牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

2007年 06月 21日 ( 3 )

「6月10日の週の対内中長期債の処分額は過去最高を更新」


 財務省が発表した、対外及び対外証券売買契約等の状況(週間、指定報告機関ベース)によると、6月10-16日の対内中長期債は取得3兆1678億円に対し処分が3兆5205億円となった。差し引きでは3527億円の流出超。このうち処分額は統計が現在の方式となった2005年1月以来の過去最高を更新したそうである。所得額は2006年8月27日から9月2日以来の水準に。

 世界的な金利上昇を受けて、海外投資家は入れ替えを含めて売買を積極してきた様子が伺える。それとともに、14日から15日にかけての30年主体の妙な動きも、やはりこういった海外投資家によるものではなかったのではなかろうか。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-06-21 10:46 | Comments(0)

「また反対されたキング総裁」


 昨日20日に、今月7日に行なわれたイングランド銀行の金融政策委員会(MPC)の議事要旨が発表された。この中で、キング総裁は0.25%の利上げに一票入れたものの、結局5対4で利上げは見送りとなったことが明らかとなった。2005年8月にイングランド銀行が利下げを行った際のMPCの採決も、5対 4とこのときもキング総裁は少数派となっていた。キング総裁の意見が通らなかったのはこれで2回目となる。

 コンセンサスを重視しているFOMCで、もしFRB議長の提案が多数決で否定されたりすれば議長の信認が低下し、場合によると辞任に追い込まれるといったこともありうる。

 また5月11日の「若き知」でも指摘したが、日銀の金融政策決定会合では議長提案が出される前に、それぞれの委員の意見がある程度集約される。その結果、4対4に意見が分かれているとみた際には、最終的に議長である総裁が議長提案をどちらで出すのかによって決定されるわけである。このためイングランド銀行のように総裁が結果として少数派になることは、この日銀の金融政策を決める上でのシステムからは考えづらい。

 中央銀行の金融政策の意思決定のやり方については、それぞれの国もしくは地域によって異なってくるが、どのシステムが良いということは言いづらい。しかし、多数決である限り、コンセンサスを重視しての全員一致を原則とするFOMC方式よりも、まさに多数決であるMPCの方式のほうがある意味透明性があるようにも感じるがいかがなものであろうか。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-06-21 09:45 | 日銀 | Comments(0)

スキン変更


ブログのスキンを変更してみました。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-06-21 09:05 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー