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2007年 03月 02日 ( 1 )

「CPIは横ばい、消費はプラス」


 本日発表された1月の全国コアCPIは前年同月比横ばいとなった。市場予想も前年同月比+0.0%となっていた。日銀の福井総裁もゼロ近傍との見方をしており、8か月ぶりに上昇が途絶えたものの、これによる相場への影響は限られた。

 2月の東京都区部コアCPIは前年同月比0.0%となっていた。全国コアCPIのエネルギー価格のウェイトは東京都区部のコアCPIのウエイトよりも高い。ガソリンなど石油製品が値下がりが続くなどエネルギー価格の上昇率は鈍化傾向となっており、2月の全国コアCPIは前年比でマイナスになる可能性が高いとも予想されている。

 日銀も今後のCPIについてはゼロ近傍との表現で一時的なマイナスになる可能性も予想している。しかし、この落ち込みも一時的なもので物価の緩やかな上昇基調に変化はないとみている。問題は春先以降の物価の動向となろう。

 そして、1月の全世帯家計調査(農林漁業世帯含む)によると、1世帯あたりのの消費支出は、物価連動を除いた実質で前年同月+0.6%となった。消費支出が前年を上回ったのは2005年12月以来となった。暖冬や好天の影響で、外食や衣料の初売りなどが好調だったとか。食料は+2.8%、衣料品は+7.7%、交通・通信も+6.2%と増加した。反面、教育や高熱・水道などは減少。また、サラリーマン世帯でも、消費支出はやはり13か月ぶりに+1.0%となり、実収入も+0.7%となっていた。消費は10-12月の回復もあったが、緩やかながらも回復基調を続けているものとみられる。
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by nihonkokusai | 2007-03-02 14:48 | 景気物価動向 | Comments(0)
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