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2007年 09月 05日 ( 2 )

「米8月ISM製造業景況感指数」


 米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した8月の製造業景況感指数が昨日発表された。9月18日のFOMCでの金融政策の行方を占う上で、今回は特に経済指標が重視されているだけに今回は特に注目も集った。

 8月の製造業景況感指数(Manufacturing ISM Report on Business)は前月比0.9ポイントの低下となり市場予想とほぼ一致、50は超えたものの、3月以来の低い水準でこれを受けて利下げ期待観測も出たようである。

 ISM(Institute for Supply Management)とは「米サプライ管理協会」とも訳されるが、米企業の購買・調達担当者が組織している非営利団体である。1915年に設立され会員は4万人超。

 ISMが会員に景気の現状を聞き取り、指数化して発表される。製造業約350社の購買担当役員にアンケート調査を実施して作成する景況インデックス。同指数は生産・新規受注・在庫・雇用・入荷遅延などの項目について1か月前と比較して「良い」「同じ」「悪い」から三者択一の回答を行なう方式で作成される。

 毎月第1営業日に前月の調査結果が発表されることで、米国の主要経済指標の中で最も早く発表されることから速報性に優れている。

さらに購買担当者は自社の受注・出荷動向や設備投資動向方針をいち早く知る立場にあることで、景気先行指数の意味合いが強い。このため製造業における景気転換の先行指標ともみられており、50が景気動向の良し悪しを測る分岐点ともなっている。
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by nihonkokusai | 2007-09-05 09:41 | 景気物価動向 | Comments(1)

「秋の個人向け国債の条件」


 9月6日から秋の個人向け国債の募集が開始される。募集期間は9月6日から9月27日。今後の個人向け国債の募集期間は、10年債入札日の翌々営業日から月末最終営業日までとなる。これは10年国債入札の結果により10年変動タイプの初期利子が決定され、さらに今回からは5年固定の条件も10年国債入札日の5年債利回りに応じてに決定されることとなったためである。条件決定から募集開始日まで1日開くのは販売業者の準備のため。発行日は10月15日。

 ちなみに、個人向け国債(固定5年)の条件を決めるための「基準金利」は、募集期間開始日の2営業日前(10年固定利付国債入札日)において、市場実勢利回りを基に計算した期間5年の固定利付国債の「想定利回り」となる。

 ここで「想定利回り」としているのは、「市場実勢利回り」が直近入札された5年国債の利回りを基に算出されるため、条件決定日における直近入札された5年国債の残存期間は5年よりも短くなっていることで、これに「期間修正」を加え残存5年のものとして想定利回りを算出する必要があるためである(キャリー修正)。

 10年変動タイプの初期利子を決める基準金利は10年国債の入札の結果、1.65%となり、初期利子はここから0.8%差し引かれた0.85%となる。

 5年固定タイプの利率の発表は今回から10年入札日の翌朝8時50分となり、本日朝方に財務省から年率1.15%と発表された。
個人向け国債の発行条件等のお知らせ

 7月に発行された前回債は、第19回変動10年の初期利子が1.01%(発行額3,713億円)、第7回固定5年の利率が1.50%(発行額1兆5,964億円)となっており、これにくらべて今回はそれぞれ引下げられている。サブプライム問題などによって長期金利に低下圧力が加わったためだが、5年の利率の引き下げなどにより販売は前回よりはやや落ち込みそうである。
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by nihonkokusai | 2007-09-05 09:15 | 国債 | Comments(0)
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