動向 | Comments(0)

「米長期金利は3.55%に上昇」

 昨日の米国債券市場で、米10年債利回りは前日比+0.010%の3.55%に上昇した。ここにきて、欧米主体に長期金利上昇への懸念が強まっているが、米長期金利は当面、上昇基調を強めることも予想され、落ち着きどころを探る展開ともなりそうだ。

 昨日も、途中までは米国債はしっかりしていたものの、終わってみると急落していた。朝方は、3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数で全米20都市の価格指数が前年同月比マイナス18.7%と、市場予想以上の低下となったことから、住宅市場の回復には時間を要しそうと、米債は買いが入り、米10年債利回りは一時3.40%まで買われる場面もあった。

 しかし、発表された5月の米消費者信頼感指数が54.9と事前予想を大きく上回り、これをきっかけに株式市場が大幅上昇となったことから、2年国債の入札の行方への警戒心もあって、米債は戻り売りに押された。

 その米2年国債の入札の結果はむしろ良い結果となった。応札倍率は2.94倍と直近では高い水準となり、海外からの需要の目安となる間接入札者の落札も54%と5割を超え、中国含めてアジアからの入札が目立った。

 しかし、今週はまだ27日の350億ドルの5年債入札、28日に260億ドルの7年債入札も控えており、今週の入札規模は総額1010億ドルとなるが、この規模の入札は今後も続くことも予想される。昨日はニューヨーク連銀による国債買い入れオペも実施され、インフレ指数連動債を15.5億ドルを購入したものの、今後の米国債の需給が意識され、またモーゲージに絡んだ売りや、長期金利の3.5%を意識したテクニカル的な売りも入ったとみられ、米債は引けにかけて急落し、3.55%と利回りでは当日の最も高い位置で引けた。これに比べて米2年債の利回りは前日比0.03%上昇の0.92%に止まり、2年と10年の利回り格差は2003年10月以来で最大となった。
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by nihonkokusai | 2009-05-27 09:57 | 債券市場 | Comments(0)
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