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2007年 02月 02日 ( 2 )

「日本国債の新たな買い手」


 日本国債の買い手のうち海外や国内個人の比率が低いと言われていたが、財務省の努力もあり、徐々にではあるが比率が伸びてきている。私が自分で日銀の資金循環統計から日本国債の国債所有別内訳を算出し始めたのが2002年9月時点からであるが、このときは海外3.7%、家計(個人)2.6%であった。そして直近のデータは2006年9月の海外5.1%、家計(個人)4.5%である。これを金額でみると2002年9月時点で海外184,875億円、家計(個人)130,845億円に対して、2006年9月では海外344,465億円、家計(個人)300,435億円である。2002年9月時点から2006年 9月までの間に、家計はまさに倍以上の増加となっている。海外も倍まではいかないもののそれに近い増加であった。

 そして、昔からの知り合いの方に面白い情報をいただいた。韓国の資産家たちが日本国債の買いに走っているそうなのである。内容については、こちらのページ「日本国債」買いに走る韓国の資産家たちを参照していただきたい。韓国では債券利子に対しては15.4%の利子所得税が掛かるが、為替差益に対しては課税されない点をうまく利用してももののようである。こんな日本国債の買い手もいたとは。
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by nihonkokusai | 2007-02-02 13:08 | 国債 | Comments(2)

「G7」


 ここにきて、9日からドイツのエッセンにて開催される先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が注目され始めた。ドイツの財務相などがG7で円安問題が協議されるとの見通しを明らかにしており、またポールソン米財務長官も一時、円安注視とのコメントも伝えられた。しかし、その後にポールソン長官は円相場は競争が確保された市場で決定とも発言している。そして、この円安問題に絡んでは、日銀に対して円安懸念からG7の財務相などから利上げ圧力が高まるとの観測すら出ているのである。

 しかし、G7が円安を議題に取り上げることはないといった渡辺財務官の発言(1日)もあったように、議題に取り上げられるかどうかも不透明であるのも事実。とはいえ、この流れを期に、日銀が利上げを実施するとの可能性を完全に排除することも難しい。実際に1月の決定会合ではすでに3人の審議委員が利上げを主張していたこともある。久しぶりにG7諸国の財務相や中銀関係者のコメントなどが、債券市場でも注目を集めそうである。
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by nihonkokusai | 2007-02-02 10:32 | 日銀 | Comments(0)
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「債券ディーリングルーム」ブログ版


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