牛さん熊さんブログ

bullbear.exblog.jp ブログトップ

2007年 01月 31日 ( 2 )

「12月の家計調査と鉱工業生産」


 30日に発表された12月家計調査は前年比実質-1.9%と予想の-1.2~-1.3%を下回った。消費支出は12か月連続で前年割れとなり、減少率は 11月の-0.7%よりも拡大した。10-12月期でみると7-9月期に比べて2.5%の上昇となった。「秋までの消費の弱さが薄らぎつつある」との総務省のコメントもあったが、消費の回復にはそれほど力強さも感じられない。勤労者世帯(サラリーマン世帯)の実収入は賞与分を含め96万8162円で 6.5%増加となった反面、実質消費支出は3.3%減っている。その分、貯蓄等に回したものとみられる。

 同時に発表された12月鉱工業生産速報は、前月比+0.7%とこちらは予想の+0.2%~0.4%を上回り、12月鉱工業生産指数は過去最高を更新した。経産省は「生産は上昇傾向」との基調判断を7か月連続で据え置いた。

 自動車をはじめとする輸送機械や一般機械が伸びた反面、IT関連では低下も目立ち、携帯電話などの情報通信機械の生産指数は7.7%の低下、電子部品・デバイスは1.7%の低下となった。さらに出荷が前月比-0.8%と減少していた上に在庫は+1.3%と増加するなど内容はあまり良くない。

 加えて1月の生産予測は前月比-2.8%、2月が+0.1%と今後は伸び悩みと予想されている。1月予測指数が前回予測(-0.8%)に比べても大幅に下方修正された要因は、電子部品・デバイス工業の予測指数が大幅下方修正された点にあるとみられ、IT関連の今後の動向を注意する必要がある。

 12月の家計調査と鉱工業生産を見る限り、日銀の早期追加利上げ観測はさらに後退するものと予想される。福井日銀総裁は12月に利上げを見送った際に、「フォワードルッキングながらも足元の経済物価情勢を無視できない」と発言していたが、その中でも特に個人消費や消費者物価の動向に対して注目していた。1月26日に発表された12月全国消費者物価指数(除く生鮮)は前年比+0.1%となり、市場予想の+0.2%を下回っていた。これに続いて個人消費も予想以上に回復力が鈍いとなると、12月や1月に見送られた利上げを2月に行うことを正当化できるための要因が見当たらない。

 しかし、米国経済が軟着陸をみせつつあり、原油価格の落ち着きや、一時的にせよ円安傾向ともなっており、足元経済については引き続き回復基調にあることも確かである。それがいずれ個人消費などにも影響してくるとみられるが、今はもう少し待つ必要もあるように思われる。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-01-31 13:42 | 景気物価動向 | Comments(2)

「地デジ対応薄型パソコン用ハイビジョンディスプレー」


 Windows Vistaが発売された。Vistaを快適に使うにはハードごと乗り換える必要ありとみているため、当面は導入見合わせるつもり。Vista導入を検討されているならばAERO機能も使える程度の機能を持ったパソコンでなければあまり乗り換える意味もない。AEROを使うには少なくともデュアルコアCPU は必需ともみられる。

 それはさておき、今後、このVistaの普及にあわせて注目されるのが、パソコン用ディスプレーかと思われる。すでにソニーでは大型液晶テレビに接続することを意識したWindows Vista搭載のPCを発表しているが、Vistaの動画機能などを効果的に利用することを考えれば、ディスプレーも高解像度画面が必要になる。というか、地デジ対応液晶テレビがそのままディスプレーとして使うことも考えられるのである。

 パソコンとはパーソナルコンピューターの略語であり、個人つまりは一人で使うことが前提となっている。大型ハイビジョン対応テレビに接続するパソコンは、まさにファミリーユースであり、これはいわばファミコンと呼ばれてもおかしくはない(すでに某ゲームメーカーの登録商標だが)。

 個人がパソコンをデスクの上で使うことを考えれば、さすがにディスプレーの40型とかはかなり無理があり、せいぜい20型あたりが主流となろう。しかし、画面はやや小さくとも高解像度であり、地デジチューナーが内臓され、HDMI端子を備えたものの方が便利が良い。ハイビジョンディスプレーを有効利用するため、パソコン以外のゲーム機やDVDレコーダーとの接続するためのHDMI端子はある意味必須となる。ただしゲーム機ではまだ HDMI端子接続はプレステ3しか対応していないようだが。

 デスク上で使えるもので、ハイビジョン対応ディスプレー、Windows Vistaが使えて、地デジも見ることができて、さらに新型ゲームにも対応となれば、今後はニーズも強まるとみられ、すでに一部そういった液晶テレビも売りだされている。

 たとえば、パソコン用ディスプレーの老舗iiyamaからは、地デジ&アナログチューナー搭載20インチワイド液晶テレビ「ProLite C2010WTV-B1」が発売されている。入力端子は、HDMI、D4、Sビデオ、コンポジットビデオ、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)。価格は6万9800円。

 大手メーカーでは、SONYがさすがに先取りしてかなり前に、BRAVIA 20V型デジタルハイビジョン液晶テレビ KDL20S2000を出している。HDMI入力端子とPC入力端子を備えているが、少し先走りすぎた感もあって、さほど人気化せずにおり、現在ではやや入手が困難か。価格は10万円前後。安売りショップで8万円切るところも。

 そして、イオンで1月から取り扱っている20.1V型デジタルハイビジョン液晶テレビ(DVD内蔵型)DY-LC20SDDシリーズは面白い。DVDプレーヤー内蔵にも関わらず価格が59800円に押さえられている。ただし、こちらはPC入力端子を備えているがHDMI端子がついていない。また購入される際には念の為、イオンなどで画質などのチェックも必要か。

 これからは、より大型で薄型高画質のハイビジョンテレビが居間を独占するとともに、個室ではパソコンとともにこういった中型の地デジ対応薄型パソコン用ハイビジョンディスプレーが普及するのではないかとみている。というより自分でも買いたい。
[PR]
by nihonkokusai | 2007-01-31 13:41 | 趣味関心 | Comments(0)
line

「債券ディーリングルーム」ブログ版


by nihonkokusai
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー